アンデットモンスターを蘇生したら姫騎士に!?

DAI!!

文字の大きさ
上 下
298 / 607
本章1 ウォータリア編

No41.忘却の姫3

しおりを挟む
そこは薄暗い洞窟にフワフワとした黒い綿毛の様なモノが飛んでいる、
俺達とポコさん、それに動ける人たちで洞窟とやって来たわけだが、

「それにしても、このフワフワ浮いてるのはなんですか」

ポコ
「それはヤミフワとよばれている洞窟サンゴの胞子っス、この時期はよく舞ってて闇の子なんて呼ばれてるっス」

「そうなんですね」

アクア
「よく見ると可愛いですね」

トゥシエ
「触っても害はないわよ」

ゲンゾウ
「ふむ」

先生
「そんなもんはどうでもいいから、はよう鉱石を集めるのじゃ」

「しかし、先生どれくらいの必要なんですか」

先生
「出来るだけたくさんじゃ」

「そんなに」

先生
「ええい!一国の騎士団位ならなんとかなるが、それに先ほどの相手からするに悪い予感が……」

ゲンゾウ
「ふむ」

「あのスパイの奴ですか?」

先生
「うむ……」

「何か心当たりでも?」

先生
「……そんなことより!今は鉱石じゃ」

ポコ
「この辺りから鉱石が出始めるっス、この辺りなら敵が出てきても弱いので問題ないっス」

ゲンゾウ
「ふむ、敵か…どんなタイプがでるのだ?」

ポコ
「えっと暗に落ちた者っス」

「暗に落ちた者?」

トゥシエ
「そうね、簡単に説明すると闇に二つあるの『闇』は静寂や安らぎを司るモノ『暗』は絶望や排他的な思考などのネガティブを象徴するモノよ」

「そうなんですね」

トゥシエ
「私たちは前者『闇』に属しているけれど、ココの奥には『暗』に魅入られたモノや生物が巣食っているの」

ポコ
「でも知らない人達は全てをひっくるめて見てくるので誤解が生じるっス」

「なるほどね、それが悪い印象になってるのか」

アクア
「私も知らなかったです」

とりあえず弱体している町の人たちはこの辺りで採掘してもらい、
俺達は先へと進んだ、奥に行けば良く程闇が深くなって行き空気もなんとなくジメッとした感じになってきた。

ポコ
「そろそろ来るっスよ!」

ベタ
ベタ

暗に魅入らしスライム レベル80
HP1000
MP600
スキル 呪攻撃、べトム(闇魔法)のしかかり

暗に魅入られし怪鳥 レベル85
HP850
MP1000
スキル 呪のくちばし 闇の風 ダークフェザー

ゲンゾウ
「骨の有りそうな奴らが出てきたぞ」

アクア
「スライムに骨があるんですか!」

先生
「そういうことじゃない馬鹿弟子が!」

アクア
「え!え!あ!すみません」

なんとも締まらない感じだが、強敵なのは間違いなさそうだ





しおりを挟む
感想 245

あなたにおすすめの小説

【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。

鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。 鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。 まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。

Anotherfantasia~もうひとつの幻想郷

くみたろう
ファンタジー
彼女の名前は東堂翠。 怒りに震えながら、両手に持つ固めの箱を歪ませるくらいに力を入れて歩く翠。 最高の一日が、たった数分で最悪な1日へと変わった。 その要因は手に持つ箱。 ゲーム、Anotherfantasia 体感出来る幻想郷とキャッチフレーズが付いた完全ダイブ型VRゲームが、彼女の幸せを壊したのだ。 「このゲームがなんぼのもんよ!!!」 怒り狂う翠は帰宅後ゲームを睨みつけて、興味なんか無いゲームを険しい表情で起動した。 「どれくらい面白いのか、試してやろうじゃない。」 ゲームを一切やらない翠が、初めての体感出来る幻想郷へと体を委ねた。 それは、翠の想像を上回った。 「これが………ゲーム………?」 現実離れした世界観。 でも、確かに感じるのは現実だった。 初めて続きの翠に、少しづつ増える仲間たち。 楽しさを見出した翠は、気付いたらトップランカーのクランで外せない大事な仲間になっていた。 【Anotherfantasia……今となっては、楽しくないなんて絶対言えないや】 翠は、柔らかく笑うのだった。

神速の冒険者〜ステータス素早さ全振りで無双する〜

FREE
ファンタジー
Glavo kaj Magio 通称、【GKM】 これは日本が初めて開発したフルダイブ型のVRMMORPGだ。 世界最大規模の世界、正確な動作、どれを取ってもトップレベルのゲームである。 その中でも圧倒的人気な理由がステータスを自分で決めれるところだ。 この物語の主人公[速水 光]は陸上部のエースだったが車との交通事故により引退を余儀なくされる。 その時このゲームと出会い、ステータスがモノを言うこの世界で【素早さ】に全てのポイントを使うことを決心する…

千変万化の最強王〜底辺探索者だった俺は自宅にできたダンジョンで世界最強になって無双する〜

星影 迅
ファンタジー
およそ30年前、地球にはダンジョンが出現した。それは人々に希望や憧れを与え、そして同時に、絶望と恐怖も与えた──。 最弱探索者高校の底辺である宝晶千縁は今日もスライムのみを狩る生活をしていた。夏休みが迫る中、千縁はこのままじゃ“目的”を達成できる日は来ない、と命をかける覚悟をする。 千縁が心から強くなりたいと、そう願った時──自宅のリビングにダンジョンが出現していた! そこでスキルに目覚めた千縁は、自らの目標のため、我が道を歩き出す……! 7つの人格を宿し、7つの性格を操る主人公の1読で7回楽しめる現代ファンタジー、開幕! コメントでキャラを呼ぶと返事をくれるかも!(,,> <,,) カクヨムにて先行連載中!

最悪のゴミスキルと断言されたジョブとスキルばかり山盛りから始めるVRMMO

無謀突撃娘
ファンタジー
始めまして、僕は西園寺薫。 名前は凄く女の子なんだけど男です。とある私立の学校に通っています。容姿や行動がすごく女の子でよく間違えられるんだけどさほど気にしてないかな。 小説を読むことと手芸が得意です。あとは料理を少々出来るぐらい。 特徴?う~ん、生まれた日にちがものすごい運気の良い星ってぐらいかな。 姉二人が最新のVRMMOとか言うのを話題に出してきたんだ。 ゲームなんてしたこともなく説明書もチンプンカンプンで何も分からなかったけど「何でも出来る、何でもなれる」という宣伝文句とゲーム実況を見て始めることにしたんだ。 スキルなどはβ版の時に最悪スキルゴミスキルと認知されているスキルばかりです、今のゲームでは普通ぐらいの認知はされていると思いますがこの小説の中ではゴミにしかならない無用スキルとして認知されいます。 そのあたりのことを理解して読んでいただけると幸いです。

【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました

鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。 だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。 チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。 2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。 そこから怒涛の快進撃で最強になりました。 鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。 ※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。 その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。

Free Emblem On-line

ユキさん
ファンタジー
今の世の中、ゲームと言えばVRゲームが主流であり人々は数多のVRゲームに魅了されていく。そんなVRゲームの中で待望されていたタイトルがβテストを経て、ついに発売されたのだった。 VRMMO『Free Emblem Online』 通称『F.E.O』 自由過ぎることが売りのこのゲームを、「あんちゃんも気に入ると思うよ~。だから…ね? 一緒にやろうぜぃ♪」とのことで、βテスターの妹より一式を渡される。妹より渡された『F.E.O』、仕事もあるが…、「折角だし、やってみるとしようか。」圧倒的な世界に驚きながらも、MMO初心者である男が自由気ままに『F.E.O』を楽しむ。 ソロでユニークモンスターを討伐、武器防具やアイテムも他の追随を許さない、それでいてPCよりもNPCと仲が良い変わり者。 そんな強面悪党顔の初心者が冒険や生産においてその名を轟かし、本人の知らぬ間に世界を引っ張る存在となっていく。 なろうにも投稿してあります。だいぶ前の未完ですがね。

弟に裏切られ、王女に婚約破棄され、父に追放され、親友に殺されかけたけど、大賢者スキルと幼馴染のお陰で幸せ。

克全
ファンタジー
「アルファポリス」「カクヨム」「ノベルバ」に同時投稿しています。

処理中です...