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本章1 ウォータリア編

終わりの始まり7

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しかしどうしたものか

先生
「来るぞ!!」

ものすごい勢いで突進してくる、
正直避けれなく無いレベルなのでなんとなるが、
油断したら致命傷になる、

「どうしたら……」

もピー!

「今は忙しいから黙って」

もピー!!

するともピーが口からトリモチをだし熊の足元へと吹き付ける

ぐおおおお!

トリモチによって身動きができなくなってもがいてる

「もピーナイス!」

もピもピ

分かれば宜しいという感じで自慢げな餅が胸?を張っている。

ゲンゾウ
「ほう~妨害系が効くのかならば」

懐から小道具をなにやら出してきた

「ソレは?」

「ふ、新作の民芸どくどくキノコじゃ」

どこの名産民芸なんだとツッコミたくなるが、見た目は綺麗な緑と赤のキノコの木で出来た玩具?を手にして

ゲンゾウ
「ワシもレベルアップしたスキルをお見舞いしてやろう、スキル:小道具強化」

そう言ってキノコを投げつけるとキノコが1.5倍くらいに膨れ上がり熊の周辺に生えて、怪しげな紫や濃い緑の胞子?の様なものをまき散らしはじめる

ゲンゾウ
「近づく出ないぞあれは猛毒じゃ」

ヨッジー
「なるほど」

トリモチで動けない所に猛毒のダメージが定期的に入っていき、元々パフで強化されているだけなのでHP自体が低いこともあり数分で倒すことが出来た。

ヨッジー
「強かったが対処さえ分かれば呆気ないな……しかし、こんだけ強いわりに経験値とかは昔と変わらないという割が合わないな……」

ウィズ
「ですね」

「まあ今回はゲンゾウさんともピーのおかげで助かったよ」

ゲンゾウ
「うむ」

もピーー!

急に一鳴きしたと思ったらもピーが輝きだした、
するとみるみる形を変えていく……
今までただの丸い餅だったのが三つに分裂にして串のようなものが現れた、
徐々に光はきえていき俺の肩にいた餅が三つに分かれて上から白、ピンク、緑そして一本串が通った、そう…いわゆる三色団子に変化している。
なお、顔は白い団子についてる。

もピピピ!

ヨッジー
「あれ?正月限定モンスターなのに進化するのか?」

ウィズ
「たしかに」

ゲンゾウ
「ふむ~しかし、この団子うちの町に売ってるのと瓜二つじゃな」

「もしかしたら、餅ってだけで無理やり結び付けて進化したのかな」

もピピピ!!

なんかちょっと怒ってるんですが……

もピー レベル7 
種族:三食団子 
状態:ダインに従族
HP24
MP24
スキル トリモチ 
     分裂:三体に分かれることが可
     串刺し:物理攻撃串で貫くクリティカル率高

「なんか微妙?」

もピーピピ!

「イター!!!」
どこから出したかわからない串で俺の首をチクチクと突っついてくる!

「首はやめて~」


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