上 下
310 / 586
本章1 ウォータリア編

No.51 忘却の姫13

しおりを挟む
「そうですか、わかりました」

ヨッジー
「どうだった?」

「う~ん、ステインさん達も何も手がかり無かったらしい」

アクア
「そうですか」

ゲンゾウ
「ふむ~」

先生
「唸っていても始まらん!前進あるのみだ」

「そんなこと言っても、もう何時間も手掛かり無しで」

先生
「うっさい!この先に何かあるかもしれんだろ!」

「そんなうまいこと行くはずが……」

???
「きゃーー!」

「え?マジで」

先生
「ほら、見たことか!行くぞ」

ヨッジー
「よし!あっちだな」

アクア
「急ぎましょう!」

俺達は声のする方へ行くと一人の女性プレイヤーが倒れていた。

「どうしたんですか?」

???
「あちらに!噂の騎士団が」

先生
「ビンゴじゃ!」

ヨッジー
「よっしゃ!やっとたどり着いた」

「ステインさん達にも連絡を」

???
「あそこの森の向こうです!消える前に早く」

「そうですね」

ゲンゾウ
「ふむ、お主騎士団から逃げてきたんじゃよな?」

???
「ええ、え そうよ」

ゲンゾウ
「ふむ」

ヨッジー
「とりあえず消える前に急いで行こう」

「そうだな、アクアさん覚悟は良いですか?」

アクア
「はい!」

???
「あの~もし宜しければご一緒させてもらえませんか、一人で行動するのは不安で」

「え?いや~その」

???
「何か不都合でも?」

「いや~それは」

???
「じゃ!OKですね」

「はあ~」

押しに弱い……するとアネゴに引っ張られて

アネゴ
「ダメじゃない!アクアの件とか厄介でしょ」

「そうなんですが」

アネゴ
「ほんとに、流されやすいというか……」

「なんとかうまくごまかせるように努力します」


「えっと、一応確認ですがあなたの職は」

???
「えっと、弓師です」

「そしたら後衛をお願いしますね」

???
「あ、はい」

ヨッジー
「よし!楽しみだぜ」

ポコ
「やる気十分っスね」

「おいおい、戦うのは最悪の場合だぞあくまで説得がメインだ」

ヨッジー
「わかってるよ」

先生
「いざとなったら……」

不安要素を追加して騎士団との遭遇戦が始まる。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

雑魚テイマーな僕には美幼女モンスターしか仲間になってくれない件

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:14pt お気に入り:121

とある介護士の異世界転生物語

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:1

もふもふで始めるVRMMO生活 ~寄り道しながらマイペースに楽しみます~

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:24,546pt お気に入り:1,200

処理中です...