アンデットモンスターを蘇生したら姫騎士に!?

DAI!!

文字の大きさ
上 下
516 / 607
本章1 ウォータリア編

終わりの始まり29

しおりを挟む
ヨッジー
「しかし、まあ予想外過ぎるね~」

自分のマイホームといわけではなが現在拠点としている昔の木造アパート風の建物の2階から夜空を見上げながら視線を街並みの方へ落としていく。

ヨッジー
「もう、村だか町だかわからないな…この短期でここまで持ってくとはトッププレイヤーってのは凄いね」

視線の先には電気の様な煌びやか感じとは違うランプの様な街灯が立ち並び、そこを昼夜問わず歩きまわるプレイヤーやNPCが居た。

ヨッジー
「さて」

フラッと立ち上がり電灯代わりのランプを終い外へと出かける。

ヨッジー
「え~とダインとの約束までには時間あるから」

そんなことを考えながら屋台街の方へとぶらりと歩いていく、

店主(プレイヤー)
「いらっしゃい!今日はフルーツポンチの実シュワ氷入りが美味しいよ」

ヨッジー
「1個このウォーレンフィッシュの切り身と交換でどうだい?」

店主(プレイヤー)
「良いですね!この身で料理してみたかったんですよ」

ヨッジー
「じゃ、商談成立で……しかし、こんな植物が存在するとは」

目の前で金魚鉢のような透明な球体のに草が生えたようなモノの中に透明な色とりどりの小さな球体(種かな?)がフヨフヨ浮いている。

店主プレイヤー
「そうですね~私も料理スキルとってずっといろんな食材扱ってきましたけどこんなの見たことなかったですね」

そう言いながら球体の天辺を綺麗に切ってそこに様々な調味料を入れて混ぜて最後に氷の様なモノを入れると店主の頭にアイテムの完成を示す<成功>という文字が出た。

店主プレイヤー
「よし!できたよ~シュワ氷なんて超高難易度に出て来る氷魔人のドロップだから普通は手に入らないけど、ココならむしろ手に入らないモノがないくらいだから天国だよ」

ヨッジー
「だよな~面白いよね」

そう言いながら綺麗な金魚鉢サイズの飲み物にストローをさしてまるでヤシの実ジュースみたいなスタイルで飲みながら町をぶらつきながら時間を潰してるが退屈はしない。
武器や防具、アイテム品に限らずピンからキリまで何でもそろうし
低レベル用、NPCの人やその子供などの救済として農作業を手伝うと高レベル農産物の現物支給を受けれるため初心者も楽しめるようにいつのまにか暗黙のルールが出来ている。
まあ、こういった配慮が出来てるのも大規模ギルドのお偉いさんとかNPCの上役さんとの協議が友好的に進んでいるのも大きいというか、スローライフという名目上に成り立っている手間、損得勘定よりも楽しむことが重視している人が多いのでそういったとこへの配慮が半端ない。

「いいね~みんな楽しんでて……いや一人そうじゃないのがいるか、そろそろ時間だな」

そう言って非スローライフのあいつのとこへ向かう。


しおりを挟む
感想 245

あなたにおすすめの小説

【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。

鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。 鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。 まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。

Anotherfantasia~もうひとつの幻想郷

くみたろう
ファンタジー
彼女の名前は東堂翠。 怒りに震えながら、両手に持つ固めの箱を歪ませるくらいに力を入れて歩く翠。 最高の一日が、たった数分で最悪な1日へと変わった。 その要因は手に持つ箱。 ゲーム、Anotherfantasia 体感出来る幻想郷とキャッチフレーズが付いた完全ダイブ型VRゲームが、彼女の幸せを壊したのだ。 「このゲームがなんぼのもんよ!!!」 怒り狂う翠は帰宅後ゲームを睨みつけて、興味なんか無いゲームを険しい表情で起動した。 「どれくらい面白いのか、試してやろうじゃない。」 ゲームを一切やらない翠が、初めての体感出来る幻想郷へと体を委ねた。 それは、翠の想像を上回った。 「これが………ゲーム………?」 現実離れした世界観。 でも、確かに感じるのは現実だった。 初めて続きの翠に、少しづつ増える仲間たち。 楽しさを見出した翠は、気付いたらトップランカーのクランで外せない大事な仲間になっていた。 【Anotherfantasia……今となっては、楽しくないなんて絶対言えないや】 翠は、柔らかく笑うのだった。

神速の冒険者〜ステータス素早さ全振りで無双する〜

FREE
ファンタジー
Glavo kaj Magio 通称、【GKM】 これは日本が初めて開発したフルダイブ型のVRMMORPGだ。 世界最大規模の世界、正確な動作、どれを取ってもトップレベルのゲームである。 その中でも圧倒的人気な理由がステータスを自分で決めれるところだ。 この物語の主人公[速水 光]は陸上部のエースだったが車との交通事故により引退を余儀なくされる。 その時このゲームと出会い、ステータスがモノを言うこの世界で【素早さ】に全てのポイントを使うことを決心する…

最悪のゴミスキルと断言されたジョブとスキルばかり山盛りから始めるVRMMO

無謀突撃娘
ファンタジー
始めまして、僕は西園寺薫。 名前は凄く女の子なんだけど男です。とある私立の学校に通っています。容姿や行動がすごく女の子でよく間違えられるんだけどさほど気にしてないかな。 小説を読むことと手芸が得意です。あとは料理を少々出来るぐらい。 特徴?う~ん、生まれた日にちがものすごい運気の良い星ってぐらいかな。 姉二人が最新のVRMMOとか言うのを話題に出してきたんだ。 ゲームなんてしたこともなく説明書もチンプンカンプンで何も分からなかったけど「何でも出来る、何でもなれる」という宣伝文句とゲーム実況を見て始めることにしたんだ。 スキルなどはβ版の時に最悪スキルゴミスキルと認知されているスキルばかりです、今のゲームでは普通ぐらいの認知はされていると思いますがこの小説の中ではゴミにしかならない無用スキルとして認知されいます。 そのあたりのことを理解して読んでいただけると幸いです。

Free Emblem On-line

ユキさん
ファンタジー
今の世の中、ゲームと言えばVRゲームが主流であり人々は数多のVRゲームに魅了されていく。そんなVRゲームの中で待望されていたタイトルがβテストを経て、ついに発売されたのだった。 VRMMO『Free Emblem Online』 通称『F.E.O』 自由過ぎることが売りのこのゲームを、「あんちゃんも気に入ると思うよ~。だから…ね? 一緒にやろうぜぃ♪」とのことで、βテスターの妹より一式を渡される。妹より渡された『F.E.O』、仕事もあるが…、「折角だし、やってみるとしようか。」圧倒的な世界に驚きながらも、MMO初心者である男が自由気ままに『F.E.O』を楽しむ。 ソロでユニークモンスターを討伐、武器防具やアイテムも他の追随を許さない、それでいてPCよりもNPCと仲が良い変わり者。 そんな強面悪党顔の初心者が冒険や生産においてその名を轟かし、本人の知らぬ間に世界を引っ張る存在となっていく。 なろうにも投稿してあります。だいぶ前の未完ですがね。

弟に裏切られ、王女に婚約破棄され、父に追放され、親友に殺されかけたけど、大賢者スキルと幼馴染のお陰で幸せ。

克全
ファンタジー
「アルファポリス」「カクヨム」「ノベルバ」に同時投稿しています。

【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました

鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。 だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。 チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。 2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。 そこから怒涛の快進撃で最強になりました。 鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。 ※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。 その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。

ハイエルフの幼女は異世界をまったりと過ごしていく ~それを助ける過保護な転移者~

まぁ
ファンタジー
事故で亡くなった日本人、黒野大河はクロノとして異世界転移するはめに。 よし、神様からチートの力をもらって、無双だ!!! ではなく、神様の世界で厳しい修行の末に力を手に入れやっとのことで異世界転移。 目的もない異世界生活だがすぐにハイエルフの幼女とであう。 なぜか、その子が気になり世話をすることに。 神様と修行した力でこっそり無双、もらった力で快適生活を。 邪神あり勇者あり冒険者あり迷宮もありの世界を幼女とポチ(犬?)で駆け抜けます。 PS 2/12 1章を書き上げました。あとは手直しをして終わりです。 とりあえず、この1章でメインストーリーはほぼ8割終わる予定です。 伸ばそうと思えば、5割程度終了といったとこでしょうか。 2章からはまったりと?、自由に異世界を生活していきます。        以前書いたことのある話で戦闘が面白かったと感想をもらいましたので、 1章最後は戦闘を長めに書いてみました。

処理中です...