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本章1 ウォータリア編

籠の鳥71

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トゥシエ
「私が砕ける!!!」

ヴェール
「ふっ」

トゥシエ
「あんた笑わったわね!主!ガラスの手槍を地面に向かって構えなさい!」

ヴェール
「私は再生できるもん」

ミニブラック
「ふっどうせほろびた み」

「えええい!うるさいなんとかするって言ってるだろ」

どんどん地面が近づいて来る!
このままいったら激突のダメージで死んでしまうだろ
俺は盾を地面に向けて構える。

トゥシエ
「えええ!やっぱり私を犠牲にこの鬼!!!うううう私は主を間違えた」

ヴェール
「あなたの犠牲は無駄にしない」

トゥシエ
「あんた絶対にならんかの形で道連れにする!!」

ミニブラック
(祈る)

「黙って見てろ!」

タイミング的には問題ないはず盾を構えて近づく地面に向かって目を凝らす
もうちょい引付けて……
まだ、焦るな

「バーストシールド!」

地面に向けて盾を押し出し地面に対してノックバックの圧をかける!
当然ながら地面をノックバックすることなど出来ない為、その圧が反射してくる。

「ぬうう」

地面から弾かれるように地面に着地する、これはこれで結構痛いが(HPが少々へった)直撃よりは前々ましな状況だ。

「なんとかなった」

トゥシエ&ヴェール
「ちょっと休むわ(ね)」

そう言って二人は消えてしまった。

「ミニブラックは大丈夫そうか?」

ミニブラック
「も もんだいにゃり」

決して大丈夫そうでない半泣きの目がなんとも言えない……

「ミニブラックと二人か」

もピー!

「あ、お前もいたか」

さて、どうしたものかとりあえず周りを見渡すと森の中のようなので一旦町にもどるか、
幸いにも前回の怖い集団が来た地点からほぼ反対側の位置に落ちた為、多分大丈夫だろうと思い町に入った。

ミニブラック
「おなかすいた」

「お前さっき食ったばっかりだろ」

ミニブラック
「なにもおにゅしにたのんだわけでわにゃい!」

そう言って近くのまんじゅう屋にかけていくと

ミニブラック
「すまにゅ!だれかいないか」

すると奥の方から

店員
「おや?あなたは」

店の奥から赤い二つの光が!

店員
「ゴキンジョネットワーク 確認、ザイニン ツカマエル」

うおおおおおお!しゃもじ持った赤い目のおばさん登場!

「やば逃げろ!!!」

ミニブラックを抱えて全力ダッシュするが!今度は目の前に目が赤い饅頭のマスコットが!!!

「えええ!!!」

こうなったら!裏路地に入る狭い道に入る!
ああああ!なんだこの世界
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