アンデットモンスターを蘇生したら姫騎士に！？

本章１ ウォータリア編

終わりの始まり24

Eさん
「あれは間違いなくキング種だな」

「この前言ってた奴ですか」

Eさん
「ああ、遠隔地に塩取りに行き仲間に配るというレア種だ」

「なんでまた」

Eさん
「お前さんの塩分を気に入って張り付いてた奴が、良質の大量の塩分を得て進化したというところだろ」

ウィズ
「ダインさんの塩分？」

チェイン
「興味深い」

「そこはさらっと流してください」

チェイン
「あ！逃げてきます」

Eさん
「ああ、多分生まれた森に塩を届けに行くんだろ、あいつらは詳しい生態はわかってないがそういう伝承が残ってる」

「まあ、とりあえず塩は除去できたかな？」

その後、調べてみたところNPCの農家さん曰く塩分は綺麗に除去されているので作付けにはなんの問題もないとのことであった。

チェイン
「よし！問題は解決したようだし何を植えようか！」

チェインさんがやたら滅多張り切っているが、気持ちはわからなくない
新しい畑に何を植えようか想像するとワクワクする

「そうですね～今なの種が」

Eさん
「それはこいつらが考えることだ」

ゲンゾウ
「うむ、ワシらはこの高価値の木材をどうするか考えようじゃないか」

「え？」

Eさん
「ワクワクするだろ」

「いや～それは師匠方で」

ゲンゾウ
「ワクワクしないのか？」

なんだろう！静かな圧をかけるのは辞めてくれ！

Eさん、ゲンゾウ
「じーーーー」

「わくわくします……」

それからアジトに引きずられ、取ってきた木材の下ごしらえをすること数時間……
急にチェインさんが作業場に飛び込んできた。

チェイン
「大変だダイン君！外に」

「へ？」

チェイン
「ちょっと来てくれ」

その後、今度はアジトに外に引っ張られながら壁にあちこちぶつかりながら外に出ると！

「うお！！！」