上 下
340 / 586
本章1 ウォータリア編

No80.忘却の姫41

しおりを挟む
 アネゴの進化と変貌でバタバタしたが取りあえず現状の報告と、
情報交換の為にステインさん達と合流することになった。

アクア
「この町は大丈夫でしょうか…」

「ポコさんが長になって落ち着きを取り戻してるようだし」

ヨッジー
「本土から応援も呼ぶみたいだし、とりあえずは大丈夫だと思うが」

ゲンゾウ
「うむ、我々はこの様なことが二度と起きないようにせねば」

「原因究明ですね」

アネゴ
「そうね」

先生
「……」

「とりあえず光族の村へ行きましょう」



少し離れた木の上から……
それを眺める物が、

???
「本土へ応援に行ったようだね……予定通りに動いてくれるコマは好きだよ」


~光族の村~

 現在光族の村では開拓は反対派により中止になっている、理由は黒騎士達が出て来たのは森林破壊が原因だという噂と森を愛する派閥の抵抗により、開拓派の汚職が見つかった為という話だ、開拓派は必ず復讐するという恨み節を吐いて野良のランクまで身を落として執行人に怯えながら町を出たらしい。

ステイン
「おう!ダイン君」

「ステインさん」

 町の噴水前でステインさん達を見かけて現状の報告を行った、
村の事、ポコさんが長となり本土へ応援の要請に行った事。

ステイン
「ふむ、そうなるとややこしいことになりそうだね:

「というと?」

ステイン
「本土へ応援に行ったとなると下手をすればウォータリとの全面戦争になりかねない」

アクア
「そんな!」

ステイン
「あくまで可能性ではあるがね」

アクア
「やはり、城へ行くしかありませんね」

ステイン
「城か~」

「それしかないけど、現状あのエリアには行けないし」

ステイン
「いや、それがそうでもないようなんだ」

「え?」

ステイン
「バグかどうかわからんが城の近くまで行けない表示になっているのに、侵入出来るという話を聞いてる」

ゲンゾウ
「ほうほう」

ステイン
「ただ、城の中には入れないし敵も相当強いらしい」

「しかし、行けるなら行ってみる価値はあるかもしれない」

アネゴ
「そうね」

ウィズ
「でも、どうして入れるんですかね」

ヨッジー
「う~んミスかな?」

アクア
「良くわからない点もありますが、行ってみるべきだと思います」

「そうだな」

ステイン
「あ、あと気を付けることがもう一点、野良といNPCを知っているか?」

「ええ、ここの最初村で罪人やその子供達だと聞きましたが」

ステイン
「ああ、そいつらが最近結集し始めてるらしいんだ」

「ほう」

ステイン
「しかも、それにキル達が絡んでるらしい」

「それは厄介ですね」

ステイン
「ああ、十分気を付けてくれ」

ややこしい事になりそうだな……





しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

偽りの愛の結婚

恋愛 / 完結 24h.ポイント:49,004pt お気に入り:399

わがまま妃はもう止まらない

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:14pt お気に入り:235

抱擁 ~眩しい朝~

恋愛 / 完結 24h.ポイント:809pt お気に入り:0

汝は人間なりや?

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:35pt お気に入り:0

所詮、愛を教えられない女ですから

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:175,165pt お気に入り:3,230

鬼上司と秘密の同居

BL / 連載中 24h.ポイント:3,260pt お気に入り:615

異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:7,117pt お気に入り:1,610

処理中です...