483 / 586
本章1 ウォータリア編
籠の鳥90
しおりを挟む
消えた青星さんを探していると何かヒヤッとしたものが肩に触れたような気がした、
もちー!もち!もち!
急に大人しかった餅モンスターが肩に向かって鳴きだした、
これはもしかして……
スピリットテラーをオンにして見てみるとそこには幽体状態の青星さんが、
青星
「ここは合体技で」
「なるほど」
ミニブラック
「なにがなるほどなんだ?」
「まあ、見てなさいって『魂の代弁』」
スキルを発動させて手槍に青星さんの力を込めると、手槍は一本の巻物へと変化した、
ミニブラック
「武器が紙切れになったぞ?」
「え~と」
困っていると武器から青星さんの声が聞こえて来る、
青星
「それを咥えて忍びの印を」
「え?印?」
青星
「よく忍者がやるあのポーズを」
「ええとこんなかな」
漫画でやりそうな人差し指を反対の手で握り人差し指を立てるポーズをすると、
どろん!
キラキラ~
煙が上がったかと思ったがそこは青星さん綺麗な星の噴水の様なものが湧き上がり俺の身を包む、
ミニブラック
「目が痛い」
それは例によって忍ぶどころか目くらまし使えるかの如く眩い閃光を放ち辺りを白くする、
そして、体に何かが装着されていくのを感じる。
期待としては渋めの忍者のような衣装であって欲しいと思うのだが……
うん、黒い頭巾に甲冑の様な黒い軽装鎧、侍と忍者を足したような衣装なんだが……
なぜ!黒のスパンコール!無意味にキラキラしてるし!
ミニブラック
「えっと…ふざけてる?」
「ふざけてません!」
もちにん!
餅モンスターまでも紫の頭巾をして忍者気取り……
ミニブラック
「あ~うん~なんと言えばいいか……『ダサい?』」
グッッッサ!!!!
今までこいつにやられたどんな攻撃よりもデカいダメージを喰らった!
「もう!脱ぐ!!!」
脱ごうとすると頭に青星さんの声が響く!
<脱ぐなんてとんでもない、この衣装というか形状は我とお主の力が掛け合わさった姿!まさに一心同体!>
それを聞いてため息をついていると閃光から回復した敵が
???
「あなた気持ち悪いから消えなさい」
気持ち悪いまで言うか!!!!
そんなツッコみをしていると物凄い速さで黒い靄のニードル状の攻撃が俺を狙って放たれる、
ミニブラック
「あ!」
危ないという間も与えないほど高速でそれは俺に突き刺さった!
ミニブラック
「そんな!今抜いてやる」
黒いニードル状の柱を抜こうと触れた瞬間
ぽん♪
軽快な音と伴に俺だったモノはキラキラのミラーボールへと代わる!
ミニブラック
「え?」
驚きを隠せない状態のミニブラックさんを木の上で見ている俺……
「あの~変わり身の術なんでしょうけどなぜミラーボール?」
<木より綺麗だからな、それより折角の口上タイミング!バシッと!」
「へ?」
<ふむ、我が手本を見せるか>
「え?ちょっと!!」
もちー!もち!もち!
急に大人しかった餅モンスターが肩に向かって鳴きだした、
これはもしかして……
スピリットテラーをオンにして見てみるとそこには幽体状態の青星さんが、
青星
「ここは合体技で」
「なるほど」
ミニブラック
「なにがなるほどなんだ?」
「まあ、見てなさいって『魂の代弁』」
スキルを発動させて手槍に青星さんの力を込めると、手槍は一本の巻物へと変化した、
ミニブラック
「武器が紙切れになったぞ?」
「え~と」
困っていると武器から青星さんの声が聞こえて来る、
青星
「それを咥えて忍びの印を」
「え?印?」
青星
「よく忍者がやるあのポーズを」
「ええとこんなかな」
漫画でやりそうな人差し指を反対の手で握り人差し指を立てるポーズをすると、
どろん!
キラキラ~
煙が上がったかと思ったがそこは青星さん綺麗な星の噴水の様なものが湧き上がり俺の身を包む、
ミニブラック
「目が痛い」
それは例によって忍ぶどころか目くらまし使えるかの如く眩い閃光を放ち辺りを白くする、
そして、体に何かが装着されていくのを感じる。
期待としては渋めの忍者のような衣装であって欲しいと思うのだが……
うん、黒い頭巾に甲冑の様な黒い軽装鎧、侍と忍者を足したような衣装なんだが……
なぜ!黒のスパンコール!無意味にキラキラしてるし!
ミニブラック
「えっと…ふざけてる?」
「ふざけてません!」
もちにん!
餅モンスターまでも紫の頭巾をして忍者気取り……
ミニブラック
「あ~うん~なんと言えばいいか……『ダサい?』」
グッッッサ!!!!
今までこいつにやられたどんな攻撃よりもデカいダメージを喰らった!
「もう!脱ぐ!!!」
脱ごうとすると頭に青星さんの声が響く!
<脱ぐなんてとんでもない、この衣装というか形状は我とお主の力が掛け合わさった姿!まさに一心同体!>
それを聞いてため息をついていると閃光から回復した敵が
???
「あなた気持ち悪いから消えなさい」
気持ち悪いまで言うか!!!!
そんなツッコみをしていると物凄い速さで黒い靄のニードル状の攻撃が俺を狙って放たれる、
ミニブラック
「あ!」
危ないという間も与えないほど高速でそれは俺に突き刺さった!
ミニブラック
「そんな!今抜いてやる」
黒いニードル状の柱を抜こうと触れた瞬間
ぽん♪
軽快な音と伴に俺だったモノはキラキラのミラーボールへと代わる!
ミニブラック
「え?」
驚きを隠せない状態のミニブラックさんを木の上で見ている俺……
「あの~変わり身の術なんでしょうけどなぜミラーボール?」
<木より綺麗だからな、それより折角の口上タイミング!バシッと!」
「へ?」
<ふむ、我が手本を見せるか>
「え?ちょっと!!」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
647
1 / 3
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる