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本章1 ウォータリア編

終わりの始まり14

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「じゃ、Eさん今から俺が一発叩くので叩いたら銃を撃ってください」

Eさん
「わかった」

今俺たちはある事件をしていた

「行きますよ」

Eさん
「うむ、思いっきりやってくれ そうじゃないと罪にならないからな」

頷き拳を握り固めて思い切りEさんの肩を肩パンする。

Eさん
「うっ、大丈夫だ…では行くぞ」

Eさんが例のお金とられるという銃を俺に向けて放つとjudgeの文字が出て罪の文字がでて-100という文字が出たがその後エラーとい文字が出て消えてしまった。

Eさん
「ふむ、我々の場合は預けたお金まで差し押さえられたが……他国から来た者は持参金以外は対処にはならないようだな」

新しくできた罰金制度というのがプレイヤーにどこまで影響がでるのか確認をしていたのだが、結果的に盗賊系のスキルに近く所持金を取られるだけで、ここの国民のように預金等まで差し押さえられることはないようであった。

ヨッジー
「実験はどうだった?」

遅れてインしてきたヨッジーが声をかけてきた。

「ああ、どうやら所持金だけが盗られるような感じの様だったぞ」

ヨッジー
「ふむ、なら問題無いな…」

「んでそっちの首尾は?」

ヨッジー
「うむ!あとは噂が広がるのを待つだけ」

「じゃあ、それまでに下準備といきますか」

Eさん
「ではアジトへと向かおう全員ではないが連絡し、そこに集まるように連絡してある」

「よし、では向かおうか」

 アジトに到着するとまだ誰もきていなかった。

Eさん
「……」

「まだ、連絡したばっかりだからそのうち来ますよ」

Eさん
「そうだな」

アジトの周りは暫く使ってなかったこともあり草などが生い茂っていた、

「そんじゃ、草刈と中の掃除から始めますか」

ヨッジー
「だな」

Eさん
「その前にちょっと良いか?」

「何か?」

Eさん
「ちょっとついてきてくれ」

そういうとアジトの中へと入っていき職人達が使っていた場所へとやってきた
そして、奥へと進んでいくとそこには神棚の様なモノがあった。

「これは?」

Eさん
「俺たち職人が仕事はじめと終わりに祈る場所だ」

「なるほど」

Eさんは手早く神棚の周辺を掃除し、整えると

Eさん
「また、お世話になります」

そう言って頭をさげたので、俺たちも

一同
「これからお世話になります」

と挨拶をした。

ヨッジー
「よっしゃ、じゃ俺は外の草刈りでもしてくる」

ウィズ
「では私は室内のお掃除を」

ゲンゾウ
「ワシは道具の点検でもするかな」

各自手分けして作業を開始して暫く立った時

ヨッジー
「おい、ダイン、Eさんちょっと来てくれ」

ヨッジーが慌てたような声をあげていたので急いで外に行くと……




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