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本章1 ウォータリア編
No3:ウォータリア3
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村人
「さあ!いらっしゃい旅人の方たち!ここは緑餅の里だ1個50Gだ」
村に着くなり村人がお祭りの屋台のようなお店を出してプレイヤー達を出迎えている。
ヨッジー
「なかなか賑わってるな」
「ここはいつもこんな感じ?」
アクア
「いえ、元々は静かな町だったと思いますが」
アネゴ
「まあ、国境が回復されて人が流れて来たから稼ぎどきなんでしょうね」
ゲンゾウ
「それにしても餅とは興味深いクリスも好きだったしの」
クリス
「ふふふ」
ゲンゾウ
「どこかで餅をついてるのかの?」
アクア
「いえ、緑餅は木になるんです」
ゲンゾウ
「それは餅なのか?」
ヨッジー
「試しに買ってみようぜ、おっちゃん!緑餅頂戴」
村人NPC
「あいよ!」
ゲンゾウ
「う~ん、この匂いは草餅じゃな」
ウィズ
「確かに」
ヨッジー
「どれどれ、パク…うん、うまいぞ」
「これは外側が草餅だけど中が餡子じゃなくて桃みたいな甘酸っぱいものが入ってるね」
アクア
「主達の故郷にも緑餅があるのですか?」
「いや、似ているけどちょっと違うし木になったりはしないよ」
アクア
「草餅食べてみたいです」
「そうだね、いつか驕るよ」
ウィズ
「う~ん、これはハマっちゃうかもです!あっクリスさんお茶ありがとです」
クリスさんがみんなにお茶を配っていた。
「クリスさん表情豊かになってきましたね」
ゲンゾウ
「そうじゃの、レベルが上がってきたせいもあるのか感受性が豊がになってきておる」
ヨッジー
「惚れちゃいます?」
ゲンゾウ
「この若造が!」
先生
「元気じゃの~」
「まあ、これくらい元気な方が良いですよ」
先生
「そうじゃの…」
アネゴ
「さて、はしゃぐのも良いけどこの国の事を調べないとね」
「そうですね、情勢とか気になりますし」
アクア
「そうですね…」
二手分けして情報集めをすることになり、
俺とアクアさん、アネゴ
ゲンゾウとヨッジー、ウィズの組に分かれた。
アネゴ
「情報収集の基本はやはり酒場が良いんじゃないかしら」
先生
「基本中の基本じゃの」
「酒場か~あの看板それっぽいですね」
アクア
「行ってみましょう」
アクアさんが酒場へと急いで歩いて行く、
やはり気になっているんだな…
NPC
「いらっしゃい!」
「すみません、何かつまむ物と飲み物を」
NPC
「それじゃあ、ネンボロの酢味噌和えと酒でいいかい?」
「酒はちょっと」
NPC
「ああ、そうかじゃあヤマベーでいいか」
「はい、それで」
このゲーム内で出される酒はなんちゃってアルコールで、
基本ジュースなんだけどなんか抵抗あるんだよな…
NPC
「はいよ!2人分で90Gだ」
「勝手に決めちゃったけどいいかな?」
アクア
「私は大丈夫ですけど、主はすっぱいの大丈夫ですか?」
そういって赤い液体を指さした。
「え?そんなに」
恐る恐る飲んでみると…確かに酸っぱいが梅干しの様な感じで、
後味は爽やかで飲めないほどではなかった。
ちなみにネンボロは小さなタマネギの様なものでそれを酢味噌で和えているのでちょっと大人な味だった。
そんな感じで地元グルメを堪能しつつ周りの会話に耳を傾けてると…
NPC
「これからは商人たちの時代だな…これだけ外から人が入って来ると儲け方が違うよ」
NPC
「くそ~俺も商人だったからな」
NPC
「俺は木こりだからな~安定はしてるけど、これからの時代どうなのかな」
NPC
「俺も商人なりたいな」
NPC
「そんなことできる訳ないだろ、神の決めた職業は絶対だ」
NPC
「そうそう、諍うことなんて出来ないんだよ」
ふむ~職業は神が決めるのか
「アクアさんこの国は神が職業決めるんですか?」
アクア
「いえ、そんなことはなかったはずですが…」
NPC
「でも、商品を売るだけだったら商人じゃなくても」
NPC
「止めとけって殺されるぞ…あいつ等に」
NPC
「そうだな、自分の仕事以外をやると問答無用で…」
なんか物騒だな…
話を聞いて居ると、この国の人々は成人するときに神から職業が決められ
自分の職業を逸脱した行為を行うと何者かによって殺されてしまうということだ…
己の与えられたことだけを全うし、決められたことから逸脱しないという監視下の中では
悪事なども許されることも無く平和だというが……
「平和は平和みたいですけど」
アクア
「そうですね…」
「さあ!いらっしゃい旅人の方たち!ここは緑餅の里だ1個50Gだ」
村に着くなり村人がお祭りの屋台のようなお店を出してプレイヤー達を出迎えている。
ヨッジー
「なかなか賑わってるな」
「ここはいつもこんな感じ?」
アクア
「いえ、元々は静かな町だったと思いますが」
アネゴ
「まあ、国境が回復されて人が流れて来たから稼ぎどきなんでしょうね」
ゲンゾウ
「それにしても餅とは興味深いクリスも好きだったしの」
クリス
「ふふふ」
ゲンゾウ
「どこかで餅をついてるのかの?」
アクア
「いえ、緑餅は木になるんです」
ゲンゾウ
「それは餅なのか?」
ヨッジー
「試しに買ってみようぜ、おっちゃん!緑餅頂戴」
村人NPC
「あいよ!」
ゲンゾウ
「う~ん、この匂いは草餅じゃな」
ウィズ
「確かに」
ヨッジー
「どれどれ、パク…うん、うまいぞ」
「これは外側が草餅だけど中が餡子じゃなくて桃みたいな甘酸っぱいものが入ってるね」
アクア
「主達の故郷にも緑餅があるのですか?」
「いや、似ているけどちょっと違うし木になったりはしないよ」
アクア
「草餅食べてみたいです」
「そうだね、いつか驕るよ」
ウィズ
「う~ん、これはハマっちゃうかもです!あっクリスさんお茶ありがとです」
クリスさんがみんなにお茶を配っていた。
「クリスさん表情豊かになってきましたね」
ゲンゾウ
「そうじゃの、レベルが上がってきたせいもあるのか感受性が豊がになってきておる」
ヨッジー
「惚れちゃいます?」
ゲンゾウ
「この若造が!」
先生
「元気じゃの~」
「まあ、これくらい元気な方が良いですよ」
先生
「そうじゃの…」
アネゴ
「さて、はしゃぐのも良いけどこの国の事を調べないとね」
「そうですね、情勢とか気になりますし」
アクア
「そうですね…」
二手分けして情報集めをすることになり、
俺とアクアさん、アネゴ
ゲンゾウとヨッジー、ウィズの組に分かれた。
アネゴ
「情報収集の基本はやはり酒場が良いんじゃないかしら」
先生
「基本中の基本じゃの」
「酒場か~あの看板それっぽいですね」
アクア
「行ってみましょう」
アクアさんが酒場へと急いで歩いて行く、
やはり気になっているんだな…
NPC
「いらっしゃい!」
「すみません、何かつまむ物と飲み物を」
NPC
「それじゃあ、ネンボロの酢味噌和えと酒でいいかい?」
「酒はちょっと」
NPC
「ああ、そうかじゃあヤマベーでいいか」
「はい、それで」
このゲーム内で出される酒はなんちゃってアルコールで、
基本ジュースなんだけどなんか抵抗あるんだよな…
NPC
「はいよ!2人分で90Gだ」
「勝手に決めちゃったけどいいかな?」
アクア
「私は大丈夫ですけど、主はすっぱいの大丈夫ですか?」
そういって赤い液体を指さした。
「え?そんなに」
恐る恐る飲んでみると…確かに酸っぱいが梅干しの様な感じで、
後味は爽やかで飲めないほどではなかった。
ちなみにネンボロは小さなタマネギの様なものでそれを酢味噌で和えているのでちょっと大人な味だった。
そんな感じで地元グルメを堪能しつつ周りの会話に耳を傾けてると…
NPC
「これからは商人たちの時代だな…これだけ外から人が入って来ると儲け方が違うよ」
NPC
「くそ~俺も商人だったからな」
NPC
「俺は木こりだからな~安定はしてるけど、これからの時代どうなのかな」
NPC
「俺も商人なりたいな」
NPC
「そんなことできる訳ないだろ、神の決めた職業は絶対だ」
NPC
「そうそう、諍うことなんて出来ないんだよ」
ふむ~職業は神が決めるのか
「アクアさんこの国は神が職業決めるんですか?」
アクア
「いえ、そんなことはなかったはずですが…」
NPC
「でも、商品を売るだけだったら商人じゃなくても」
NPC
「止めとけって殺されるぞ…あいつ等に」
NPC
「そうだな、自分の仕事以外をやると問答無用で…」
なんか物騒だな…
話を聞いて居ると、この国の人々は成人するときに神から職業が決められ
自分の職業を逸脱した行為を行うと何者かによって殺されてしまうということだ…
己の与えられたことだけを全うし、決められたことから逸脱しないという監視下の中では
悪事なども許されることも無く平和だというが……
「平和は平和みたいですけど」
アクア
「そうですね…」
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