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本章1 ウォータリア編
NO32.敗走の果てに2
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バルバロイさんに殿を任せて俺達は山奥へと進んでいた。
ムー
「ちょっと待ってて先見て来るから」
先生
「逃げるんじゃないぞ」
ムー
「はい(涙)」
「一体何があったんだ……」
先生
「世の中知らない方が良いこともあるぞ」
「はい……」
ポコ
「みんな頑張るっス!バルバロイさんの志を無駄にするやつは許さないっス」
トゥシエ
「でも、このままじゃそう長くは持たないわね」
ゲンゾウ
「とりあえず身を隠さねば」
魔族達はさっきの件もあってか誰も文句は言わないが明らかに疲弊しきっている。
ムー
「見つけたわよ」
ムーさんが偵察から帰って来た。
アクア
「何か良いモノがあったんですか?」
ムー
「あっちの岩場にちょっと狭いけど洞窟があったわ」
ポコ
「ナイスッス!そこにいきましょう」
トゥシエ
「みんな!洞窟まで頑張りなさい!」
先生
「モタモタしてる奴は!ケツをひっぱたたくぞ!」
最後の気力を振り絞ってなんとか洞窟に辿り着くことが出来た。
ゲンゾウ
「ここまでくれば何とかだいじょうぶだろ」
アクア
「みなさん早くこの洞窟へ」
ポコ
「急ぐっス!」
先生
「この狭い洞窟なら大勢と戦うにはもってこいじゃの」
「そうなんですか?」
先生
「そんなこともわからんのか!ターニャ式軍略を一から叩き込まんといかんかの」
「勘弁してください」
トゥッシエ
「とりあえず、ここなら闇の妖精の力も十分に生かせるしなんとかなるとおもうわ」
ポコ
「そうっス!」
「バルバロイさんは大丈夫だろうか」
ゲンゾウ
「なんじゃ……お前まだ見ていないのか」
「え?」
ゲンゾウ
「PTのステータスとログを見てみるんじゃ……」
「!」
PT画面にバルバロイさんの名前は消えていた……
そしてログにもPTから外れたという文字が見えた。
「まさか」
ゲンゾウ
「断言は出来ぬが心配しない為に抜けたのかもしれん」
「これじゃあ、安否が」
ゲンゾウ
「うむ、わからん」
「でも、なんで急に」
ゲンゾウ
「わからん」
「確かに!」
先生
「どこに行くつもりだ」
「バルバロイさんを助けに」
先生
「今さら行って何になる」
「でも!」
先生
「戦いとわそういうものだ」
「……」
先生
「それにだ、お前が行ったらここにいる者たちは誰が守る」
「それは皆がいるし」
先生
「このバカ弟子が!お前は前から考え方が甘い!」
「それは……」
先生
「良いか、どんな場合であれ己のしなければいけないことを一時の感情で見失うな」
「……」
魔族NPC
「もうたくさんだ!負のスパイラルから抜け出ない!俺等のせいで関係ない人まで巻き込んで」
ゲンゾウ
「それは違う、彼は自分の信念で動いたのじゃ」
魔族女NPC
「でも!私たちがこなければ彼は」
魔族NPC
「そもそも、俺達は話し合いの場を設ける為の脅しのつもりだったのに」
魔族NPC
「くっそー俺達が何をしたって言うんだ」
ポコ
「みんな落ち着くっス!」
トゥシエ
「静かになさい」
錯乱状態に陥り始めた時……
先生
「だまらんか!」
先生が地面を激しく突き刺し、洞窟内が揺れた!
先生
「さっきからこんなつもりじゃなかったとだとかこんな結果になるはずじゃなかったとか!選んだのはお前達じゃろ!」
魔族NPC
「それは長が決めたことで」
先生
「バカか!それに文句も言わず付き従っているならそれは一緒じゃ!それと!負のスパイラルなっていくとか!そんなことを考えて何になる!」
魔族達
「あっ!………」
先生
「お前たちが生きる為に無くなって行った存在達もおることも知らないで!悲劇のヒロインぶってる場合か!なんじゃお前等青くなりおってこんな説教くらいで」
「先生あの」
先生
「止めるな!ダイン」
「いや、そうじゃなくて逃げないと」
先生
「え?」
「さっきの一撃で入口が崩れそうなんです!」
先生
「儂やちゃった?」
ゲンゾウ
「にげるんじゃーーー!」
こうして俺達は生き埋めになった……
ムー
「ちょっと待ってて先見て来るから」
先生
「逃げるんじゃないぞ」
ムー
「はい(涙)」
「一体何があったんだ……」
先生
「世の中知らない方が良いこともあるぞ」
「はい……」
ポコ
「みんな頑張るっス!バルバロイさんの志を無駄にするやつは許さないっス」
トゥシエ
「でも、このままじゃそう長くは持たないわね」
ゲンゾウ
「とりあえず身を隠さねば」
魔族達はさっきの件もあってか誰も文句は言わないが明らかに疲弊しきっている。
ムー
「見つけたわよ」
ムーさんが偵察から帰って来た。
アクア
「何か良いモノがあったんですか?」
ムー
「あっちの岩場にちょっと狭いけど洞窟があったわ」
ポコ
「ナイスッス!そこにいきましょう」
トゥシエ
「みんな!洞窟まで頑張りなさい!」
先生
「モタモタしてる奴は!ケツをひっぱたたくぞ!」
最後の気力を振り絞ってなんとか洞窟に辿り着くことが出来た。
ゲンゾウ
「ここまでくれば何とかだいじょうぶだろ」
アクア
「みなさん早くこの洞窟へ」
ポコ
「急ぐっス!」
先生
「この狭い洞窟なら大勢と戦うにはもってこいじゃの」
「そうなんですか?」
先生
「そんなこともわからんのか!ターニャ式軍略を一から叩き込まんといかんかの」
「勘弁してください」
トゥッシエ
「とりあえず、ここなら闇の妖精の力も十分に生かせるしなんとかなるとおもうわ」
ポコ
「そうっス!」
「バルバロイさんは大丈夫だろうか」
ゲンゾウ
「なんじゃ……お前まだ見ていないのか」
「え?」
ゲンゾウ
「PTのステータスとログを見てみるんじゃ……」
「!」
PT画面にバルバロイさんの名前は消えていた……
そしてログにもPTから外れたという文字が見えた。
「まさか」
ゲンゾウ
「断言は出来ぬが心配しない為に抜けたのかもしれん」
「これじゃあ、安否が」
ゲンゾウ
「うむ、わからん」
「でも、なんで急に」
ゲンゾウ
「わからん」
「確かに!」
先生
「どこに行くつもりだ」
「バルバロイさんを助けに」
先生
「今さら行って何になる」
「でも!」
先生
「戦いとわそういうものだ」
「……」
先生
「それにだ、お前が行ったらここにいる者たちは誰が守る」
「それは皆がいるし」
先生
「このバカ弟子が!お前は前から考え方が甘い!」
「それは……」
先生
「良いか、どんな場合であれ己のしなければいけないことを一時の感情で見失うな」
「……」
魔族NPC
「もうたくさんだ!負のスパイラルから抜け出ない!俺等のせいで関係ない人まで巻き込んで」
ゲンゾウ
「それは違う、彼は自分の信念で動いたのじゃ」
魔族女NPC
「でも!私たちがこなければ彼は」
魔族NPC
「そもそも、俺達は話し合いの場を設ける為の脅しのつもりだったのに」
魔族NPC
「くっそー俺達が何をしたって言うんだ」
ポコ
「みんな落ち着くっス!」
トゥシエ
「静かになさい」
錯乱状態に陥り始めた時……
先生
「だまらんか!」
先生が地面を激しく突き刺し、洞窟内が揺れた!
先生
「さっきからこんなつもりじゃなかったとだとかこんな結果になるはずじゃなかったとか!選んだのはお前達じゃろ!」
魔族NPC
「それは長が決めたことで」
先生
「バカか!それに文句も言わず付き従っているならそれは一緒じゃ!それと!負のスパイラルなっていくとか!そんなことを考えて何になる!」
魔族達
「あっ!………」
先生
「お前たちが生きる為に無くなって行った存在達もおることも知らないで!悲劇のヒロインぶってる場合か!なんじゃお前等青くなりおってこんな説教くらいで」
「先生あの」
先生
「止めるな!ダイン」
「いや、そうじゃなくて逃げないと」
先生
「え?」
「さっきの一撃で入口が崩れそうなんです!」
先生
「儂やちゃった?」
ゲンゾウ
「にげるんじゃーーー!」
こうして俺達は生き埋めになった……
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