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本章1 ウォータリア編
終わりの始まり32
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「え?Eさんだよ、忘れたの?」
チェイン
「いや、本当にEさんか?」
Eさん
「言っている意味がわからんが」
「ふむ、連戦で疲れてるかだろ」
Eさん
「ふむ」
チェイン
「……」
「ほら、花火もあるみたいだし見に行こうぜ」
Eさん
「では、用意があるので俺は」
???
「待て」
すると奥のテントからゲンゾウさんが現れた。
ゲンゾウ
「おまえさん、ダインの材料を使ったな?」
Eさん
「ああ」
ゲンゾウ
「お前は誰だ」
「ゲンゾウさん!?」
ゲンゾウ
「ここ最近のダインの材料は荒くてランクこそ普通だったから劣化していた」
ギク!
ゲンゾウ
「お前さんなら退けたはずじゃがそんな痕跡もない」
Eさん
「それは、しかたなく」
ゲンゾウ
「ふ、お前さんほどの職人が妥協とは考えにくいな~、お前さん誰じゃ」
???
「ふふふ、さすが職人というものは奥が深い」
急に声が若くなり眼光が鋭くなった。
そしてバサと霧しぶきが上がって現れたのは、
カイさん?前回このエリアで助けてくれたあのカイさんに似ているが、
衣装が黒い流水柄の紋付袴似た形に肩や腕や足などには鉄の甲冑の様なモノが
くっついている。
「カイさん?」
カイ
「ああ、久しぶりだな」
チェイン
「知り合いか?」
「ええ」
カイ
「残念ながら敵として再会になるとは残念だ」
「どうしてカイさんが敵なんですか」
カイ
「私の正義の為だ」
「そんな」
カイ
「まもなく花火が上がれば全てが終わる」
「どういうことです!?」
カイ
「上がってみればわかるさ」
「だれか花火を!」
カイ
「もう、遅い 3 2 1」
……なにも起きない
カイ
「バカな!」
ゲンゾウ
「気づいていたと言っただろ、そんな奴が作ったもん配置するわけなかろう」
カイ
「そうか……」
ゲンゾウ
「Eはどこだ?」
カイ
「そんなことを気にしてる場合か?」
「どういうことだ?」
カイ
「昔の仲間のよしみだ……良い事を教えてやる、まもなく討伐隊が来る花火はあくまでそれの余興に過ぎない」
ゲンゾウ
「討伐隊?」
カイ
「あの方のより強化された軍勢にお前たちに勝ち目はないだろう、早々に逃げるがいい」
ブン!
剣を一閃するチェインさんが
チェイン
「面白い相手になってやる」
カイ
「忠告はしたぞ、また会わないことを願ってるぜ」
そういうと体が徐々に霧と変わって行き姿を消した。
「ここが戦場になるのか……」
チェイン
「いや、本当にEさんか?」
Eさん
「言っている意味がわからんが」
「ふむ、連戦で疲れてるかだろ」
Eさん
「ふむ」
チェイン
「……」
「ほら、花火もあるみたいだし見に行こうぜ」
Eさん
「では、用意があるので俺は」
???
「待て」
すると奥のテントからゲンゾウさんが現れた。
ゲンゾウ
「おまえさん、ダインの材料を使ったな?」
Eさん
「ああ」
ゲンゾウ
「お前は誰だ」
「ゲンゾウさん!?」
ゲンゾウ
「ここ最近のダインの材料は荒くてランクこそ普通だったから劣化していた」
ギク!
ゲンゾウ
「お前さんなら退けたはずじゃがそんな痕跡もない」
Eさん
「それは、しかたなく」
ゲンゾウ
「ふ、お前さんほどの職人が妥協とは考えにくいな~、お前さん誰じゃ」
???
「ふふふ、さすが職人というものは奥が深い」
急に声が若くなり眼光が鋭くなった。
そしてバサと霧しぶきが上がって現れたのは、
カイさん?前回このエリアで助けてくれたあのカイさんに似ているが、
衣装が黒い流水柄の紋付袴似た形に肩や腕や足などには鉄の甲冑の様なモノが
くっついている。
「カイさん?」
カイ
「ああ、久しぶりだな」
チェイン
「知り合いか?」
「ええ」
カイ
「残念ながら敵として再会になるとは残念だ」
「どうしてカイさんが敵なんですか」
カイ
「私の正義の為だ」
「そんな」
カイ
「まもなく花火が上がれば全てが終わる」
「どういうことです!?」
カイ
「上がってみればわかるさ」
「だれか花火を!」
カイ
「もう、遅い 3 2 1」
……なにも起きない
カイ
「バカな!」
ゲンゾウ
「気づいていたと言っただろ、そんな奴が作ったもん配置するわけなかろう」
カイ
「そうか……」
ゲンゾウ
「Eはどこだ?」
カイ
「そんなことを気にしてる場合か?」
「どういうことだ?」
カイ
「昔の仲間のよしみだ……良い事を教えてやる、まもなく討伐隊が来る花火はあくまでそれの余興に過ぎない」
ゲンゾウ
「討伐隊?」
カイ
「あの方のより強化された軍勢にお前たちに勝ち目はないだろう、早々に逃げるがいい」
ブン!
剣を一閃するチェインさんが
チェイン
「面白い相手になってやる」
カイ
「忠告はしたぞ、また会わないことを願ってるぜ」
そういうと体が徐々に霧と変わって行き姿を消した。
「ここが戦場になるのか……」
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