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本章1 ウォータリア編

No87.忘却の姫騎士 ミキシングミッション 夏だ!海だ!モンスターだ!

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プレイベ名
『夏の海の家~海の化け物~』

場所 海底都市エリア E-2地区の砂浜

開始時刻 ゲーム内時刻18:00~11:00
参加 注意事項
・イベントを妨げたげる下記の行為
参加プレイヤーへの過度な接触
参加プレイヤーが嫌がる発言
プレイヤー同士のバトル
スキルによる建物等への破壊行為…etc

内容
E-2エリアにある海の家にてNPCの協力の下に合同で夏祭りを企画致します、
当日はNPC、プレイヤー出店などを計画しております。
また、NPCの話では最近海底都市の海岸で超強敵が出没しているとのことで、
もしこの祭りに現れた場合はそのモンスターを血祭りに上げようと思います!
是非ふるってご参加を!


吉井
「こんなところかな~」

「おお!さすが吉井」

吉井
「まあ、他のゲームでこういうのやってたしな!」

「ふむ、しかしこの公式サイト見るといろんなプレイベがあるんだな」

吉井
「まあ、こっち側に全力を傾けるプレイヤーもいるからな~エンジョイ勢とかよばれてるけど」

「ほう~コスプレ、遠足、ミニゲーム、宝探し、喫茶店、アニメを語る…PKゲーム?」

吉井
「まあ、基本なんでもありだからな」

「ふ~ん、でもこれって何かする意味あるの?」

吉井
「まあ、ぶっちゃけ自己満足だが同じ趣味の友達増えたりするからそう言った意味では意味はあるのかしれないな~まあ部活みたいなもんだ」

「ふん~うわ!姫騎士親衛隊イベントなんかあるのか…」

吉井
「まだ居たのね」

「キルの主催のもあるな…え?100人斬り勝てたら賞金、まけたら軍門に下るみたいなこんなのやるヤツいるのか」

吉井
「まあある意味有名だからなアイツ、まあそんな中に初心者の俺達が急に開催したところで集客が望めないから……」

「ふむ」

吉井
「有名者の力を借りるのと……」

「借りるのと?」

吉井
「噂を流す!」

「噂?」


ゲーム内E-2の海岸

アクア
「主!これは必要な事なんですかぁ!」

「すまん、ヨッジーが集客の為にどうしてもと……」

青い海!
砂浜!
そして水着のアクアさん!
まあ正確には水着ではなくてビキニアーマー的なモノでそこまできわどくは無いが!
全力で否定されてしまったがこれもYUTAKAさんの為と必死の説得によりなんとか了承、その後ウィズさんがコーディーネートをしてくれ

ウィズ
「自信作です!」

なんか鼻息荒いのですが、まあなんとか!それを着てもらった。

ヨッジー
「じゃあ、軽くの木の陰からこっち除きこんで!」

アクア
「私の祖国は今大変なのに…私は」

「YUTAKAさんの為!」

アクア
「ううう!わかりました」

ヨッジー
「よし撮るよ!」

アクア
「不本意!」

そう言ってヨッジーは写真(スクリーンショット)を撮る、のだが偉い離れたとこから撮っている。

ヨッジー
「じゃ 次は海岸を歩いてもらうかな」

「なんでまたそんな遠いとこから」

ヨッジー
「あんまりはっきり撮っちゃうと噂じゃなくなるからな!あくまでアレこれもしかしてってのが重要なんだ」

「ほう~」

そうして撮れた写真はアクアさんかな?と認識できる程度のものだった。

ヨッジー
「良い感だな」

マリー
「ちょっと待ちなさい!そういことなら私も撮りなさいよ!」

ヨッジー
「え?」

マリー
「広告でしょ!私がやらなくて誰がやるのよ!」

 そういって現れたのはご存じ現このゲームのヒロイン マリーさん、
何時着替えたのかセクシーな水着に身を包みポーズを決めてる。

ヨッジー
「いや、アクアさんで十分で」

マリー
「なに?文句あるの」

いつの間にかヨッジーの背後に周り首元にダガーを突きつける。

ヨッジー
「わかりました!」

結局マリーさんは海の家でカクテルを傾ける写真と浜辺でアイドルの様な写真を撮ることになった。

ヨッジー
「どうしようかなコレ……」


その後 プレイヤー達の掲示板に匿名で投稿が上がり
E-2の海岸に!マリーさんが水着で遊んでいるという題でスクショがUPされ、
さらに確定ではないが噂の姫騎士かと思われる画像のUPされた。
更に、ステインさんが俺達のプレイベに注目しているという趣旨の内容が掛れたことによって異例の盛り上がりを見せた。

ちなみに一番盛り上がったのはアクアさんの水着姿だった……

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