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本章1 ウォータリア編

終わりの始まり10

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Eさん
「こっちの倉庫の奥に隠し通路がある」

「助かりました」

Eさん
「良いってことよ、この国はまた狂っているからな」

ヨッジー
「狂ってる?」

Eさん
「話は後だ、ついてこい」

そういうと淡々と奥へと歩いていき小麦の積まれた倉庫へとやってきた、

Eさん
「いいか、この目の前にある小麦を直進して突き当ったら左だ」

そういうとほふく前進するように麦をかき分けて奥へと進んでいく

ヨッジー
「ここいくのか?」

ゲンゾウ
「秘密基地みたいじゃな」

そういうとゲンゾウさんは迷うことなく進んでいく

ヨッジー
「しゃあないか」

先生
「しょうがないかの、抱えていけ」

俺に剣先向けなら言うの止めてもらえませんか……

モピー!

「お前は麦まみれになったら取るのめんどくさそうだから懐にいなさい」

モピー??

ウィズ
「私は最後にいくので」

「?」

ウィズ
「察して下さい」

「あ!」

スカートでしたね、失礼しました。
そそくさと小麦の中へと突っ込んでいくと途中で壁の様なモノぶつかりそこから左へと移動していくと途中で急に滑り台のようになっておりツーっと滑り落ちていく

ウィズ
「あぶないです!」

後ろからウィズさんが!そして前にはヨッジーの足とケツが!
うおおお!後ろは良いが前は嫌だ!!
すると!懐からもピーが飛び出してきて

モピー!!

ぷくーっと膨れ始めた!
ナイスそのまま前に!
と思ったのも束の間……俺の後方へと移動して
俺の顔面は……忘れよう、

ウィズ
「もピーちゃんありがとう」

もピー!もピー!

ヨッジー
「ダイン……」

「忘れよう」

ヨッジー
「だな」

ヨッジーはヨッジーで前に居たのはゲンゾウさん……
何かを忘れようとしていると

ノアール
「ラッキー無しの黒歴史」

ぬっと影から顔だけだして一言言って消えた……
怒りと悲しみと恥ずかしさが入り混じった感情が湧き上がり

「逃げんなでてこい!お前に何がわかる」

と影をバシバシと叩く!

ヨッジー
「怒りはわかるがお前ソレ……」

「え?」

ヨッジー
「叩いてるソレ」

ヨッジーが指さすのはさっきまで地面を叩いていた棒……

「あ!?」

先生
「何が『あ!?』じゃ、良い度胸じゃの」

剣の姿から見る見る人型へと変わって行く

ターニャ
「人をよくも地面にバシバシと」

「これには……」

ターニャ
「これには?」

「すみません」

そのあと奥義という名のお仕置きラッシュを喰らった……

Eさん
「あれが今のアジトだ」

そんなことを無視するかのように指さしたのは地下にある不自然な木とツリーハウスだった。




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