421 / 597
本章1 ウォータリア編
籠の鳥29
しおりを挟む
ダイマオ
「絶好調!スキルも覚えたぞ」
あゆな
「きをつけて、油断はだめ」
あれからかなりの数を狩ったので二人ともレベルアップしてダイマオにはそこまで変化はないが、あゆなはだいたい幼稚園の年長さんくらいまでの知能に成長し言葉もしっかりしはじめてきた。
ダイマオ
「イワミー姉の帝王学2章1項目!チャンスは逃すな!今が稼ぎ時だ」
あゆな
「うう~~」
調子に乗ったダイマオは集まってくる敵をなぎ倒していく
ダイマオ
「千本杖打!」
新しく覚えたスキル千本杖打、自分の正面の敵にランダムに打撃を放つ
ダイマオ
「うらうらうらうらうら!」
ダダダダダダ!
キン
その時本人は気づいて居なかったが明らかに今までの打撃音とは違う金属の様な音が混じっていた、
ダイマオ
「行けイケイケ!」バチン!
攻撃の最中何か岩の様な塊が右肩を強打した
ダイマオ
「イタ!」
あゆな
「! 大丈夫!?」
ダイマオ
「なんかがぶつかって」
つぎの瞬間目の前が深い闇に覆われ視界が完全に真っ暗になった、
ダイマオ
「え!?あゆな!光を切らすな」
あゆな
「え?ちゃんと光ってるよ」
ダイマオ
「ウソつけ!何も見えないぞ……うお!」
目の前に巨大な薄暗く光る大きな角を生やした影が手を広げて迫ってくる、
それは今まで感じたことないとてつもない恐怖を覚える物だった。
ダイマオ
「て 帝王学3章1項 ぴピンチはちゃチャンス」
落ち着こうと言い聞かせるが言葉が震えだし、やがて体も恐怖に震えだした、
あゆな
「お兄ちゃん落ち着いて」
ダイマオ
「だ だいじょうぶ、お 俺が ま守ってやるから」
あゆな
「お兄ちゃん!」
バシ!
あゆなの尻尾ビンタがダイマオの右頬に炸裂する!
ダイマオ
「イタ!!あゆな何するんだ!強敵を前にして……あれ?」
さっきまで居たはず巨大な影は消えて視界も光が戻っている、
あゆな
「お兄ちゃん状態異常になってた!」
ダイマオ
「状態異常?」
あゆな
「アネゴママが言ってた幻影で混乱させる敵がいるって」
ダイマオ
「そうなのか」
また、徐々に視界が暗くなり始める
ダイマオ
「また、幻影攻撃か!くっそ舐めるな!」
闇雲に杖を振り回す!
あゆな
「お兄ちゃん!」
バシ!
ダイマオ
「いた!」
あゆな
「そうやって暴れると 私が危ないの」
ダイマオ
「しかし、俺がやらないと あゆなを守らないと!」
再び杖を握り締めたそのとき
あゆな
「スノーアロー」
ひゅん!
細くするどいツララが顔を霞める
ダイマオ
「え?!」
あゆな
「お兄ちゃんは何もしないで、そこで立ってて」
ダイマオ
「いや、でも」
ひゅん!
あゆな
「お返事は」
顔はにこやかだが明らかに怒ってるオーラがあゆなの背後に見える!
あゆな
「お返事は?」
ダイマオ
「はい……」
あゆな
「よろしい」
この子は怒らしたらダメな子だ……
「絶好調!スキルも覚えたぞ」
あゆな
「きをつけて、油断はだめ」
あれからかなりの数を狩ったので二人ともレベルアップしてダイマオにはそこまで変化はないが、あゆなはだいたい幼稚園の年長さんくらいまでの知能に成長し言葉もしっかりしはじめてきた。
ダイマオ
「イワミー姉の帝王学2章1項目!チャンスは逃すな!今が稼ぎ時だ」
あゆな
「うう~~」
調子に乗ったダイマオは集まってくる敵をなぎ倒していく
ダイマオ
「千本杖打!」
新しく覚えたスキル千本杖打、自分の正面の敵にランダムに打撃を放つ
ダイマオ
「うらうらうらうらうら!」
ダダダダダダ!
キン
その時本人は気づいて居なかったが明らかに今までの打撃音とは違う金属の様な音が混じっていた、
ダイマオ
「行けイケイケ!」バチン!
攻撃の最中何か岩の様な塊が右肩を強打した
ダイマオ
「イタ!」
あゆな
「! 大丈夫!?」
ダイマオ
「なんかがぶつかって」
つぎの瞬間目の前が深い闇に覆われ視界が完全に真っ暗になった、
ダイマオ
「え!?あゆな!光を切らすな」
あゆな
「え?ちゃんと光ってるよ」
ダイマオ
「ウソつけ!何も見えないぞ……うお!」
目の前に巨大な薄暗く光る大きな角を生やした影が手を広げて迫ってくる、
それは今まで感じたことないとてつもない恐怖を覚える物だった。
ダイマオ
「て 帝王学3章1項 ぴピンチはちゃチャンス」
落ち着こうと言い聞かせるが言葉が震えだし、やがて体も恐怖に震えだした、
あゆな
「お兄ちゃん落ち着いて」
ダイマオ
「だ だいじょうぶ、お 俺が ま守ってやるから」
あゆな
「お兄ちゃん!」
バシ!
あゆなの尻尾ビンタがダイマオの右頬に炸裂する!
ダイマオ
「イタ!!あゆな何するんだ!強敵を前にして……あれ?」
さっきまで居たはず巨大な影は消えて視界も光が戻っている、
あゆな
「お兄ちゃん状態異常になってた!」
ダイマオ
「状態異常?」
あゆな
「アネゴママが言ってた幻影で混乱させる敵がいるって」
ダイマオ
「そうなのか」
また、徐々に視界が暗くなり始める
ダイマオ
「また、幻影攻撃か!くっそ舐めるな!」
闇雲に杖を振り回す!
あゆな
「お兄ちゃん!」
バシ!
ダイマオ
「いた!」
あゆな
「そうやって暴れると 私が危ないの」
ダイマオ
「しかし、俺がやらないと あゆなを守らないと!」
再び杖を握り締めたそのとき
あゆな
「スノーアロー」
ひゅん!
細くするどいツララが顔を霞める
ダイマオ
「え?!」
あゆな
「お兄ちゃんは何もしないで、そこで立ってて」
ダイマオ
「いや、でも」
ひゅん!
あゆな
「お返事は」
顔はにこやかだが明らかに怒ってるオーラがあゆなの背後に見える!
あゆな
「お返事は?」
ダイマオ
「はい……」
あゆな
「よろしい」
この子は怒らしたらダメな子だ……
0
お気に入りに追加
651
あなたにおすすめの小説
Free Emblem On-line
ユキさん
ファンタジー
今の世の中、ゲームと言えばVRゲームが主流であり人々は数多のVRゲームに魅了されていく。そんなVRゲームの中で待望されていたタイトルがβテストを経て、ついに発売されたのだった。
VRMMO『Free Emblem Online』
通称『F.E.O』
自由過ぎることが売りのこのゲームを、「あんちゃんも気に入ると思うよ~。だから…ね? 一緒にやろうぜぃ♪」とのことで、βテスターの妹より一式を渡される。妹より渡された『F.E.O』、仕事もあるが…、「折角だし、やってみるとしようか。」圧倒的な世界に驚きながらも、MMO初心者である男が自由気ままに『F.E.O』を楽しむ。
ソロでユニークモンスターを討伐、武器防具やアイテムも他の追随を許さない、それでいてPCよりもNPCと仲が良い変わり者。
そんな強面悪党顔の初心者が冒険や生産においてその名を轟かし、本人の知らぬ間に世界を引っ張る存在となっていく。
なろうにも投稿してあります。だいぶ前の未完ですがね。
神速の冒険者〜ステータス素早さ全振りで無双する〜
FREE
ファンタジー
Glavo kaj Magio
通称、【GKM】
これは日本が初めて開発したフルダイブ型のVRMMORPGだ。
世界最大規模の世界、正確な動作、どれを取ってもトップレベルのゲームである。
その中でも圧倒的人気な理由がステータスを自分で決めれるところだ。
この物語の主人公[速水 光]は陸上部のエースだったが車との交通事故により引退を余儀なくされる。
その時このゲームと出会い、ステータスがモノを言うこの世界で【素早さ】に全てのポイントを使うことを決心する…
最悪のゴミスキルと断言されたジョブとスキルばかり山盛りから始めるVRMMO
無謀突撃娘
ファンタジー
始めまして、僕は西園寺薫。
名前は凄く女の子なんだけど男です。とある私立の学校に通っています。容姿や行動がすごく女の子でよく間違えられるんだけどさほど気にしてないかな。
小説を読むことと手芸が得意です。あとは料理を少々出来るぐらい。
特徴?う~ん、生まれた日にちがものすごい運気の良い星ってぐらいかな。
姉二人が最新のVRMMOとか言うのを話題に出してきたんだ。
ゲームなんてしたこともなく説明書もチンプンカンプンで何も分からなかったけど「何でも出来る、何でもなれる」という宣伝文句とゲーム実況を見て始めることにしたんだ。
スキルなどはβ版の時に最悪スキルゴミスキルと認知されているスキルばかりです、今のゲームでは普通ぐらいの認知はされていると思いますがこの小説の中ではゴミにしかならない無用スキルとして認知されいます。
そのあたりのことを理解して読んでいただけると幸いです。
VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?
ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚
そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?
【第1章完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
姫騎士様と二人旅、何も起きないはずもなく……
踊りまんぼう
ファンタジー
主人公であるセイは異世界転生者であるが、地味な生活を送っていた。 そんな中、昔パーティを組んだことのある仲間に誘われてとある依頼に参加したのだが……。 *表題の二人旅は第09話からです
(カクヨム、小説家になろうでも公開中です)
最強と言われてたのに蓋を開けたら超難度不遇職
鎌霧
ファンタジー
『To The World Road』
倍率300倍の新作フルダイブ系VRMMOの初回抽選に当たり、意気揚々と休暇を取りβテストの情報を駆使して快適に過ごそうと思っていた。
……のだが、蓋をひらけば選択した職業は調整入りまくりで超難易度不遇職として立派に転生していた。
しかしそこでキャラ作り直すのは負けた気がするし、不遇だからこそ使うのがゲーマーと言うもの。
意地とプライドと一つまみの反骨精神で私はこのゲームを楽しんでいく。
小説家になろう、カクヨムにも掲載
ゲームで第二の人生を!~最強?チート?ユニークスキル無双で【最強の相棒】と一緒にのんびりまったりハチャメチャライフ!?~
俊郎
SF
『カスタムパートナーオンライン』。それは、唯一無二の相棒を自分好みにカスタマイズしていく、発表時点で大いに期待が寄せられた最新VRMMOだった。
が、リリース直前に運営会社は倒産。ゲームは秘密裏に、とある研究機関へ譲渡された。
現実世界に嫌気がさした松永雅夫はこのゲームを利用した実験へ誘われ、第二の人生を歩むべく参加を決めた。
しかし、雅夫の相棒は予期しないものになった。
相棒になった謎の物体にタマと名付け、第二の人生を開始した雅夫を待っていたのは、怒涛のようなユニークスキル無双。
チートとしか言えないような相乗効果を生み出すユニークスキルのお陰でステータスは異常な数値を突破して、スキルの倍率もおかしなことに。
強くなれば将来は安泰だと、困惑しながらも楽しくまったり暮らしていくお話。
この作品は小説家になろう様、ツギクル様、ノベルアップ様でも公開しています。
大体1話2000~3000字くらいでぼちぼち更新していきます。
初めてのVRMMOものなので応援よろしくお願いします。
基本コメディです。
あまり難しく考えずお読みください。
Twitterです。
更新情報等呟くと思います。良ければフォロー等宜しくお願いします。
https://twitter.com/shiroutotoshiro?s=09
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる