上 下
411 / 600
本章1 ウォータリア編

籠の鳥19

しおりを挟む
マリー
「なんなの終わったの?」

眠い目を擦りながらマリーが不機嫌そうに出てくる、
そこに見えたのは槍を持った魚人族となればもちろん……

マリー
「何こいつ!女の子を夜襲するとわ!」

 ヤバイ熱量の何かの球体を手ににじり寄って行く

「違う、違うから彼らは敵じゃないから!」

マリー
「こんな不細工なのが!敵じゃないわけないでしょう」

ダイマオ
「そうだ!そうだ!」

いつのまにかダイマオも参戦し騒いだところに!

ゴツン!
ゴツン!

イワミー
「落ち着きなさい!」

マリーさんに全力のゲンコツ!
ダイマオには加減してのゲンコツ!

イワミー
「正座」

マリー
「え?」

ダイマオ
「ううう」

イワミー
「正座!」

マリー&ダイマオ
はい!

イワミー
「そもそも!あなた達がね…」

 始まりました何時ものお説教タイムが、もうこうなったら止められない…
あまりの勢いに魚人さん達が

魚人A
「あの~私たちが夜襲したのは事実だし」

「もう、ああなったらダメです、下手に行くと巻き込まれますよ」

お説教ぷりを眺めていた魚人族の人が可哀そうな目で見ていた目がダイマオの手を見た瞬間ただでさえデカい目を更に見開いた!

魚人族A
「あ!あれは」

魚人族Q
「ん?どうした」

魚人族A
「あの子供が持っている物は」

魚人族Q
「のおおお!!!」

魚人族の二人が急に慌てふためいてダイマオの所へ駆け寄って行く

ダイマオがビックとして魚人族に怯えているが彼らの目線はその手に持っている卵に釘づけだった。

魚人族A
「ぼっちゃんこの卵をどこで!」

ダイマオ
「え、川で」

「その卵は巨大な黒い岩の所で拾ったのですが、川女王の卵ということはもしかしてあの皆さんを苦しめた奴の卵ですか!?」

魚人族Q
「とんでもない!これは前王女の忘れ形見!」

魚人族A
「みんな!我等の王のご子息はまだ生きながらえておるぞ!」

十数人の魚人族はそれを見てみんな涙を流している。

ファミィ
「これはまた色々と我等と重なる運命を感じますね」

すると兵士長が

???
「なんとお礼を申して良いか、このファイブ感謝してもしきれません」

 とりあえずこの人の名前はファイブさんということはわかったが、
ちょっとヌメッとした体で俺を抱きしめるのを止めて欲しいと思うのですが…

魚人族Q
「しかし!いけませんかなり弱体化しています」

 このシーンどっかで見たな……
何かが走馬灯の様に蘇る。

 もしかして!
しおりを挟む
感想 245

あなたにおすすめの小説

最悪のゴミスキルと断言されたジョブとスキルばかり山盛りから始めるVRMMO

無謀突撃娘
ファンタジー
始めまして、僕は西園寺薫。 名前は凄く女の子なんだけど男です。とある私立の学校に通っています。容姿や行動がすごく女の子でよく間違えられるんだけどさほど気にしてないかな。 小説を読むことと手芸が得意です。あとは料理を少々出来るぐらい。 特徴?う~ん、生まれた日にちがものすごい運気の良い星ってぐらいかな。 姉二人が最新のVRMMOとか言うのを話題に出してきたんだ。 ゲームなんてしたこともなく説明書もチンプンカンプンで何も分からなかったけど「何でも出来る、何でもなれる」という宣伝文句とゲーム実況を見て始めることにしたんだ。 スキルなどはβ版の時に最悪スキルゴミスキルと認知されているスキルばかりです、今のゲームでは普通ぐらいの認知はされていると思いますがこの小説の中ではゴミにしかならない無用スキルとして認知されいます。 そのあたりのことを理解して読んでいただけると幸いです。

VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?

ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚 そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?

俺だけに効くエリクサー。飲んで戦って気が付けば異世界最強に⁉

まるせい
ファンタジー
異世界に召喚された熱海 湊(あたみ みなと)が得たのは(自分だけにしか効果のない)エリクサーを作り出す能力だった。『外れ異世界人』認定された湊は神殿から追放されてしまう。 貰った手切れ金を元手に装備を整え、湊はこの世界で生きることを決意する。

【第1章完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。

鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。 鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。 まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。

悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます

竹桜
ファンタジー
 ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。  そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。  そして、ヒロインは4人いる。  ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。  エンドのルートしては六種類ある。  バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。  残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。  大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。  そして、主人公は不幸にも死んでしまった。    次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。  だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。  主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。  そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。  

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する

高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。 手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます

まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。 貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。 そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。 ☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。 ☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

俺は善人にはなれない

気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。

処理中です...