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本章1 ウォータリア編

終わりの始まり15

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ヨッジーの慌てた声に急いで外に出てみるとそこには数十人の人たちが居た、
男女攻勢でいくと圧倒的に男性が多いようだが、

「なんだ、Eさんの仲間じゃないかそんな慌てた声出さなくても」

ヨッジー
「いや、前列は確かにそうなんだが後方見てみろ」

そこには明らかに雰囲気が違うニヤニヤしながら銃を構えた人たちが居た、

「これは……」

前列の男に居た一人が

前列の男
「すまない、こいつらは俺たちを付け狙っている奴らでなんとかまいてこようと思ったんだが」

どうやら銃を構えた人たちはこの人たちを食いものにしている連中のようで

「お前たちが集まってなにか善からぬことをするんじゃないかと見張ってやっているんだ」
「そうだ!また稼がせてもらうぞ」

前列の男
「すまない、やはり来るべきではなかった」

すると背後からEさんが前に出て

Eさん
「よう兄弟よく来てくれた」

そういって前列の男の手を握った、

前列の男
「だが……」

Eさん
「何を困ることがあるんだ?俺たちはこのくだらない日常から脱するために集まったんだ雑魚は気にするな」

後方から罵声が飛ぶ

「なんだと!今のお前の発言は侮辱に値する!みんな撃て!」

そう言って銃から水砲を放つとEさんを水疱が包むそして

「そいつの罪は俺たちを侮辱したことだ!」

大声で叫ぶと水疱に罪の文字が浮き上がり罰金という文字が現れたが、
最低以下の為、エラーという条文が出た。

「なんで」

後方からざわめきが起こる、

Eさん
「俺には金なんぞ何もないからな、あるのは金なんかより素晴らしい仲間だけだ」

Eお前……
そうだ、俺たちは自由になるんだ

前列の人たちが盛り上がる

Eさん
「まあ、立ち話もなんだみんな中に入ってくれこれからのことを話そう」

そういって中に入るように促し中に入っていく、
銃を構えた人たちから苛立で唸るような声にならない声が上がっている。
するとその中の一人がアジトの中に入ろうとしてきた

ゲンゾウ
「ここはあんたの家では無いんじゃがな?」

ゲンゾウさんがあった当初の頃のような頑固爺パワーのすごみを効かせて睨みつける、

「うるさい!これは悪い企てを阻止する視察だ!」

すると他の連中も無理やり入ろうと押し寄せてこようとしたとき、

ビュー!

俺たちの後方から水砲が放たれて強引に入ろとした人たちを包むと
Judgeの文字が浮かんだ

ウィズ
「問題なく使えたみたいだけど、このあとどうしたらいいのかしら」

ウィズさんが銃を持って現れ何やら使い方を

ヨッジー
「さっきはあの泡に罪の内容を叫んでたぞ」

ウィズ
「なるほど……では!不法侵入罪!」

すると『罪』の文字が浮かび俺たちの前にお金が降ってきた、

ウィズ
「付きまとわれるの迷惑なんです!次の餌食は誰ですか!」

何だかいつもと違って怒りに燃えるウィズさん……こわ!




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