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第2章 俺 覚醒!?
21:グランドクエストⅢ-1
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~翌朝学校~
吉井が朝からやってきた
吉井
「おはよう!次のグランドクエスト発表になったな!」
「え?そうなの」
吉井
「うん…そうだなお前はそういう奴だったな」
お約束である
吉井
「今回のグランドクエストは火山にいるドラゴンに関するものらしい」
「暴れているドラゴンとかいうやつか」
吉井
「良く知っているな?」
「ああ昨日ドワーフのNPCから聞いたよ」
吉井
「そうなのか~俺は聞いたことないけどそういうこと教えてくれるのは友好度とかの関係かな?」
「そうなのかな?」
吉井
「まあ いいや、今回はその暴れているドラゴンを鎮めるために 本作ヒロインのパフィルが立ち上がったというモノらしくその護衛と邪魔してくる連中の排除が目的みたいだな」
「ほうほう、あのパフィルが」
噂で聞いたのだが、前回のクエストでえらくボロボロにされたとか聞いたな
吉井
「なんでも、前回のクエストを経験して人々を守る為に自分ができることをしたいと思ったていう設定らしいな、まあロープレらしい設定だな」
「へ~」
まあ、おもしろそうではあるが今のとこ参加する予定はないな
「まあ、俺は参加しない方向かな目立ちたくないし 安全なとこで待機かな」
吉井
「おっと、それがそうも言ってられないだな」
「?」
吉井
「今回も前回の刺客と同じ組織が絡んでいるらしい、さっき言った妨害してくる連中がそいつ等みたいだぞ」
「え~またくるのかよ」
吉井
「ああ、今回は全フィールドで現れるらしいから 守ってもらうためにも人の多いとこに紛れた方が良いと思うぞ」
「うむ~」
吉井
「木を隠すなら森って感じだ」
「それはそうだが…また大変そうだな…」
吉井
「だな、まあ掲示板で姫騎士親衛隊の連中がまた運営が仕掛けて来るぞって騒いでいるし」
「面倒なことにならなければ良いんだが」
吉井
「まあ、それは無理だろ!まあどの道クエスト開始は明日だ今日いろいろ考えるんだな」
満面の笑みの吉井にケツキックをかました
その日の夕方俺はログインしてみんなと合流すると町の雰囲気が騒がしかった
「なんだろう?」
街のメイン通りに人だかりができている
アクア
「主どうやらあそこで何か配っているみたいです」
俺達は人だかりの方へ行ってみると、沢山の積荷が乗った荷台の上から人が叫んでいる。
NPC
「さあ これは友好の品だ、みんないるモノを言ってくれ、ロングソード、レイピア、槍、メイル、シールドなど武具に始まり、包丁、クワなどもある必要なものをいってくれ」
騎士の様なカッコをした女性ドワーフが叫んでいる
「これがこの前言っていた友好の証ってやつか」
配布にみんな並びそれぞれが武具などを受け取っている
NPC
「なお!今回は国王からの指示で火山で暴れているドラゴン討伐が近くある、その討伐に参加するものには奨励金を渡してる」
ドラゴン討伐?今度のグランドクエストに絡んでいるだろうか?どうやら配布はNPCだけでなくプレイヤーへも渡しているところを見ると給付、参加賞みたいなものだろうか
「あんないっぱいの武器を配布するなんて太っ腹ですね」
俺がアクアさんに同意を求めると
アクア
「ええ」
なんか浮かない顔をしている
先生
「小僧!空気を読まんか」
先生に尻を叩かれる
「えええ?!痛いなんだよ先生…」
そんな中一部のプレイヤーがおかしな行動をしていた
プレイヤー
「これはダメだな…」
「俺もいらん」
一部のプレイヤーが武器、防具を捨てているのだ
「どうしたんですか?」
俺が近寄り聞くと
プレイヤー
「ああ この配布されている武器なんだがどうも質が悪くてね」
「質?」
プレイヤー
「ああ、俺は鍛冶スキルをとっているんだが こんな武器なら俺の作った方がマシだ」
「そうなんですか?」
プレイヤー
「攻撃力はそこそこだがこんなものはすぐ壊れるぞ、よかったらこれやるよ」
そういって剣をくれた
路地裏の鍛冶屋さん達もコピーだとか言っていたけどそれと関係しているのだろうか?
俺達は少しその場から離れた場所で
「ロジィエさんこの武器そんなに質がよくないんですか?」
ロジェエさんの前に剣を置くと箱の中から手を出して箱の中に入れて鑑定を始める
ロジィエ
「う~ん そうですね、なんというかタダ鉄の塊を剣の形にしただけのモノと言いましょうか、付与も微小、使い手を考えてないですね!それにまったく精霊の波動を感じない…?いや 微小に感じるのですがなにか嫌な感じが…なんでしょうか」
そういうと ロジィエさんは考え込んでしまった
とりあえずここにいても仕方がないので、当初の予定していたグランドクエスト内容を確認すべく栗丸君ボードを探すことにした。
その頃武器などを配り終えた荷台の上の女ドワーフ二人が何か話している。
女ドワーフ
「ミリル様 予定は順調に進んでおります」
ミリルと呼ばれた女性は
ミリル
「そうか、今回は二段構えの策…ここまでやって失敗はゆるされない」
女ドワーフ
「あと少し気になる情報が」
ミリル
「ふむ」
女ドワーフ
「箱投げの滝がある村で騒ぎがありまして」
ミリル
「あの村で騒ぎ?」
女ドワーフ
「はい、なんでも伝説のクリエイトの霊が出たとか」
ミリル
「ふん、下らぬ」
女ドワーフ
「如何致しましょう」
ミリル
「ふん、ほっておけ それよりもドラゴン討伐令の徹底を急げ」
女ドワーフ
「わかりました…」
ミリル
「では後は頼む…」
そう言って去って行く男騎士がポツリと
「ロジィエ…」
吉井が朝からやってきた
吉井
「おはよう!次のグランドクエスト発表になったな!」
「え?そうなの」
吉井
「うん…そうだなお前はそういう奴だったな」
お約束である
吉井
「今回のグランドクエストは火山にいるドラゴンに関するものらしい」
「暴れているドラゴンとかいうやつか」
吉井
「良く知っているな?」
「ああ昨日ドワーフのNPCから聞いたよ」
吉井
「そうなのか~俺は聞いたことないけどそういうこと教えてくれるのは友好度とかの関係かな?」
「そうなのかな?」
吉井
「まあ いいや、今回はその暴れているドラゴンを鎮めるために 本作ヒロインのパフィルが立ち上がったというモノらしくその護衛と邪魔してくる連中の排除が目的みたいだな」
「ほうほう、あのパフィルが」
噂で聞いたのだが、前回のクエストでえらくボロボロにされたとか聞いたな
吉井
「なんでも、前回のクエストを経験して人々を守る為に自分ができることをしたいと思ったていう設定らしいな、まあロープレらしい設定だな」
「へ~」
まあ、おもしろそうではあるが今のとこ参加する予定はないな
「まあ、俺は参加しない方向かな目立ちたくないし 安全なとこで待機かな」
吉井
「おっと、それがそうも言ってられないだな」
「?」
吉井
「今回も前回の刺客と同じ組織が絡んでいるらしい、さっき言った妨害してくる連中がそいつ等みたいだぞ」
「え~またくるのかよ」
吉井
「ああ、今回は全フィールドで現れるらしいから 守ってもらうためにも人の多いとこに紛れた方が良いと思うぞ」
「うむ~」
吉井
「木を隠すなら森って感じだ」
「それはそうだが…また大変そうだな…」
吉井
「だな、まあ掲示板で姫騎士親衛隊の連中がまた運営が仕掛けて来るぞって騒いでいるし」
「面倒なことにならなければ良いんだが」
吉井
「まあ、それは無理だろ!まあどの道クエスト開始は明日だ今日いろいろ考えるんだな」
満面の笑みの吉井にケツキックをかました
その日の夕方俺はログインしてみんなと合流すると町の雰囲気が騒がしかった
「なんだろう?」
街のメイン通りに人だかりができている
アクア
「主どうやらあそこで何か配っているみたいです」
俺達は人だかりの方へ行ってみると、沢山の積荷が乗った荷台の上から人が叫んでいる。
NPC
「さあ これは友好の品だ、みんないるモノを言ってくれ、ロングソード、レイピア、槍、メイル、シールドなど武具に始まり、包丁、クワなどもある必要なものをいってくれ」
騎士の様なカッコをした女性ドワーフが叫んでいる
「これがこの前言っていた友好の証ってやつか」
配布にみんな並びそれぞれが武具などを受け取っている
NPC
「なお!今回は国王からの指示で火山で暴れているドラゴン討伐が近くある、その討伐に参加するものには奨励金を渡してる」
ドラゴン討伐?今度のグランドクエストに絡んでいるだろうか?どうやら配布はNPCだけでなくプレイヤーへも渡しているところを見ると給付、参加賞みたいなものだろうか
「あんないっぱいの武器を配布するなんて太っ腹ですね」
俺がアクアさんに同意を求めると
アクア
「ええ」
なんか浮かない顔をしている
先生
「小僧!空気を読まんか」
先生に尻を叩かれる
「えええ?!痛いなんだよ先生…」
そんな中一部のプレイヤーがおかしな行動をしていた
プレイヤー
「これはダメだな…」
「俺もいらん」
一部のプレイヤーが武器、防具を捨てているのだ
「どうしたんですか?」
俺が近寄り聞くと
プレイヤー
「ああ この配布されている武器なんだがどうも質が悪くてね」
「質?」
プレイヤー
「ああ、俺は鍛冶スキルをとっているんだが こんな武器なら俺の作った方がマシだ」
「そうなんですか?」
プレイヤー
「攻撃力はそこそこだがこんなものはすぐ壊れるぞ、よかったらこれやるよ」
そういって剣をくれた
路地裏の鍛冶屋さん達もコピーだとか言っていたけどそれと関係しているのだろうか?
俺達は少しその場から離れた場所で
「ロジィエさんこの武器そんなに質がよくないんですか?」
ロジェエさんの前に剣を置くと箱の中から手を出して箱の中に入れて鑑定を始める
ロジィエ
「う~ん そうですね、なんというかタダ鉄の塊を剣の形にしただけのモノと言いましょうか、付与も微小、使い手を考えてないですね!それにまったく精霊の波動を感じない…?いや 微小に感じるのですがなにか嫌な感じが…なんでしょうか」
そういうと ロジィエさんは考え込んでしまった
とりあえずここにいても仕方がないので、当初の予定していたグランドクエスト内容を確認すべく栗丸君ボードを探すことにした。
その頃武器などを配り終えた荷台の上の女ドワーフ二人が何か話している。
女ドワーフ
「ミリル様 予定は順調に進んでおります」
ミリルと呼ばれた女性は
ミリル
「そうか、今回は二段構えの策…ここまでやって失敗はゆるされない」
女ドワーフ
「あと少し気になる情報が」
ミリル
「ふむ」
女ドワーフ
「箱投げの滝がある村で騒ぎがありまして」
ミリル
「あの村で騒ぎ?」
女ドワーフ
「はい、なんでも伝説のクリエイトの霊が出たとか」
ミリル
「ふん、下らぬ」
女ドワーフ
「如何致しましょう」
ミリル
「ふん、ほっておけ それよりもドラゴン討伐令の徹底を急げ」
女ドワーフ
「わかりました…」
ミリル
「では後は頼む…」
そう言って去って行く男騎士がポツリと
「ロジィエ…」
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