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本章1 ウォータリア編

No108.忘却の姫騎士 ミキシングミッション 涙の雫2

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イワミー
「どうすんのよ」

「う~ん」

全員風呂から上がり酒場に再度集合、今回は団員全員も含めて地図を囲み重い空気が時を刻む、

蒼き狼
「とりあえず、再度探索に」

ポルカ
「それじゃ、同じことを繰り返すだけよ!ちゃんと考えてよ」

蒼き狼
「ふむ」

ゲンゾウ
「とりあえず、現状を整理しようかの」

ウィズ
「そうですね~」

アネゴ
「探索しようとしている進路には必ず罠があり、探索が儘ならい…以上ね」

イワミー
「整理するも何もソレだけじゃない」

ゲンゾウ
「うむ~」

ワイン
「……」

アクア
「どうして罠が私たちの進路の先に都合よく現れるのか」

「そこだな」

すると蒼き狼のメンバーが、

メンバーA
「決まってんだろスパイが居るんだよ」

するとざわつく団員の声に混じって
「だから俺は迎え入れるのは反対だったん」
「どうせアイツだろ」
という声が聞こえた。

蒼き狼
「静まれ、無用な混乱を招くような発言をした奴がいるが疑心暗鬼が広がるだけだ!確証のない事を口するな」

ワイン
「……」

 重い空気が更になんともいえないどんよりとしたプレッシャーで更に重みを増していく、

ポルカ
「でも、このままじゃ」

ワイン
「だれか私を地下の倉庫に監禁して下さい」

「ええ!?」

ジョニー
「なんと!」

蒼き狼
「ワイン殿!」

ワイン
「疑われるのも仕方ない事よ、それで探索が出来るなら」

蒼き狼
「しかし……」

先生
「まあ、そうなると100%探索は出来るだろうな」

「ええ!先生」

先生
「この状況を考えてみろ!疑われるのは最初からワインとわかってのいる状況じゃ」

「まあ」

先生
「ワインが関わっていれば罠は無いだろうし、ハメたいヤツからしたらワインが捕らわれているのだが罠など設置すれば逆効果じゃ」

イワミー
「正論ね」

「それじゃあ、探索は出来てもいろいろと…」

先生
「だが、そんなまどろっこしいことは不要じゃ」

「え?」

先生
「この馬鹿弟子が!犯人ならすぐわかるだろう、こんな無駄なことに時間を費やすでない!」

一同
「え?」

先生
「え?っじゃない!まだ気づかないのかこの馬鹿弟子が!お前のスキルであの周辺にいる霊に聴けば犯人などすぐにわかるだろう」

「あ!」

ポルカ
「どういうこと?」

「ああ、俺のスキルを使うとその場にいるいろんな霊と話が出来るからそれを使って聞けばすぐ犯人が分かるってことさ」

先生
「うむ」

ポルカ
「え?何それ聞いてないんだけど」

「え?」

するとポルカが外へ飛び出し行ってしまった!

ええええええ!?


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