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本章1 ウォータリア編

No94.忘却の姫騎士 ミキシングミッション 夏だ!海だ!モンスターだ!8

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「これはまずいな」

 凄まじいパワーと知力を兼ね備えた敵に対して、YUTAKAさんとホーリードラゴンさんなのか確認するどころかその前にこっちがやられてしまいそうだ。

するとさっきまでダンマリだった先生が、

先生
「こんなのに負ける位ならもう一回修行じゃな」

その言葉に全員がビック!とする

ヨッジー
「あれは勘弁してくれ」

アクア
「これは由々しき事態です!」

ゲンゾウ
「悪夢が」

ウィズ
「また!仕事遅れちゃいます」

そして中でも飛びぬけてトラウマを持っていたアネゴ…

アネゴ
「お刺身は嫌!嫌なのよ!!」

すると突如 アネゴが光だし人型へとチェンジした!

アネゴ
「みんな!あの修行に比べたらこの状況なんて苦しく無い筈よ!」

軍服に鞭をもち妙に色っぽい感じだがその目からは気迫が物凄い!

ヨッジー
「そうだな、アレに比べたら」

ヨッジーほんと何があった?

アクア
「もう……あんな空間は~~~!」

いや、ほんと大丈夫かアクアさん

ウィズ
「仕事に遅れるわけにはいきません!」

なんかすんません!うちの先生が!そしてリアル大事に!

ゲンゾウ
「もう、枕を濡らすのは……」

ゲンゾウさん~~~~!
そんなみんなと同じく呼応していたのが、

ヴェール
「そうよ、もう二度とごめんなの~~~!」

トゥシエ
「あんな屈辱!」

盾と手槍が反応する!

アネゴ
「皆行くわよ!限定スキル:ブレイブコマンド!」

するとみんなの前にキューブが現れる

アネゴ
「そのキューブを掴みなさい!あなた達の潜在能力を高めるはずよ」

限定スキルってことはあの姿だと使える物なのか?

ヨッジー
「いいね!底上げがすごいぜ……じゃあ行きますか!『ホースナイツGO!』

 ヨッジーが馬に乗り走り出すとその後方から無数の鎧を着た馬が突撃して来る!

ゲンゾウ
「クリス行くぞ!」

クリス
「はいよ♪」

 え!?しゃべった!

ゲンゾウ
「武装!絡繰武者」

ゲンゾウさんの背中のリュックから無数の小道具が飛び出し体に張り付きはじめそれはやがて武者の鎧の様な形状に、クリスさんの絵にも複数のアイテムが付き盾の様な形状に!

ヨッジー
「うお!カッコイイ」

ゲンゾウ
「驚くのはこれからじゃ、前進」

足から何かが噴射されホーバークラフトのような感じですごい勢いでスピードを上げる、
敵もそれに気づき攻撃を仕掛けるが、

アクア
「させません!ダンスオブシールド」

 アクアさんが舞うとパーティ全体に花びらが舞いブレスなどの攻撃をガードする、


「綺麗な技だな」

ウィズ
「援護します!ホワイトフェアリー」

ウィズさんが歌いだすと背後に真っ白な大人くらいの妖精が現れた!

ウィズ
「お願いします!」

 すると妖精は光の光弾を無数に放ち始めた。

「みんな凄いな~」

トゥシエ
「ほら!ぼさっとしてないで」

ヴェール
「お外は嫌ですけど!修行はもっと嫌です!」

トゥシエ
「それには同意するわ、それにその龍さんも長い付き合いだからね」

そういって指さしているのは鎧飾りの竜、そしてその目からまた赤いモノが、

ヴェール
「あんた!さっき汚れとかいったけど、それ龍さんの涙だから」

 そういえばこの鎧はホーリードラゴンさんの鎧だった、

「これはまたすまないことを言ってしまった……お詫びも込めて俺達もいくか」

ジャムさん
「まて…」

「え?」





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