上 下
392 / 597
本章1 ウォータリア編

エピローグ2

しおりを挟む
 朝焼けが差し込み海が淡い赤色に染まった、
昨日の騒ぎで辺りはちらかっており、みんな寝転んでいる。
 起きているのはジョニーさんのこともあってあまり盛り上がれなかった俺達だけだ。

「さて、行きますか」

アクア
「はい、この時間なら朝一の船で行けるはずです」

アネゴ
「そうね」

ウィズ
「行きましょう」

 荷物を纏めてアジトを出ようとした時、

D:YUTAKA
「おうおう、挨拶無しかい?」

「みんなぐっすり寝てる様でしたので」

ジャムさん
「それは寂しいですね、これはお礼も兼ねて焼いたパンです」

そういって袋いっぱいのパンを分けてくれた。

ヨッジー
「うまそ!」

D:YUTAKA
「おい、俺からこれだぞ」

そういって先日の戦いでパフィルが持っていた玉を投げてきた、

「あぶな!ってあれ?」

玉は空中で止まり俺の道具から勝手に石版が飛び出してそこに吸い込まれハマった!

アクア
「この玉がキーの一つなんですね」

ゲンゾウ
「ふむ」

先生
「とりあえず、一つ目ゲットじゃな」

D:YUTAKA
「さて、俺もいくかなジャムまた後は頼むぞ」

「お!ついてきてくれるんですか?」

D:YUTAKA
「う~ん、そいつはどうやらちょっと違うみたいぞ」

そういうと体が光だしやがてその光は石版の玉へと吸い込まれて行った。

「え!?どういうこと!!!」

先生
「ふむ、たぶんあの体がこの世界に適合していないんじゃろ」

「適合?」

先生
「まあ、この世界の成り立ちと違う物質がまざっとるから不安定ということだ」

ウィズ
「これでお別れなんです?」

先生
「まあ、そういうわけではないだろうが休み休みというところはないかの」

YUKITO
「また、別れも言えず行ってしまったのか」

「YUKITOさんいつのまに」

YUKITO
「あいつらしいといえばあいつらしいが」

すると 玉が光だし

D:YUTAKA
「別にしんだわけじゃねえ!勝手に殺すな」

YUKITO
「ふふふふなんだい生きてるのか、なんだい死んだ方が物語よい展開ではないか」

D:YUTAKA
「まあ、ちと疲れるからやすましてもらうだけだぞ!YUKITOこいつらを送って行ってくれないか?」

YUKITO
「まったく人使いが荒いね?」

D:YUTAKA 
「俺のお前の仲だろ」

YUKITO
「そう言われた断れないか、良いよ皆乗りな」

こうして俺達は次のフィールドへと旅立った。

しおりを挟む
感想 245

あなたにおすすめの小説

【第1章完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。

鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。 鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。 まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。

Free Emblem On-line

ユキさん
ファンタジー
今の世の中、ゲームと言えばVRゲームが主流であり人々は数多のVRゲームに魅了されていく。そんなVRゲームの中で待望されていたタイトルがβテストを経て、ついに発売されたのだった。 VRMMO『Free Emblem Online』 通称『F.E.O』 自由過ぎることが売りのこのゲームを、「あんちゃんも気に入ると思うよ~。だから…ね? 一緒にやろうぜぃ♪」とのことで、βテスターの妹より一式を渡される。妹より渡された『F.E.O』、仕事もあるが…、「折角だし、やってみるとしようか。」圧倒的な世界に驚きながらも、MMO初心者である男が自由気ままに『F.E.O』を楽しむ。 ソロでユニークモンスターを討伐、武器防具やアイテムも他の追随を許さない、それでいてPCよりもNPCと仲が良い変わり者。 そんな強面悪党顔の初心者が冒険や生産においてその名を轟かし、本人の知らぬ間に世界を引っ張る存在となっていく。 なろうにも投稿してあります。だいぶ前の未完ですがね。

姫騎士様と二人旅、何も起きないはずもなく……

踊りまんぼう
ファンタジー
主人公であるセイは異世界転生者であるが、地味な生活を送っていた。 そんな中、昔パーティを組んだことのある仲間に誘われてとある依頼に参加したのだが……。 *表題の二人旅は第09話からです (カクヨム、小説家になろうでも公開中です)

神速の冒険者〜ステータス素早さ全振りで無双する〜

FREE
ファンタジー
Glavo kaj Magio 通称、【GKM】 これは日本が初めて開発したフルダイブ型のVRMMORPGだ。 世界最大規模の世界、正確な動作、どれを取ってもトップレベルのゲームである。 その中でも圧倒的人気な理由がステータスを自分で決めれるところだ。 この物語の主人公[速水 光]は陸上部のエースだったが車との交通事故により引退を余儀なくされる。 その時このゲームと出会い、ステータスがモノを言うこの世界で【素早さ】に全てのポイントを使うことを決心する…

最悪のゴミスキルと断言されたジョブとスキルばかり山盛りから始めるVRMMO

無謀突撃娘
ファンタジー
始めまして、僕は西園寺薫。 名前は凄く女の子なんだけど男です。とある私立の学校に通っています。容姿や行動がすごく女の子でよく間違えられるんだけどさほど気にしてないかな。 小説を読むことと手芸が得意です。あとは料理を少々出来るぐらい。 特徴?う~ん、生まれた日にちがものすごい運気の良い星ってぐらいかな。 姉二人が最新のVRMMOとか言うのを話題に出してきたんだ。 ゲームなんてしたこともなく説明書もチンプンカンプンで何も分からなかったけど「何でも出来る、何でもなれる」という宣伝文句とゲーム実況を見て始めることにしたんだ。 スキルなどはβ版の時に最悪スキルゴミスキルと認知されているスキルばかりです、今のゲームでは普通ぐらいの認知はされていると思いますがこの小説の中ではゴミにしかならない無用スキルとして認知されいます。 そのあたりのことを理解して読んでいただけると幸いです。

VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?

ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚 そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?

Select Life Online~最後にゲームをはじめた出遅れ組

瑞多美音
SF
 福引の景品が発売分最後のパッケージであると運営が認め話題になっているVRMMOゲームをたまたま手に入れた少女は……  「はあ、農業って結構重労働なんだ……筋力が足りないからなかなか進まないよー」※ STRにポイントを振れば解決することを思いつきません、根性で頑張ります。  「なんか、はじまりの街なのに外のモンスター強すぎだよね?めっちゃ、死に戻るんだけど……わたし弱すぎ?」※ここははじまりの街ではありません。  「裁縫かぁ。布……あ、畑で綿を育てて布を作ろう!」※布を売っていることを知りません。布から用意するものと思い込んでいます。  リアルラックが高いのに自分はついてないと思っている高山由莉奈(たかやまゆりな)。ついていないなーと言いつつ、ゲームのことを知らないままのんびり楽しくマイペースに過ごしていきます。  そのうち、STRにポイントを振れば解決することや布のこと、自身がどの街にいるか知り大変驚きますが、それでもマイペースは変わらず……どこかで話題になるかも?しれないそんな少女の物語です。  出遅れ組と言っていますが主人公はまったく気にしていません。      ○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○  ※VRMMO物ですが、作者はゲーム物執筆初心者です。つたない文章ではありますが広いお心で読んで頂けたら幸いです。  ※1話約2000〜3000字程度です。時々長かったり短い話もあるかもしれません。

集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!

七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」 その天使の言葉は善意からなのか? 異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか? そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。 ただし、その扱いが難しいものだった。 転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。 基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。 ○○○「これは私とのラブストーリーなの!」 主人公「いや、それは違うな」

処理中です...