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本章1 ウォータリア編
NO4.ウォータリア4
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「野良が出たぞ!待てこの野郎」
外から罵声が聞こえる。
「野良?」
アクア
「私も知りません」
すると近くのテーブルで飲んでいたNPCが、
NPC
「あんた旅人か?なら知らないだろうよ、野良ってのは職業の啓示を拒んで町から出て行ったものや、その子供だ」
アクア
「拒んだ者ですか」
NPC
「ああ、野良になったやつは職業が罪人や悪人、咎人などになりそれらを纏めて野良とよんでるんだ」
「そうなんですか」
NPC
「そういうやつらは神からの恩恵もないから盗みや盗賊などに身を落としていく、まあその罪の度合いが悪人>罪人>咎人といったように変わって行くのだが…まあ、外の罵声は盗みか何かだろ」
「盗みですか、早く捕まえないと」
アクア
「盗みが起きたのに皆さん偉く冷静ですが」
NPC
「ああ、ほっとけほっとけ…どうせ執行人がやるんだから」
アクア
「執行人?」
NPC
「野良を処罰する職業だ…無慈悲なる鉄槌、正義の代名詞などいろいろ言われてるが、あんな奴らに襲われたら野良の方に同情しちまうぜ、それに俺達があいつらの仕事をしたら俺らが逸脱した行為で野良になっちまう」
「そうなんですね」
アクア
「……主、盗人を追いましょう」
「わかった」
俺達は店を飛び出す!
NPC
「ふん…良いよな、旅人は」
俺達が店を出た頃には遥か遠くに盗人と誰かがそれを追っているのが見えた。
「あれは…」
アクア
「ヨッジーさんですね」
ヨッジーが盗人を追いかけて町の外へと飛び出して行った。
「町の外まで来たけど一体どっちに行ったんだ」
アクア
「こっちに来たのは間違いないんですけど…」
*ギルドチャットが入って来た。
*ギルドチャット:ギルド内のメンバー同士が離れていても出来るチャットシステム
ヨッジー
「助けてくれ~」
「今どこに居るんだ」
ヨッジー
「PT要請送るから助けてくれ」
PT要請がヨッジーから来たのでPTを組み、MAP上にヨッジーの位置が出る、
そこは街道から外れた森の中だった。
「今行く」
ヨッジー
「気を付けろよ、罠があるから~俺もそれにやられた」
「罠か~盗賊系のトラップ回避スキルもないから…」
アクア
「主、いつもスキルでなんとかなりませんか?」
「スピリットテラーか!」
俺はスピリットテラーをアクティブにしてみると、
盗賊の霊や動物の霊が居たので聞いてみるが、盗賊の霊は会話を拒むので
動物達に安全な道を聞きながら進むと……
ヨッジー
「お~い、こっちだ」
そこには漫画の様に木にネットですくい上げられて身動きできないヨッジーがいた。
先生
「なさけないの~」
ヨッジー
「面目ない、あいつら早い上にこんなトラップを使うから」
「待ってろ今降ろすから」
先生
「こんな所で苦戦してたら今後どうするつもりじゃ!補習じゃ!」
ヨッジー
「え~~!」
「頑張れよ」
先生
「ついでにお前等もじゃ」
ええええ~~~~とんだとばっちりだ!
外から罵声が聞こえる。
「野良?」
アクア
「私も知りません」
すると近くのテーブルで飲んでいたNPCが、
NPC
「あんた旅人か?なら知らないだろうよ、野良ってのは職業の啓示を拒んで町から出て行ったものや、その子供だ」
アクア
「拒んだ者ですか」
NPC
「ああ、野良になったやつは職業が罪人や悪人、咎人などになりそれらを纏めて野良とよんでるんだ」
「そうなんですか」
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「そういうやつらは神からの恩恵もないから盗みや盗賊などに身を落としていく、まあその罪の度合いが悪人>罪人>咎人といったように変わって行くのだが…まあ、外の罵声は盗みか何かだろ」
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「野良を処罰する職業だ…無慈悲なる鉄槌、正義の代名詞などいろいろ言われてるが、あんな奴らに襲われたら野良の方に同情しちまうぜ、それに俺達があいつらの仕事をしたら俺らが逸脱した行為で野良になっちまう」
「そうなんですね」
アクア
「……主、盗人を追いましょう」
「わかった」
俺達は店を飛び出す!
NPC
「ふん…良いよな、旅人は」
俺達が店を出た頃には遥か遠くに盗人と誰かがそれを追っているのが見えた。
「あれは…」
アクア
「ヨッジーさんですね」
ヨッジーが盗人を追いかけて町の外へと飛び出して行った。
「町の外まで来たけど一体どっちに行ったんだ」
アクア
「こっちに来たのは間違いないんですけど…」
*ギルドチャットが入って来た。
*ギルドチャット:ギルド内のメンバー同士が離れていても出来るチャットシステム
ヨッジー
「助けてくれ~」
「今どこに居るんだ」
ヨッジー
「PT要請送るから助けてくれ」
PT要請がヨッジーから来たのでPTを組み、MAP上にヨッジーの位置が出る、
そこは街道から外れた森の中だった。
「今行く」
ヨッジー
「気を付けろよ、罠があるから~俺もそれにやられた」
「罠か~盗賊系のトラップ回避スキルもないから…」
アクア
「主、いつもスキルでなんとかなりませんか?」
「スピリットテラーか!」
俺はスピリットテラーをアクティブにしてみると、
盗賊の霊や動物の霊が居たので聞いてみるが、盗賊の霊は会話を拒むので
動物達に安全な道を聞きながら進むと……
ヨッジー
「お~い、こっちだ」
そこには漫画の様に木にネットですくい上げられて身動きできないヨッジーがいた。
先生
「なさけないの~」
ヨッジー
「面目ない、あいつら早い上にこんなトラップを使うから」
「待ってろ今降ろすから」
先生
「こんな所で苦戦してたら今後どうするつもりじゃ!補習じゃ!」
ヨッジー
「え~~!」
「頑張れよ」
先生
「ついでにお前等もじゃ」
ええええ~~~~とんだとばっちりだ!
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