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本章1 ウォータリア編
NO73.忘却の姫35
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スキル発動とともに紫色の霧が辺り一面を覆う、俺が苦労して再習得したこのマイミュージックは己のHPの減少と引き換えに、敵対者にありとあらゆるバッドステータスを与えることが出来る、ボスキャラだから耐性があるだろうが効果はあるはずだ。
ミツ
「おやおや、やはりアレでは倒せませんでしたか」
キル
「ふん、やっときやがったかダメ参謀が」
ミツ
「まあ、予想の範囲ですから問題ありません マイミュージック『凍れる時』」
ミツを中心に青色の鳥が宙を旋回し粉状のモノを振りまいている。
ミツ
「効果の一つ回復無効を発動!」
すると撒かれた粉が黒い霧を放ち破裂して行く、
ミツ
「これで鎧の修復は出来ませんよ」
キル
「上等だ、いくぞ!エッジザソウル!」
黒騎士どもはマヒ、毒などによって動けないとまではいかないが動きはかなり制限されるはずだ……な!
バッシ!
目にも止まらぬ速さで剣が俺の顔の横を霞めた!
キル
「っち!こいつら完全耐性持ちか」
ミツ
「いえ!違いますアレは……」
黒騎士の腕から元血だったのであろう黒い液体が垂れるように流れていた、
そしてHPも微量ではあるが動く度に減っている、効いてないわけではない。
キル
「こいつは……」
ミツ
「効いてはいるが無理やり動かしてるというべきか、動かされていると言った方が正解かもしれません」
キル
「ッチ!うざいな!」
メキメキ!という筋肉が引きちぎれるかと思われるような音と共に敵の猛攻が始まる、
動く度にHPが減っているのだから逃げまわればとも思ったが、あいつらのHP減少よりも俺の減りの方が早い。
キル
「ミツ!何とか出来ないのか」
ミツ
「これは計算外と言うか…戦力的にも、ここは一旦引いた方が」
キル
「逃げ切れると思うか?」
ミツ
「……厳しい、いやこの反応は キル南の方角へ後退して下さい…策はあります」
キル
「行けるんだな?」
ミツ
「可能性は高いかと」
キル
「お前等!南の方角へ移動しろ」
ミツ
「まさか、このタイミングで彼等が来るとは…好都合です」
ミツ
「おやおや、やはりアレでは倒せませんでしたか」
キル
「ふん、やっときやがったかダメ参謀が」
ミツ
「まあ、予想の範囲ですから問題ありません マイミュージック『凍れる時』」
ミツを中心に青色の鳥が宙を旋回し粉状のモノを振りまいている。
ミツ
「効果の一つ回復無効を発動!」
すると撒かれた粉が黒い霧を放ち破裂して行く、
ミツ
「これで鎧の修復は出来ませんよ」
キル
「上等だ、いくぞ!エッジザソウル!」
黒騎士どもはマヒ、毒などによって動けないとまではいかないが動きはかなり制限されるはずだ……な!
バッシ!
目にも止まらぬ速さで剣が俺の顔の横を霞めた!
キル
「っち!こいつら完全耐性持ちか」
ミツ
「いえ!違いますアレは……」
黒騎士の腕から元血だったのであろう黒い液体が垂れるように流れていた、
そしてHPも微量ではあるが動く度に減っている、効いてないわけではない。
キル
「こいつは……」
ミツ
「効いてはいるが無理やり動かしてるというべきか、動かされていると言った方が正解かもしれません」
キル
「ッチ!うざいな!」
メキメキ!という筋肉が引きちぎれるかと思われるような音と共に敵の猛攻が始まる、
動く度にHPが減っているのだから逃げまわればとも思ったが、あいつらのHP減少よりも俺の減りの方が早い。
キル
「ミツ!何とか出来ないのか」
ミツ
「これは計算外と言うか…戦力的にも、ここは一旦引いた方が」
キル
「逃げ切れると思うか?」
ミツ
「……厳しい、いやこの反応は キル南の方角へ後退して下さい…策はあります」
キル
「行けるんだな?」
ミツ
「可能性は高いかと」
キル
「お前等!南の方角へ移動しろ」
ミツ
「まさか、このタイミングで彼等が来るとは…好都合です」
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