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本章1 ウォータリア編

No58.忘却の姫20

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俺達は修行とスレインさん達からの依頼を達成すべく再び魔界に来ている。

ポコ
「そういえば、詳しくは聞いてなかったっすけど依頼って何っすか?」

「ああ、ごめん説明してなかったね」

ポコ
「はいっす!また撮影は嫌っすよ」

「それもあるんだけど、ステインさんから黒騎士団を止められたらポコさんたちの村に協力した人を招待できないか聞いてくれって言われたんだよ」

ポコ
「また!私撮られるんっすか!嫌っす!恥ずかしいっす!」

「いや、撮るのはポコさんじゃなくて俺達が族長に村への招待の了承を得てるとこと、族長からプレイヤーに助けて欲しいという趣旨の言葉を頂けたらと」

ポコ
「まあ、自分が撮られないなら良いっす!」

ヨッジー
「しかし、話だけ聞いてるとなんかほんとのクエストみたいだな」

ウィズ
「そういうのを疑似的クエストっていうらしいですよ」

「へ~そうなんですね」

アネゴ
「それにしても、アクアさんその髪型似合ってますね」

アクア
「ええ、まあ」

アネゴ
「どうしたの?髪型気にいらないの」

アクア
「いや……そういうことじゃないんですが、いろいろと覚悟の上で切る予定だったのがうやむやに……」

アネゴ
「?」

先生
「ええい!ウジウジするな」

アクア
「はあ…」
 
短くなった髪を触りながらどこか悲しげなアクアさんだった、
それからしばらくして村に着くとさっそく族長との話し合いを行った。

魔族長
「ふむ、内容はわかった…その話了解した」

「ありがとうございます」

魔族長
「いや、助け頂くのだ…こちらこそ礼を言わねばなるまい」

その後、ヨッジーの撮影の元簡単な救援願いの撮った。

「いや~さすがだね、誰かとちがって族長ともなると堂々としている」

ポコ
「どういうことっすか!」

「~♪」

ポコ
「ひどいっす!」

「さて、少し休んだら俺達も黒騎士団のとこへいこうか」

先生
「はあ?休む何を寝ぼけたことを言っておる!修行じゃ」

「え?でも修行してる時間なんて」

先生
「ふふふ、力を取り戻した俺に不可能はない!ゾーン展開」

すると俺達は赤い結界に包まれた。

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