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第2章 俺 覚醒!?
16:パニックボックス
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「やっと外に出れた」
アクア
「目が慣れてなくて眩しいです」
ヨッジー
「ダイン!聞こえるか!」
「お!*フレンドコール…ヨッジーどうした?」
*フレンド同士であれば離れた場所でも対話が可能なシステム
ヨッジー
「どうしたじゃないよ、インしてるけど対話できないしお前どこに行ってたんだよ」
「いや、ちょっと滝に落とされてダンジョンを彷徨ってたんだが…」
ヨッジー
「落とされた?しかも滝下にダンジョンがあったとは…チャットも繋がらんとは何か特殊なのかな?」
「さあ?よくわからんが今村はずれだとおもうけど、祠の近くにいるぞ」
ヨッジー
「祠が洞窟の入り口か~まあ後で掲示板にでもUPして情報集めておくか」
その後大勢のプレイヤー達が探索に訪れ、鍛冶職の採掘地と有名になるのは先の話だ。
ヨッジー
「それよりダイン合わせたい人?というかドワーフがいるんだけど、ちょっと町の食堂まで来てくれないか」
「おう、いいぜ俺も会わせたい人がいるしな」
俺達は町の食道に向かって歩き出したが、洞窟内では暗かったこともあってあまり気にしてなかったが、宝箱がぴょんぴょん器用に跳ねながら移動するのは……
~町の食堂~
ヨッジー
「おう!やっと来たか…って!?」
ヨッジーが俺を見て、いや正確には動く箱を見て絶句している
「まあ、そのいろいろ事情があって…」
ロジィエさんは洞窟から出た後も箱から出ていなかった
ヨッジー
「えっとでっかいミミックを仲間にしたのかな?」
「いや、そうじゃなくてだな」
俺がロジィエさんを見ると
ロジィエ
「ダインさんのお友達ですか?初めましてロジィエと申します」
ヨッジー
「!?」
ヨッジー本日2回目の絶句
ヨッジー
「ミミックがしゃべった?!」
ロジィエ
「あの~私カッコはこんなですが一応ドワーフなんです」
「!?」
はい、3回目
ヨッジー
「え!?あ?そうなんですね、あの俺ヨッジーですダインの友達です宜しく」
ヨッジー絶句の状態異常から回復、
「まあ そういうわけでこの人が俺のサポートシステムキャラになんだ」
ヨッジー
「…まあなんというか、今に始まったことじゃないが…凄いなお前いろんな意味で」
半ば呆れ顔で見られた(涙)
「それはさて置き、ヨッジーも合わせたい人がいるとか?」
ヨッジー
「おお!そうだった ターボさんちょっと良いですか?」
ヨッジーがカウンターで飲んでいる青年っぽいドワーフがこちらにやってきた
???
「おう!ヨッジーなんだい」
軽く酔っている青年ドワーフ、髭は武将ひげで目は細目く垂れた感じだ、
ヨッジー
「ターボさんこちらが俺のフレンドのダインだ」
ターボ
「おう!噂はいろいろヨッジーから聞いてるぜ、宜しくな」
「こちらこそ」
差し出された手は豆が潰れた跡が沢山あり職人の手といった感じだ。
ヨッジー
「ターボさんとはこの町の食堂で出会って意気投合したんだ、新たなことにチャレンジしてく考えが気に入ってな!」
ターボ
「うむ!これからのドワーフは武器だけじゃなくていろいろな可能性にチャレンジせねば、そこでこれから旅するヨッジー殿といろいろ廻ろうかと」
肩を組んで笑いあっている二人、
ターボ
「とりあえず目標は首都だ!あそこではドワーフの器用さを巧みに生かした、パテシエという職業が流行っているらしい」
「パテシエ?!」
俺は思わず声に出してしまった
ターボ
「うむ、菓子などを作る職業でな!器用さを生かしてそれを芸術の域にまで高めるとか」
ドワーフがパテシエか…
ターボ
「地味な武具製作よりも、華やかなことに腕を生かすのも悪くない!はははは!」
ターボさんが誇らしげに笑っていると
ロジィエ
「そうですね~そういう道もありかもしれん、ただ武具製作も華やかな面もあるんですよ」
ロジィエさんが急に前に出てきて話し出した。
ロジィエ
「気持ちを込めた武器は精霊が宿り、主人と一緒に敵の経験値を得て成長します、武器のランクによって上限はありますが、成長していく武具は美しいです!」
急に暑く語りだしたロジィエさんに辺りが静まり返る、
ロジィエ
「そもそもですね、武器は作ったら終わりじゃなくて成長という点がすごくてですね、中には昇華といってある程度行くと武器自体が生まれ変わる為の試練が生まれたり、スキルが発生したり…」
場の空気も読まず熱く語るロジィエさん、
静まった理由が話の内容というより…
箱が急に喋り出したことに
ターボ
「あのそちらは…」
ロジィエ
「あ、これは失礼を私はロジィエというしがない鍛冶屋です」
その言葉に周りが凍る
そして少し経ちひそひそ声が
おい、ミミックを仲間にした珍しいやつかとおもったが喋ってるぞ
ロジィエ?どこかで聞いたことあるような
箱の中から声が聞こえるよな
…箱…ロジィエ!?
まさか…あの伝説のクリエイターが化けて出て…
NPC達
「きゃーーーーー!」
「俺はお化けはだめなんだー!」
店内はパニックになった
「これはやばいな…」
俺が呆然としていると……
アクア
「とりあえず落ち着きましょう!ってきゃーひっぱらないで」
混乱で人々が錯乱してる中で誰かが変装の装備に躓きそのまま装備が外れてしまった
プレイヤー達
おおおー!姫騎士だ!
あっちに居たぞ!
今度はプレイヤーが騒ぎ出した
先生
「これはマズイ撤収じゃ」
「にげるぞーー!」
俺はロジィエさんを抱え、アクアさんの手を引き
少し離れた廃屋の中で
「なんとか巻いたな」
アクア
「ええ・・・なんとかそろそろ手を放してもらえると…」
「あ!すみません」
俺はアクアさんの手を離し、抱えたロジィエさんを降ろした。
ロジィエ
「すみません、私のせいで」
「まあ、気にしないで下さい」
この町には当面これそうにないな…いろいろ見たかったのに(涙)
こうして俺達はその日の内に次の村へと旅立った。
アクア
「目が慣れてなくて眩しいです」
ヨッジー
「ダイン!聞こえるか!」
「お!*フレンドコール…ヨッジーどうした?」
*フレンド同士であれば離れた場所でも対話が可能なシステム
ヨッジー
「どうしたじゃないよ、インしてるけど対話できないしお前どこに行ってたんだよ」
「いや、ちょっと滝に落とされてダンジョンを彷徨ってたんだが…」
ヨッジー
「落とされた?しかも滝下にダンジョンがあったとは…チャットも繋がらんとは何か特殊なのかな?」
「さあ?よくわからんが今村はずれだとおもうけど、祠の近くにいるぞ」
ヨッジー
「祠が洞窟の入り口か~まあ後で掲示板にでもUPして情報集めておくか」
その後大勢のプレイヤー達が探索に訪れ、鍛冶職の採掘地と有名になるのは先の話だ。
ヨッジー
「それよりダイン合わせたい人?というかドワーフがいるんだけど、ちょっと町の食堂まで来てくれないか」
「おう、いいぜ俺も会わせたい人がいるしな」
俺達は町の食道に向かって歩き出したが、洞窟内では暗かったこともあってあまり気にしてなかったが、宝箱がぴょんぴょん器用に跳ねながら移動するのは……
~町の食堂~
ヨッジー
「おう!やっと来たか…って!?」
ヨッジーが俺を見て、いや正確には動く箱を見て絶句している
「まあ、そのいろいろ事情があって…」
ロジィエさんは洞窟から出た後も箱から出ていなかった
ヨッジー
「えっとでっかいミミックを仲間にしたのかな?」
「いや、そうじゃなくてだな」
俺がロジィエさんを見ると
ロジィエ
「ダインさんのお友達ですか?初めましてロジィエと申します」
ヨッジー
「!?」
ヨッジー本日2回目の絶句
ヨッジー
「ミミックがしゃべった?!」
ロジィエ
「あの~私カッコはこんなですが一応ドワーフなんです」
「!?」
はい、3回目
ヨッジー
「え!?あ?そうなんですね、あの俺ヨッジーですダインの友達です宜しく」
ヨッジー絶句の状態異常から回復、
「まあ そういうわけでこの人が俺のサポートシステムキャラになんだ」
ヨッジー
「…まあなんというか、今に始まったことじゃないが…凄いなお前いろんな意味で」
半ば呆れ顔で見られた(涙)
「それはさて置き、ヨッジーも合わせたい人がいるとか?」
ヨッジー
「おお!そうだった ターボさんちょっと良いですか?」
ヨッジーがカウンターで飲んでいる青年っぽいドワーフがこちらにやってきた
???
「おう!ヨッジーなんだい」
軽く酔っている青年ドワーフ、髭は武将ひげで目は細目く垂れた感じだ、
ヨッジー
「ターボさんこちらが俺のフレンドのダインだ」
ターボ
「おう!噂はいろいろヨッジーから聞いてるぜ、宜しくな」
「こちらこそ」
差し出された手は豆が潰れた跡が沢山あり職人の手といった感じだ。
ヨッジー
「ターボさんとはこの町の食堂で出会って意気投合したんだ、新たなことにチャレンジしてく考えが気に入ってな!」
ターボ
「うむ!これからのドワーフは武器だけじゃなくていろいろな可能性にチャレンジせねば、そこでこれから旅するヨッジー殿といろいろ廻ろうかと」
肩を組んで笑いあっている二人、
ターボ
「とりあえず目標は首都だ!あそこではドワーフの器用さを巧みに生かした、パテシエという職業が流行っているらしい」
「パテシエ?!」
俺は思わず声に出してしまった
ターボ
「うむ、菓子などを作る職業でな!器用さを生かしてそれを芸術の域にまで高めるとか」
ドワーフがパテシエか…
ターボ
「地味な武具製作よりも、華やかなことに腕を生かすのも悪くない!はははは!」
ターボさんが誇らしげに笑っていると
ロジィエ
「そうですね~そういう道もありかもしれん、ただ武具製作も華やかな面もあるんですよ」
ロジィエさんが急に前に出てきて話し出した。
ロジィエ
「気持ちを込めた武器は精霊が宿り、主人と一緒に敵の経験値を得て成長します、武器のランクによって上限はありますが、成長していく武具は美しいです!」
急に暑く語りだしたロジィエさんに辺りが静まり返る、
ロジィエ
「そもそもですね、武器は作ったら終わりじゃなくて成長という点がすごくてですね、中には昇華といってある程度行くと武器自体が生まれ変わる為の試練が生まれたり、スキルが発生したり…」
場の空気も読まず熱く語るロジィエさん、
静まった理由が話の内容というより…
箱が急に喋り出したことに
ターボ
「あのそちらは…」
ロジィエ
「あ、これは失礼を私はロジィエというしがない鍛冶屋です」
その言葉に周りが凍る
そして少し経ちひそひそ声が
おい、ミミックを仲間にした珍しいやつかとおもったが喋ってるぞ
ロジィエ?どこかで聞いたことあるような
箱の中から声が聞こえるよな
…箱…ロジィエ!?
まさか…あの伝説のクリエイターが化けて出て…
NPC達
「きゃーーーーー!」
「俺はお化けはだめなんだー!」
店内はパニックになった
「これはやばいな…」
俺が呆然としていると……
アクア
「とりあえず落ち着きましょう!ってきゃーひっぱらないで」
混乱で人々が錯乱してる中で誰かが変装の装備に躓きそのまま装備が外れてしまった
プレイヤー達
おおおー!姫騎士だ!
あっちに居たぞ!
今度はプレイヤーが騒ぎ出した
先生
「これはマズイ撤収じゃ」
「にげるぞーー!」
俺はロジィエさんを抱え、アクアさんの手を引き
少し離れた廃屋の中で
「なんとか巻いたな」
アクア
「ええ・・・なんとかそろそろ手を放してもらえると…」
「あ!すみません」
俺はアクアさんの手を離し、抱えたロジィエさんを降ろした。
ロジィエ
「すみません、私のせいで」
「まあ、気にしないで下さい」
この町には当面これそうにないな…いろいろ見たかったのに(涙)
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