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本章1 ウォータリア編

No97.忘却の姫騎士 ミキシングミッション 夏だ!海だ!モンスターだ!11

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  先生の猛烈なプレッシャーにオロオロしている、急に首元にヒヤっとした感触がしたので見てみると、先生自身の刀身を当てながら、

先生
「そんなことで狼狽えるようならもっかい修行だな」

「えーー!」

トゥシエ
「もー!ボケボケしてないでさっさとやるわよ!」

ヴェール
「ああ~~~~もう早くしますから!修行は勘弁を!」

トゥシエ
「暗黒闘着!」
ヴェール
「玻璃戦鎧!」

 すると修行の時と同じように相反する二つの鎧が反発し合いながら体を覆っていく、修行の時よりは鎧の隙間も少なくなっており形状も安定しているようで、
鎧の形状も暗黒闘着は和風の甲冑で所々が着物様な飾りがある、玻璃戦鎧は西洋のナイトが着る様なアーマーという感じで所々にガラスの様な装飾がついている、
 その二つの鎧がウヨウヨと不安定に重なっているような形態になった。

先生
「まあまあだな」

「これであいつを倒せるんですかね」

先生
「無理だの」

「え?」

先生
「そもそもお前の攻撃じゃ、ダメージにならん」

「ええ!?じゃなんで」

先生
「お前の攻撃じゃ無理だが、儂ならいける」

「俺関係ないんじゃ?」

先生
「いや、戦ってもらう」

「え?どういうこと」

先生
「いいか、これからお前は儂を憑依させろ」

「えええ!?」

先生
「いろいろ調整がめんどくさいから儂は制御に徹する、お前が倒せ」

「でも、先生って生きてますよね?」

先生
「ふん!心配するなこの体など!」

すると先生がパタンと倒れた!

「先生!」

トゥシエ
「スピリットテラーをオンにしなさい、そこにいるわ」

「あ、そうなの?」

 スピリットテラーをオンにすると腕組みしている女性の姿が!

「あれ?ターニャさんですか」

ターニャ
「時間がない急げ!」

「はい!」

 ターニャの魂を憑依させると鎧の形状がターニャの装備していた巫女の様な模様をあしらったような鎧となりそれまでのように歪んだような鎧の二つの鎧の合わせモノではなく1つの鎧というようなしっかりしたものになった。

ターニャ
「トゥシエ、ヴェールわかってるな?私の管理した通り動けよ」

ヴェール
「はい!」
トゥシエ
「はい!」

 この短時間になにがあった……

ターニャ
「私が使う技は支持する、お前がステータスを見た所でわからんだろう?」

 ステータスを確認すると盛大にバグっているとの凄まじい文量で目がチカチカしてくる。

「これは」

ターニャ
「制御と使う技はこちらで指示する、返事は?」

「はい!」

ターニャ
「宜しい、では行くぞ!」

トゥシエ、ヴェール、ダイン
「はい!」


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