483 / 597
本章1 ウォータリア編
籠の鳥90
しおりを挟む
消えた青星さんを探していると何かヒヤッとしたものが肩に触れたような気がした、
もちー!もち!もち!
急に大人しかった餅モンスターが肩に向かって鳴きだした、
これはもしかして……
スピリットテラーをオンにして見てみるとそこには幽体状態の青星さんが、
青星
「ここは合体技で」
「なるほど」
ミニブラック
「なにがなるほどなんだ?」
「まあ、見てなさいって『魂の代弁』」
スキルを発動させて手槍に青星さんの力を込めると、手槍は一本の巻物へと変化した、
ミニブラック
「武器が紙切れになったぞ?」
「え~と」
困っていると武器から青星さんの声が聞こえて来る、
青星
「それを咥えて忍びの印を」
「え?印?」
青星
「よく忍者がやるあのポーズを」
「ええとこんなかな」
漫画でやりそうな人差し指を反対の手で握り人差し指を立てるポーズをすると、
どろん!
キラキラ~
煙が上がったかと思ったがそこは青星さん綺麗な星の噴水の様なものが湧き上がり俺の身を包む、
ミニブラック
「目が痛い」
それは例によって忍ぶどころか目くらまし使えるかの如く眩い閃光を放ち辺りを白くする、
そして、体に何かが装着されていくのを感じる。
期待としては渋めの忍者のような衣装であって欲しいと思うのだが……
うん、黒い頭巾に甲冑の様な黒い軽装鎧、侍と忍者を足したような衣装なんだが……
なぜ!黒のスパンコール!無意味にキラキラしてるし!
ミニブラック
「えっと…ふざけてる?」
「ふざけてません!」
もちにん!
餅モンスターまでも紫の頭巾をして忍者気取り……
ミニブラック
「あ~うん~なんと言えばいいか……『ダサい?』」
グッッッサ!!!!
今までこいつにやられたどんな攻撃よりもデカいダメージを喰らった!
「もう!脱ぐ!!!」
脱ごうとすると頭に青星さんの声が響く!
<脱ぐなんてとんでもない、この衣装というか形状は我とお主の力が掛け合わさった姿!まさに一心同体!>
それを聞いてため息をついていると閃光から回復した敵が
???
「あなた気持ち悪いから消えなさい」
気持ち悪いまで言うか!!!!
そんなツッコみをしていると物凄い速さで黒い靄のニードル状の攻撃が俺を狙って放たれる、
ミニブラック
「あ!」
危ないという間も与えないほど高速でそれは俺に突き刺さった!
ミニブラック
「そんな!今抜いてやる」
黒いニードル状の柱を抜こうと触れた瞬間
ぽん♪
軽快な音と伴に俺だったモノはキラキラのミラーボールへと代わる!
ミニブラック
「え?」
驚きを隠せない状態のミニブラックさんを木の上で見ている俺……
「あの~変わり身の術なんでしょうけどなぜミラーボール?」
<木より綺麗だからな、それより折角の口上タイミング!バシッと!」
「へ?」
<ふむ、我が手本を見せるか>
「え?ちょっと!!」
もちー!もち!もち!
急に大人しかった餅モンスターが肩に向かって鳴きだした、
これはもしかして……
スピリットテラーをオンにして見てみるとそこには幽体状態の青星さんが、
青星
「ここは合体技で」
「なるほど」
ミニブラック
「なにがなるほどなんだ?」
「まあ、見てなさいって『魂の代弁』」
スキルを発動させて手槍に青星さんの力を込めると、手槍は一本の巻物へと変化した、
ミニブラック
「武器が紙切れになったぞ?」
「え~と」
困っていると武器から青星さんの声が聞こえて来る、
青星
「それを咥えて忍びの印を」
「え?印?」
青星
「よく忍者がやるあのポーズを」
「ええとこんなかな」
漫画でやりそうな人差し指を反対の手で握り人差し指を立てるポーズをすると、
どろん!
キラキラ~
煙が上がったかと思ったがそこは青星さん綺麗な星の噴水の様なものが湧き上がり俺の身を包む、
ミニブラック
「目が痛い」
それは例によって忍ぶどころか目くらまし使えるかの如く眩い閃光を放ち辺りを白くする、
そして、体に何かが装着されていくのを感じる。
期待としては渋めの忍者のような衣装であって欲しいと思うのだが……
うん、黒い頭巾に甲冑の様な黒い軽装鎧、侍と忍者を足したような衣装なんだが……
なぜ!黒のスパンコール!無意味にキラキラしてるし!
ミニブラック
「えっと…ふざけてる?」
「ふざけてません!」
もちにん!
餅モンスターまでも紫の頭巾をして忍者気取り……
ミニブラック
「あ~うん~なんと言えばいいか……『ダサい?』」
グッッッサ!!!!
今までこいつにやられたどんな攻撃よりもデカいダメージを喰らった!
「もう!脱ぐ!!!」
脱ごうとすると頭に青星さんの声が響く!
<脱ぐなんてとんでもない、この衣装というか形状は我とお主の力が掛け合わさった姿!まさに一心同体!>
それを聞いてため息をついていると閃光から回復した敵が
???
「あなた気持ち悪いから消えなさい」
気持ち悪いまで言うか!!!!
そんなツッコみをしていると物凄い速さで黒い靄のニードル状の攻撃が俺を狙って放たれる、
ミニブラック
「あ!」
危ないという間も与えないほど高速でそれは俺に突き刺さった!
ミニブラック
「そんな!今抜いてやる」
黒いニードル状の柱を抜こうと触れた瞬間
ぽん♪
軽快な音と伴に俺だったモノはキラキラのミラーボールへと代わる!
ミニブラック
「え?」
驚きを隠せない状態のミニブラックさんを木の上で見ている俺……
「あの~変わり身の術なんでしょうけどなぜミラーボール?」
<木より綺麗だからな、それより折角の口上タイミング!バシッと!」
「へ?」
<ふむ、我が手本を見せるか>
「え?ちょっと!!」
0
お気に入りに追加
651
あなたにおすすめの小説
最悪のゴミスキルと断言されたジョブとスキルばかり山盛りから始めるVRMMO
無謀突撃娘
ファンタジー
始めまして、僕は西園寺薫。
名前は凄く女の子なんだけど男です。とある私立の学校に通っています。容姿や行動がすごく女の子でよく間違えられるんだけどさほど気にしてないかな。
小説を読むことと手芸が得意です。あとは料理を少々出来るぐらい。
特徴?う~ん、生まれた日にちがものすごい運気の良い星ってぐらいかな。
姉二人が最新のVRMMOとか言うのを話題に出してきたんだ。
ゲームなんてしたこともなく説明書もチンプンカンプンで何も分からなかったけど「何でも出来る、何でもなれる」という宣伝文句とゲーム実況を見て始めることにしたんだ。
スキルなどはβ版の時に最悪スキルゴミスキルと認知されているスキルばかりです、今のゲームでは普通ぐらいの認知はされていると思いますがこの小説の中ではゴミにしかならない無用スキルとして認知されいます。
そのあたりのことを理解して読んでいただけると幸いです。
VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?
ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚
そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?
Free Emblem On-line
ユキさん
ファンタジー
今の世の中、ゲームと言えばVRゲームが主流であり人々は数多のVRゲームに魅了されていく。そんなVRゲームの中で待望されていたタイトルがβテストを経て、ついに発売されたのだった。
VRMMO『Free Emblem Online』
通称『F.E.O』
自由過ぎることが売りのこのゲームを、「あんちゃんも気に入ると思うよ~。だから…ね? 一緒にやろうぜぃ♪」とのことで、βテスターの妹より一式を渡される。妹より渡された『F.E.O』、仕事もあるが…、「折角だし、やってみるとしようか。」圧倒的な世界に驚きながらも、MMO初心者である男が自由気ままに『F.E.O』を楽しむ。
ソロでユニークモンスターを討伐、武器防具やアイテムも他の追随を許さない、それでいてPCよりもNPCと仲が良い変わり者。
そんな強面悪党顔の初心者が冒険や生産においてその名を轟かし、本人の知らぬ間に世界を引っ張る存在となっていく。
なろうにも投稿してあります。だいぶ前の未完ですがね。
最前線攻略に疲れた俺は、新作VRMMOを最弱職業で楽しむことにした
水の入ったペットボトル
SF
これまであらゆるMMOを最前線攻略してきたが、もう俺(大川優磨)はこの遊び方に満足してしまった。いや、もう楽しいとすら思えない。
ゲームは楽しむためにするものだと思い出した俺は、新作VRMMOを最弱職業『テイマー』で始めることに。
βテストでは最弱職業だと言われていたテイマーだが、主人公の活躍によって評価が上がっていく?
そんな周りの評価など関係なしに、今日も主人公は楽しむことに全力を出す。
この作品は「カクヨム」様、「小説家になろう」様にも掲載しています。
神速の冒険者〜ステータス素早さ全振りで無双する〜
FREE
ファンタジー
Glavo kaj Magio
通称、【GKM】
これは日本が初めて開発したフルダイブ型のVRMMORPGだ。
世界最大規模の世界、正確な動作、どれを取ってもトップレベルのゲームである。
その中でも圧倒的人気な理由がステータスを自分で決めれるところだ。
この物語の主人公[速水 光]は陸上部のエースだったが車との交通事故により引退を余儀なくされる。
その時このゲームと出会い、ステータスがモノを言うこの世界で【素早さ】に全てのポイントを使うことを決心する…
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
Anotherfantasia~もうひとつの幻想郷
くみたろう
ファンタジー
彼女の名前は東堂翠。
怒りに震えながら、両手に持つ固めの箱を歪ませるくらいに力を入れて歩く翠。
最高の一日が、たった数分で最悪な1日へと変わった。
その要因は手に持つ箱。
ゲーム、Anotherfantasia
体感出来る幻想郷とキャッチフレーズが付いた完全ダイブ型VRゲームが、彼女の幸せを壊したのだ。
「このゲームがなんぼのもんよ!!!」
怒り狂う翠は帰宅後ゲームを睨みつけて、興味なんか無いゲームを険しい表情で起動した。
「どれくらい面白いのか、試してやろうじゃない。」
ゲームを一切やらない翠が、初めての体感出来る幻想郷へと体を委ねた。
それは、翠の想像を上回った。
「これが………ゲーム………?」
現実離れした世界観。
でも、確かに感じるのは現実だった。
初めて続きの翠に、少しづつ増える仲間たち。
楽しさを見出した翠は、気付いたらトップランカーのクランで外せない大事な仲間になっていた。
【Anotherfantasia……今となっては、楽しくないなんて絶対言えないや】
翠は、柔らかく笑うのだった。
異世界で俺だけレベルが上がらない! だけど努力したら最強になれるらしいです?
澤檸檬
ファンタジー
旧題 努力=結果
異世界の神の勝手によって異世界に転移することになった倉野。
実際に異世界で確認した常識と自分に与えられた能力が全く違うことに少しずつ気付く。
異世界の住人はレベルアップによってステータスが上がっていくようだったが、倉野にだけレベルが存在せず、行動を繰り返すことによってスキルを習得するシステムが採用されていた。
そのスキル習得システムと異世界の常識の差が倉野を最強の人間へと押し上げていく。
だが、倉野はその能力を活かして英雄になろうだとか、悪用しようだとかそういった上昇志向を見せるわけでもなく、第二の人生と割り切ってファンタジーな世界を旅することにした。
最強を隠して異世界を巡る倉野。各地での出会いと別れ、冒険と楽しみ。元居た世界にはない刺激が倉野の第二の人生を彩っていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる