アンデットモンスターを蘇生したら姫騎士に！？

第7章 メルヘンの国の騎士団とマッスル

203:グランドクエスト7-3

魔物たちは街の中で暴れ回っている、感じの門番や騎士達は魔物に恐れをなして逃げている。

騎士
「お!俺は戦いは苦手なんだ！」
「にげろ～」

住民
「そんな騎士様！我らを見捨てないでください」
「私の家が！」

住民達は家を荒らされて散々な状態…

住民の女の子
「お！お母さんが！」

そこには必死に逃げようとして足を獲られて今にも襲われそうな女性が！

その時！

ブレイカー
「第８９騎士団！突撃！」

団員
「おおお！」

ブレイカー
「そこをどけ！セイバートゥルース！」

魔物を蹴散らす第８９騎士団

ワイルド
「さあ、ここは危険よ逃げなさい」

母親
「はい」

第８９騎士団が突撃していく。

「腑抜けた騎士団とちがって凄まじいな」

ヨッジー
「ああ、俺達も参加するかね」

ウィズ
「住民の避難を」

ゲンゾウ
「ふむ、クリスいくぞ！」

ゲンゾウさんはクリスさんを召喚すると魔物の群れの中に飛び込んで行った。

アネゴ
「私は住民避難を援護するわ」

アクア
「私も！」


そういって走って行く。

「そしたら俺は撃破かな」

第８９騎士団
「我々も！出陣します」



アクアさん達が非難を誘導し始めてから好感度UPという*ギルドのログが何回か出ているのを確認できたところをみるとこれはイベントなのか？でも、上がった好感度がすごい勢いで下がっていく…なんでだ？８９騎士団が怖いから？
  
*ギルド内で会話ができるウィドウがありそこに表示されるログ

 そのうち他のプレイヤー達も迎撃に加わる。

プレイヤー
「たくもう、折角の見せ場なのに騎士の奴にげやがった」
「あ、うちもだ」
「とりあえず、俺達だけでもやるか～」

どうやら他のプレイヤーたちの騎士も逃げてしまったようだ。
そんなプレイヤーの一人が俺に話し掛けてきた。

ステイン
「君たちが一番乗りの様だな、それにしてもまさかこんなイベントがあるとは…俺達の臆病な騎士団より案外君たちは当たりを引いたのかもしれんな」

「ステインさん」

ステイン
「クレイジーホースだからそんなに強くないようだ」

「ええ」

確かに強くわない…しかし、ある状況によって状況は一変する。

プレイヤー
「おい！こいつら倒すと好感度が減ってないか」
「俺もだ！」
「私も！」

町に侵入してくる魔物たちを倒すと好感度が下がるログが流れる。

プレイヤー
「なんだよコレ！またバグか？」
「やればやるほど好感度が下がるなんてやってられんぞ」

次第にプレイヤー達が迎撃を止めてしまう。

「おいおい、このままじゃ押し込まれるぞ！」

しかし、プレイヤー達は好感度が下がることを恐れて動かい。

ウィズ
「みんな！このままじゃ町が」

プレイヤー
「でも、好感度が」
「これも何かイベントの発生の前触れかも知れないし」

みんな手を止めはじめ、一部のプレイヤー、８９騎士団、俺達しか稼働していない状況では手数が足りない。

「くっそ！」

ステイン
「ふむ、しかしこの状況ではしかない…これはゲームなんだし」

ウィズ
「そうですけど」

さらに追い打ちをかけるように…

ブレイカー
「あそこに誰かいるわ！」

ブレイカーさんが指さした先には二人組の着ぐるみが！

「あいつらが魔物を呼び入れたのか？」

ブレイカー
「よくも私たちの街を！」

ブレイカーさんが着ぐるみに突撃すると…
着ぐるみたちはその着ぐるみを脱ぎ捨て剣を手に迎撃をする。
そこに居たのは、バーサーカーナイト！

ブレイカー
「なぜあなた達が！町はいれるのよ！それにその着ぐるみ！」

バーサーカーナイトA
「ここは！我らの街、城だ！」

バーサーカーナイトB
「我等は我等の居場所を取り戻す、それに賛同する同志が我等にはいる」

ブレイカー
「裏切り者がいるの…」

ヨッジーが援護に入る。

ヨッジー
「こりゃ、前回のことを考えるとあの着ぐるみ野郎かもしれないな」

ブレイカー
「まさか…」

バーサーカーナイトA
「さあ、真なる王の帰還だ！」

すると…後方から馬に跨った騎士の集団がやってくる…
戦闘にいるのは…

バーサーカーキング！