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本章1 ウォータリア編
籠の鳥73
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「ねえ~猫さん何か教えてくれないかな?」
あれから一生懸命猫に話かけているが素知らぬ顔で毛繕いをしたりそっぽを向かれてしまう。
ミニブラック
「なあ、お前なにしてるんだ」
「何してるってここから出るためのヒントをだな」
ミニブラック
「なにもない壁に聞いてるのは滑稽」
「お前には見えてないかもしれないけど俺には猫が見えてるの」
ミニブラック
「ふ~ん、まあ我にはどうでも良い事だ、我はお前を滅する者であったがそれすらもどうでも良いと思えてきた」
「それはありがたいね」
ミニブラック
「となると我はなぜ存在する?」
「知るか!」
良くわからない問になどかまってる暇などない
唯一の攻略の可能性があるかもしれない猫の興味を引こうと一生懸命なアプローチを試みていると、
ミニブラック
「ふむ、ならお前はなぜ存在する?」
「だから、知るか!存在するから存在するんだろ」
ミニブラック
「存在するから存在する……」
それから暫くミニブラックは黙っていた。
「ほら、猫ちゃんゲンゾウさんが作ってくれた猫じゃらしだよ」
ピク
今明らかになにかに反応した!
この猫じゃらしか!
そう思って猫じゃらし片手に近づくとピョン!と跳ねて入り口の方へ行ってしまった。
「逃げられたか~」
せっかくのヒントを取り逃したと残念がってると、
クイクイ
ミニブラックが俺の服を引っ張て来た。
ミニブラック
「あそこから何か感じる」
そう言って店の扉前にいくとなんと猫がこちらを向いて座っている、
そして「にゃ~」と一鳴きしている。
「待ってくれているのかな?」
猫
「にゃ~」
近づこうとすると猫はそのまま外に出て行ってしまった。
「あ!待ってくれ、ミニブラック行くぞ」
ミニブラック
「命令するな」
なんかちょっとさっきより元気な感じがする返答と共に俺たちは店を飛び出した。
あれから一生懸命猫に話かけているが素知らぬ顔で毛繕いをしたりそっぽを向かれてしまう。
ミニブラック
「なあ、お前なにしてるんだ」
「何してるってここから出るためのヒントをだな」
ミニブラック
「なにもない壁に聞いてるのは滑稽」
「お前には見えてないかもしれないけど俺には猫が見えてるの」
ミニブラック
「ふ~ん、まあ我にはどうでも良い事だ、我はお前を滅する者であったがそれすらもどうでも良いと思えてきた」
「それはありがたいね」
ミニブラック
「となると我はなぜ存在する?」
「知るか!」
良くわからない問になどかまってる暇などない
唯一の攻略の可能性があるかもしれない猫の興味を引こうと一生懸命なアプローチを試みていると、
ミニブラック
「ふむ、ならお前はなぜ存在する?」
「だから、知るか!存在するから存在するんだろ」
ミニブラック
「存在するから存在する……」
それから暫くミニブラックは黙っていた。
「ほら、猫ちゃんゲンゾウさんが作ってくれた猫じゃらしだよ」
ピク
今明らかになにかに反応した!
この猫じゃらしか!
そう思って猫じゃらし片手に近づくとピョン!と跳ねて入り口の方へ行ってしまった。
「逃げられたか~」
せっかくのヒントを取り逃したと残念がってると、
クイクイ
ミニブラックが俺の服を引っ張て来た。
ミニブラック
「あそこから何か感じる」
そう言って店の扉前にいくとなんと猫がこちらを向いて座っている、
そして「にゃ~」と一鳴きしている。
「待ってくれているのかな?」
猫
「にゃ~」
近づこうとすると猫はそのまま外に出て行ってしまった。
「あ!待ってくれ、ミニブラック行くぞ」
ミニブラック
「命令するな」
なんかちょっとさっきより元気な感じがする返答と共に俺たちは店を飛び出した。
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