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第2章 俺 覚醒!?
15:黒いゴーレム
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それから俺達はロジィエさんの案内で地上へ向けて移動を開始した、
「ロジィエさん ボスってどんな何ですか?」
ロジィエ
「そうですね~ゴーレムタイプで暗黒系の魔法を使う感じだったかしら」
「ふむふむ」
ロジィエ
「体格は2mくらいの大柄で武器は特に使わない感じだったとかしら」
ピョンピョン
器用に飛びながら着いてくるロジィエさんにそのことを聞いて良いのか…
ロジィエ
「あとはモンスターの通った後はボロボロになるとかいってましたね」
パワータイプの敵かな?
俺はアンデットマスターのスキルを使い
いろんな地霊などにも話を聞いた
霊
「あれは闇を食らう者だ」
「非常に防御力が高い」
「儂等では敵わん」
「状態異常系の魔法を使ってくるぞ」
など、有力な情報はいくつかもらえた
「ふむ、どうやら防御力が高くて、状態異常もつかって来るみたいですね」
ロジィエ
「え?一体どこからそんな情報を?」
「え?霊から」
ロジィエ
「…変わってらっしゃるんですね、あなたの主」
アクア
「よく言われます」
「え?!ちょっとまってよ」
あんたらに言われたくない!
などと会話をしながら霊たちに道中安全な道を教えてもらい、
途中の雑魚敵などを倒して少しでもレベルUPに努めた
その結果
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ダイン
レベル23
職業テイマー
HP200
MP180
スキル
アンデットマスター
槍術8
・追槍
・連突
NEW 一槍撃:渾身の一撃を込めた突きを放つ(通常攻撃×2.5倍)
盾術3
ターボシールド 通常より防御力を高めたガードができる(通常の1.2倍)
ニードルシールド 相手の攻撃時に盾で防御すると反射ダメージ
継承スキル 憤怒の矛
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
姫騎士 アクア
レベル20
状態 ダインに従族
HP190
MP170
スキル
剣術5
・ツインヒット 剣による2回攻撃
・NEW:スマッシュヒット 剣による強打(通常攻撃×1.5)
光魔法3
・シャイン
・ NEW:プリズムエール 状態異常を1つ回復
舞踏5
・NEW:流れる足さばき (常時スキル)回避率+3%
継承スキル
ティンクルステップ
継承主:シュピーゲル
・ソードダンサー
・スタッカート
・ NEW:ステップガード 使用時に回避率をUP小
装備 姫騎士の剣 アクアローズ(レベル不足によりペナルティ命中率20%)
姫騎士の鎧 アクアベール(レベル不足により性能減80%)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
底上げは出来た感じかな?
あの休憩所から30分くらい経っただろうか
ロジィエさんが足を止めて
ロジィエ
「あそこの坂を上ったところに居るはずです」
俺達は指差す方を見ると、そこは少し急な坂があった
「アクアさん、先生準備は」
アクア
「大丈夫です」
先生
「準備も何も儂は何も出来んし」
俺達は覚悟を決めて坂を上った
ズドン!
急に視界が真っ暗になった
???
「ココカラサキハトオサナイ」
そこには大きな黒いゴーレムがいた
ロジィエさんの説明通り体格は2m位で武器はないが、大きな拳を持っていた
???
「オヤ?ヒトリジャナイ」
ゴーレムはこちらを睨みつけてきた
「ロジィエさん安全なとこに、アクアさん行きますよ!」
アクア
「はい!」
先生
「我を忘れるでないー!」
先生が叫ぶ
俺達は左右に分かれ
「新しいスキルを試させてもらう一槍撃!」
アクア
「私も行きます!スマッシュヒット!」
カキン!
スカ!
武器の金属音と豪快な空振りの音が響く
「固いぞ!手が痺れる」
アクア
「…すみません当たりませんでした」
お約束ですね…
???
「ウオオオオーニガサナイ、オレノ オイシイ ゴチソウ」
ごちそう?
ゴーレムは不思議な雄たけびを揚げて迫ってきた
ズシ!
重い拳が振り抜かれ俺は咄嗟に盾でガード
吹っ飛ばされるかとおもったが、思ったより力は強くないようで簡単にガードできた
???
「ウオオ!クラエ」
突如ゴーレムの口から黒い煙が撒かれる
目の前が霞む
「うお!なんだこれ目が」
先生
「状態異常攻撃じゃ!距離を取れ!」
先生が叫ぶ
アクア
「目が!これじゃ攻撃が当てられません」
先生
「大丈夫じゃアクア、お前の攻撃は普通で当たらん」
アクア
「はい(涙)」
「先生冗談言ってる場合じゃなくて、アクアさんさっき覚えた状態異常回復を」
我に返るアクアさん
アクア
「そうでした!私にはそれがあります!プリズムエール!」
アクアさんの手から光が撒かれて
「お!目が治った!」
アクア
「やりました!」
さて、ここまでは大体予想通り
ゴーレムの固い防御
状態異常
パワータイプ
嫌なタイプだが……ならばこの前妖精と話した秘策を
「アクアさん 状態異常回復に専念してください、戦闘は俺が行きます」
アクア
「え!でも」
「大丈夫です、秘策があります!」
アクア
「わかりました」
アクアさんが後衛に周り俺は前衛に出た
「さて 相棒……例のヤツやってみますか」
俺はガラスの手槍を抜きそう武器にいうと任せろと言わんばかりに光ったように見えた
「おら!かかってこい!黒の岩ころ!」
俺が挑発すると
「オオオオオ!オマエオイシクナイ!ハイジョ」
こちらに向かってきた
「ニードルシールド!憤怒の矛!」
俺はニードルシールドと憤怒の矛を展開し、防ぎ難い攻撃は盾で防ぎニードルでダメージを与えつつ、手槍で防げる攻撃は手槍で受け止めてダメージを蓄積した。
これは手槍の精霊ヴェールと話して分かったことだがガラスの手槍は攻撃すると砕けるが、攻撃しなければ大抵の攻撃なら砕けないほど頑丈らしい…原理は分からんがなぜ攻撃するとダメなんだ……
ともあれ妖精の説明通りゴーレムの攻撃を受けてもまったく壊れるそぶりも無いガラスの手槍
「よし!良い感じだ」
俺が盾で攻撃、槍で防御をしていると、
『ロジックスキル開眼』
急にウィンドウ画面が現れた
画面を読むと
『ロジックスキル』
ある特定のスキルの組み合わせを伸ばした者、又は特殊な行動、攻撃を繰り返したものが覚えることができるスキル
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
発現スキル 矛盾
矛盾 3
NEW盾攻撃術:盾を攻撃に使うスキル
NEWシールドアタック:盾の防御力を攻撃力に変換し攻撃を行う
但し、使用時は盾の防御力は0となる
NEW 武器防御術:武器での受け身、攻撃回避、切り替えしなどに特化したスキル
NEWブレードガード:武器の攻撃力を防御力に変換し身を守る、使用時は
武器での防御、受け流しなどにアシスト機能が付く但し、
使用時は武器の攻撃力は0になる
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
…う~ん、これは便利なのかな、しかも矛盾ってまあぴったりと言えばぴったりの名前だけど
「ロジックスキル シールドアタック!ブレードガード!」
俺がスキルを発動すると盾が薄らと赤く、手槍が青く光出した!
ゴーレムの攻撃に合わせて手槍を構えると自動的に位置が調整されて見事にガード。
「おお、これがアシストか衝撃もさっきと比べると少ないな」
そして、ガードした後に盾で体当たりをかますとゴーレムが少し押し返すことが出来た。
「いけるぞ!」
俺は武器のガードと盾の攻撃を繰り返すとゴーレムの声に焦りが滲む、
???
「ココノ ヤミハ ゴクジョウ オレノモノ」
「そんなこと知るかー!」
ゴーレムがブレスを連続散布してくるが……
アクア
「プリズムエール!」
アクアさんが後方からそれを掻き消す、
「相棒そろそろ行けるか?」
俺が手槍に言うと頷くように光る!
「んじゃ 行きますか!」
俺は少しゴーレムから距離を取りアクアさんの所まで後退し……
「アクアさん、先生見ててくださいね、俺の秘策を!」
俺は手槍を握りしめる!
「いっけーー!」
俺は手槍の柄を持ち思いっ切り振りかざすと、
ポキ!
柄から剣先が折れそのまま敵へ飛んでいく、しかも妖精が微調整をしてるので軌道修正までしてくれている。
ピューーン!
剣先はそのままゴーレムを突き抜けた!
「ヤミ…オレノ…」
ゴーレムが徐々に崩れ始めそして砂へ変わった、
ロジィエさんがその砂の元へ行き砂を鑑定している
ロジィエ
「この砂からは魔力が感知できませんでした、代わりに負のオーラが多く感知されてました」
「負のオーラ?」
ロジィエ
「私もそこまでは詳しくはないのですが、ゴーレムを動かすにはそれなりの代償が必要で通常は素材に込めた魔力よって動くのですが、このように永久的に動くものは他から吸収しなければなりません」
「ふむ」
ロジィエ
「私のスキルで素材鑑定したところ魔力は感知されず、負のオーラが感知できました…」
少し間が空いて……
ロジィエ
「負のオーラは人の絶望や悲しみなどの感情から発せられるものです…もしかしたら私の闇がここまでこのゴーレムを肥大化させたのかもしれませんね」
ずっと砂を見ていた
「ロジィエ!そんな落ち込まないで!俺等勝ったんですよ」
俺はロジィエさんを励ます様に大きな声で言った
ロジィエ
「そうですね」
そういって笑ってくれた
そして話はゴーレムを倒した技の話題となった
「ふふふ!みんな見てくれた俺の新しい技?」
アクア
「ええ!あんなのいつの間に」
「ふふ!妖精と話してて思いついたんだ!」
アクア
「妖精さんとですか!私の武器にもいるのでしょうか」
アクアさんは武器をじーっと見ている
先生
「調子に乗るでないわ!まだまだそんなレベルじゃない!」
相変わらず厳しい先生
アクア
「ううう」
落ち込むアクアさん…
そんな話をしながらステータスを確認すると新たな技が乗っていた、
オリジナル技 修得
またウィンドウ画面が出た俺は画面を見て固まった……
修得技
投げ槍
武器の性能を極限まで引出し敵に大ダメージを与える
但し、極限まで引き出した武器は破壊される
スキル名が投げ槍って…
何というか…ダサいとかいう以前に…
俺が固まって居るとロジィエさんがこちらにきて
ロジィエ
「妖精さんから話があるみたいです」
そこから…妖精と俺と技名を巡ってまた喧嘩になったのは言うまでもない
ヴェール
「なんなのよ!あの名前!私も確認したけど」
「俺が付けたんじゃない!」
ヴェール
「あんたがへなちょこだからあんな名前になるのよ!」
「なんだと~~~~~!」
ロジィエ
「また!シンクロが反転……まったく面白い人ですね」
(ほんとに彼が来てくれてよかった……何もかも諦めてここに閉じこもってたけど、胸につかえる何かが日に日に大きくなっていた、そんな矢先に彼等に出会えたのは幸運だったのかもしれない)
「ロジィエさん ボスってどんな何ですか?」
ロジィエ
「そうですね~ゴーレムタイプで暗黒系の魔法を使う感じだったかしら」
「ふむふむ」
ロジィエ
「体格は2mくらいの大柄で武器は特に使わない感じだったとかしら」
ピョンピョン
器用に飛びながら着いてくるロジィエさんにそのことを聞いて良いのか…
ロジィエ
「あとはモンスターの通った後はボロボロになるとかいってましたね」
パワータイプの敵かな?
俺はアンデットマスターのスキルを使い
いろんな地霊などにも話を聞いた
霊
「あれは闇を食らう者だ」
「非常に防御力が高い」
「儂等では敵わん」
「状態異常系の魔法を使ってくるぞ」
など、有力な情報はいくつかもらえた
「ふむ、どうやら防御力が高くて、状態異常もつかって来るみたいですね」
ロジィエ
「え?一体どこからそんな情報を?」
「え?霊から」
ロジィエ
「…変わってらっしゃるんですね、あなたの主」
アクア
「よく言われます」
「え?!ちょっとまってよ」
あんたらに言われたくない!
などと会話をしながら霊たちに道中安全な道を教えてもらい、
途中の雑魚敵などを倒して少しでもレベルUPに努めた
その結果
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ダイン
レベル23
職業テイマー
HP200
MP180
スキル
アンデットマスター
槍術8
・追槍
・連突
NEW 一槍撃:渾身の一撃を込めた突きを放つ(通常攻撃×2.5倍)
盾術3
ターボシールド 通常より防御力を高めたガードができる(通常の1.2倍)
ニードルシールド 相手の攻撃時に盾で防御すると反射ダメージ
継承スキル 憤怒の矛
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
姫騎士 アクア
レベル20
状態 ダインに従族
HP190
MP170
スキル
剣術5
・ツインヒット 剣による2回攻撃
・NEW:スマッシュヒット 剣による強打(通常攻撃×1.5)
光魔法3
・シャイン
・ NEW:プリズムエール 状態異常を1つ回復
舞踏5
・NEW:流れる足さばき (常時スキル)回避率+3%
継承スキル
ティンクルステップ
継承主:シュピーゲル
・ソードダンサー
・スタッカート
・ NEW:ステップガード 使用時に回避率をUP小
装備 姫騎士の剣 アクアローズ(レベル不足によりペナルティ命中率20%)
姫騎士の鎧 アクアベール(レベル不足により性能減80%)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
底上げは出来た感じかな?
あの休憩所から30分くらい経っただろうか
ロジィエさんが足を止めて
ロジィエ
「あそこの坂を上ったところに居るはずです」
俺達は指差す方を見ると、そこは少し急な坂があった
「アクアさん、先生準備は」
アクア
「大丈夫です」
先生
「準備も何も儂は何も出来んし」
俺達は覚悟を決めて坂を上った
ズドン!
急に視界が真っ暗になった
???
「ココカラサキハトオサナイ」
そこには大きな黒いゴーレムがいた
ロジィエさんの説明通り体格は2m位で武器はないが、大きな拳を持っていた
???
「オヤ?ヒトリジャナイ」
ゴーレムはこちらを睨みつけてきた
「ロジィエさん安全なとこに、アクアさん行きますよ!」
アクア
「はい!」
先生
「我を忘れるでないー!」
先生が叫ぶ
俺達は左右に分かれ
「新しいスキルを試させてもらう一槍撃!」
アクア
「私も行きます!スマッシュヒット!」
カキン!
スカ!
武器の金属音と豪快な空振りの音が響く
「固いぞ!手が痺れる」
アクア
「…すみません当たりませんでした」
お約束ですね…
???
「ウオオオオーニガサナイ、オレノ オイシイ ゴチソウ」
ごちそう?
ゴーレムは不思議な雄たけびを揚げて迫ってきた
ズシ!
重い拳が振り抜かれ俺は咄嗟に盾でガード
吹っ飛ばされるかとおもったが、思ったより力は強くないようで簡単にガードできた
???
「ウオオ!クラエ」
突如ゴーレムの口から黒い煙が撒かれる
目の前が霞む
「うお!なんだこれ目が」
先生
「状態異常攻撃じゃ!距離を取れ!」
先生が叫ぶ
アクア
「目が!これじゃ攻撃が当てられません」
先生
「大丈夫じゃアクア、お前の攻撃は普通で当たらん」
アクア
「はい(涙)」
「先生冗談言ってる場合じゃなくて、アクアさんさっき覚えた状態異常回復を」
我に返るアクアさん
アクア
「そうでした!私にはそれがあります!プリズムエール!」
アクアさんの手から光が撒かれて
「お!目が治った!」
アクア
「やりました!」
さて、ここまでは大体予想通り
ゴーレムの固い防御
状態異常
パワータイプ
嫌なタイプだが……ならばこの前妖精と話した秘策を
「アクアさん 状態異常回復に専念してください、戦闘は俺が行きます」
アクア
「え!でも」
「大丈夫です、秘策があります!」
アクア
「わかりました」
アクアさんが後衛に周り俺は前衛に出た
「さて 相棒……例のヤツやってみますか」
俺はガラスの手槍を抜きそう武器にいうと任せろと言わんばかりに光ったように見えた
「おら!かかってこい!黒の岩ころ!」
俺が挑発すると
「オオオオオ!オマエオイシクナイ!ハイジョ」
こちらに向かってきた
「ニードルシールド!憤怒の矛!」
俺はニードルシールドと憤怒の矛を展開し、防ぎ難い攻撃は盾で防ぎニードルでダメージを与えつつ、手槍で防げる攻撃は手槍で受け止めてダメージを蓄積した。
これは手槍の精霊ヴェールと話して分かったことだがガラスの手槍は攻撃すると砕けるが、攻撃しなければ大抵の攻撃なら砕けないほど頑丈らしい…原理は分からんがなぜ攻撃するとダメなんだ……
ともあれ妖精の説明通りゴーレムの攻撃を受けてもまったく壊れるそぶりも無いガラスの手槍
「よし!良い感じだ」
俺が盾で攻撃、槍で防御をしていると、
『ロジックスキル開眼』
急にウィンドウ画面が現れた
画面を読むと
『ロジックスキル』
ある特定のスキルの組み合わせを伸ばした者、又は特殊な行動、攻撃を繰り返したものが覚えることができるスキル
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
発現スキル 矛盾
矛盾 3
NEW盾攻撃術:盾を攻撃に使うスキル
NEWシールドアタック:盾の防御力を攻撃力に変換し攻撃を行う
但し、使用時は盾の防御力は0となる
NEW 武器防御術:武器での受け身、攻撃回避、切り替えしなどに特化したスキル
NEWブレードガード:武器の攻撃力を防御力に変換し身を守る、使用時は
武器での防御、受け流しなどにアシスト機能が付く但し、
使用時は武器の攻撃力は0になる
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
…う~ん、これは便利なのかな、しかも矛盾ってまあぴったりと言えばぴったりの名前だけど
「ロジックスキル シールドアタック!ブレードガード!」
俺がスキルを発動すると盾が薄らと赤く、手槍が青く光出した!
ゴーレムの攻撃に合わせて手槍を構えると自動的に位置が調整されて見事にガード。
「おお、これがアシストか衝撃もさっきと比べると少ないな」
そして、ガードした後に盾で体当たりをかますとゴーレムが少し押し返すことが出来た。
「いけるぞ!」
俺は武器のガードと盾の攻撃を繰り返すとゴーレムの声に焦りが滲む、
???
「ココノ ヤミハ ゴクジョウ オレノモノ」
「そんなこと知るかー!」
ゴーレムがブレスを連続散布してくるが……
アクア
「プリズムエール!」
アクアさんが後方からそれを掻き消す、
「相棒そろそろ行けるか?」
俺が手槍に言うと頷くように光る!
「んじゃ 行きますか!」
俺は少しゴーレムから距離を取りアクアさんの所まで後退し……
「アクアさん、先生見ててくださいね、俺の秘策を!」
俺は手槍を握りしめる!
「いっけーー!」
俺は手槍の柄を持ち思いっ切り振りかざすと、
ポキ!
柄から剣先が折れそのまま敵へ飛んでいく、しかも妖精が微調整をしてるので軌道修正までしてくれている。
ピューーン!
剣先はそのままゴーレムを突き抜けた!
「ヤミ…オレノ…」
ゴーレムが徐々に崩れ始めそして砂へ変わった、
ロジィエさんがその砂の元へ行き砂を鑑定している
ロジィエ
「この砂からは魔力が感知できませんでした、代わりに負のオーラが多く感知されてました」
「負のオーラ?」
ロジィエ
「私もそこまでは詳しくはないのですが、ゴーレムを動かすにはそれなりの代償が必要で通常は素材に込めた魔力よって動くのですが、このように永久的に動くものは他から吸収しなければなりません」
「ふむ」
ロジィエ
「私のスキルで素材鑑定したところ魔力は感知されず、負のオーラが感知できました…」
少し間が空いて……
ロジィエ
「負のオーラは人の絶望や悲しみなどの感情から発せられるものです…もしかしたら私の闇がここまでこのゴーレムを肥大化させたのかもしれませんね」
ずっと砂を見ていた
「ロジィエ!そんな落ち込まないで!俺等勝ったんですよ」
俺はロジィエさんを励ます様に大きな声で言った
ロジィエ
「そうですね」
そういって笑ってくれた
そして話はゴーレムを倒した技の話題となった
「ふふふ!みんな見てくれた俺の新しい技?」
アクア
「ええ!あんなのいつの間に」
「ふふ!妖精と話してて思いついたんだ!」
アクア
「妖精さんとですか!私の武器にもいるのでしょうか」
アクアさんは武器をじーっと見ている
先生
「調子に乗るでないわ!まだまだそんなレベルじゃない!」
相変わらず厳しい先生
アクア
「ううう」
落ち込むアクアさん…
そんな話をしながらステータスを確認すると新たな技が乗っていた、
オリジナル技 修得
またウィンドウ画面が出た俺は画面を見て固まった……
修得技
投げ槍
武器の性能を極限まで引出し敵に大ダメージを与える
但し、極限まで引き出した武器は破壊される
スキル名が投げ槍って…
何というか…ダサいとかいう以前に…
俺が固まって居るとロジィエさんがこちらにきて
ロジィエ
「妖精さんから話があるみたいです」
そこから…妖精と俺と技名を巡ってまた喧嘩になったのは言うまでもない
ヴェール
「なんなのよ!あの名前!私も確認したけど」
「俺が付けたんじゃない!」
ヴェール
「あんたがへなちょこだからあんな名前になるのよ!」
「なんだと~~~~~!」
ロジィエ
「また!シンクロが反転……まったく面白い人ですね」
(ほんとに彼が来てくれてよかった……何もかも諦めてここに閉じこもってたけど、胸につかえる何かが日に日に大きくなっていた、そんな矢先に彼等に出会えたのは幸運だったのかもしれない)
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