アンデットモンスターを蘇生したら姫騎士に！？

本章１ ウォータリア編

No.10ウォータリア10

？？？
「野良や規則を逸脱したものを相手が女子供であろうと……どんな事情あろうと……殺すのが執行人だ」

ウィズ
「そんな……」

？？？
「わかっただろ……俺はそういう奴なんだ」

ゲンゾウ
「それはお主の意思なのか？」

？？？
「関係ないさ……体が勝手に動くんだから」

アクア
「それではあなたのせいでは」

？？？
「俺がやったんだ、意識が戻った瞬間俺の手は血にまみれ、目の前に広がるその場面を」

アネゴ
「だから誰も居ないとこに行こうとして」

？？？
「そうだ、誰も居ない場所に……どこか森で俺は……」

先生
「それはどうじゃろか、森の奥には野良達が隠れ住んでおるようじゃし、そんな場所がホントにあると思うのか？」

？？？
「……それでも町中に居るよりはマシだ！もうほっといてくれ」

先生
「まあ待て、探すにしてもこのままではお前の手をこれ以上血に染めない方法はある」

？？？
「そんな方法があるモノか！」

先生
「現にこの前の戦いで被害者は出ていないじゃろ」

？？？
「それは……」

先生
「その理由はこいつじゃ！」

「俺？！」

先生
「お前のスキルでこいつの執行人としての力を封じ込めることができる」

？？？
「そんなことが！」

先生
「じゃから、その安息の地が見つかるまで我等と旅をしようじゃないか」

ヨッジー
「ほうほう、そうきたか」

？？？
「……」

先生
「我等といればもう人を殺めなくて済むぞ」

？？？
「……もしそのスキルを使っても俺を止められない時は俺を殺しくれるか？」

先生
「ああ、我の最大の技を持って楽に殺しやる」

？？？
「しゃべる剣如きにそんなこと……！」

先生の刃が瞬時に移動して男の喉を捉える。

先生
「口に気を付けることだ、見た目だけで判断するのは良くないぞ……我は剣聖じゃ」

？？？
「わかった……」

先生
「うむ、名を聞いてなかったな」

？？？
「俺はバルバロイだ」

サポートシステム バルバロイが仲間になった。