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第7章 メルヘンの国の騎士団とマッスル

199:レッドスナッパー10

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バーサーカーキング
「どうやら終わりの様だな」

「くそ~終わりなのか」

???
…諦めるのか少年…

「?」

???
…話は全て聞いて居た…私は全てのマッソー!を愛するマッソーマン

「マッソー?」

マッソーマン
…YES、筋肉を愛し筋肉に愛された使者!

すると目の前にタンクトップのような鉄の鎧に不思議なバケツの様な兜を装備した筋肉ムキムキの男の霊が現れた。

「マッスル?」

マッソーマン
…ノーノーマッソー

「マッソーさんですか」

マッソーマン
…YES、君はあの苦境に立っているマッソーな騎士団の為に尽力し、動けないマッソー達を逃がしたその熱きマッソー魂しかと見届けた!

「え?あ、はい…」

マッソーマン
…そんな君を見捨てたらマッソーが廃る!我の力を使うが良い!

「え…?」

ちょっとスキル使うの怖いんですけど…

マッソーマン
…さあ!

「わ、わかりました!スピリットテラーアクティブ!」

マッソーマン
…はははは!任せたまえ!

スキルを使った瞬間俺の体が徐々に!筋肉ムキムキのマッスルに!

バーサーカーキング
「な!何をした」

「スキルを発動したのさ」

マッソーマン
…ここは私に任せなさい!

バーサーカーキング
「ええい!小賢しい皆の者行け!『王の大号令』」

俺の体を使いマッソーマンがスキルを発動する。

「ふふふ、ちょっとトレーニングだな!マッソーラリアットダッシュ!」

両腕を掲げて敵へと突撃をして行く!

バーサーカーナイト
「スピアクラッシュ」
「トリプルスピア」

敵がスキルで迎撃しようとしているとこへ!全力で突っ込んでいく!

マッソーマンさん危ない危ない!

…問題ナッシング!マッスルボディは傷つかない!

ムキムキの広げた腕が光出し!

「GO!」

次の瞬間ムキムキの足が超加速を生み!

バチコン!

槍ごと敵を吹っ飛ばす!

「まだまだ!マッソーは終わらない!マッッソーーハリーーーーーケン!」

両腕を広げたまま高速回転により周囲に小さなトルネードを発生させる!

「マッソーーー!」

四方八方にトルネードを放ち敵を蹴散らす!

バーサーカーキング
「*クールタイムが終わったか…そのようなスキル掻き消してやる!『王の波動』」

*クールタイム:一度スキルを発動してから次に放てるまでの待ち時間

「同じ手は二度食わないのがマッソー!マッソーーーーーテレポート!」

次の瞬間俺は王の真後ろに瞬間移動していた。

バーサーカーキング
「何!」

「これ位で驚いては困るな…マッソークロスキャノン!」

手をクロスして足を踏ん張り勢いよくバーサーカーキングに向かい飛んだ!
そのスピードはまさにキャノンの様な凄まじい勢いだ!

バーサーカーキング
「っく!キャスリング」

残念ながらまた配置交換で逃げられてしまった。

「さて、まだやるかい?」

バーサーカーキング
「っく!退け」

「さすが、引き際はわかってるようで良かった…こっちも限界だったしね」

敵が退いた瞬間…

ズドン

え?体が動かない。

「こ…これは」

マッソーマン
…体が限界だったみたいだ、全身筋肉痛だな

ええええ!体が全身ものすごいイタイ!そしてまったく動かない!
とりあえずフレンドコールでヨッジー達に助けを呼んだ。




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