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第7章 メルヘンの国の騎士団とマッスル

197:レッドスナッパー8

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アクア
「私には出来ません!」

「いや!気持ちはわかるけど!やらないとこっちがやられるから!」

俺達の目の前にいるのはアニマルレザーを出す「クレイジードック」常滑皮を出す「クレイジーホース」ふさふさの上毛を出す「クレイジーキャット」

アクア
「でも!あんなに可愛い子達を…」

そう…その敵は所謂町のマスコットと的な家の猫であったり、犬、馬は馬車などに使われている動物たちだ。

ヨッジー
「気持ちは分かるけど!ほんとやばいから」

ゲンゾウ
「う、うむこれは予想外じゃ!」

ヨッジー達が焦るのも無理はない…

クレイジードック レベル80
HP1000
MP900
スキル 噛みつき、遠吠え、高速移動

クレイジーホース レベル90
HP1100
MP1000
スキル 突撃、バックキック、高速移動


クレイジーキャット レベル95
HP850
MP1000
スキル 魅了、ひっかき、高速移動

「見た目とは裏腹にとんでもなく強い上に、全員高速移動してくるから」

アネゴ
「そうね、このままじゃ勝てないわ」

すると…

ワイルド(コアラ団長)
「あらあら、皆可愛いわね」

ブレイカー(猫耳男)
「そうですね、でも…ごめんなさい狩らせてもらうわ」

ワイルド(コアラ団長)
「各自!攻撃開始!」

第89騎士団
「おおおお!」

今までのお姉言葉から一転気合の入った声を出し各個撃破を開始する。

ワイルド(コアラ団長)
「サザンクロスシザー!」

ブレイカー
「メテオインパクト」

ヨッジー
「俺等出番なくね?」

「うん」

アクア
「あの技ってとんでもない威力ですよ」

先生
「あれは奥義クラスの威力じゃぞ」

ゲンゾウ
「認めたくないが凄いの~」

アネゴ
「支援いらないわね…」

目の前で敵がバンバン素材になっていく…

ワイルド(コアラ団長)
「仕上げといくぞ!」

ブレイカー(猫耳男)
「あれですね!」

ワイルド(コアラ団長)
「整列!各自構え!」

そういうと騎士団の人が一列に並びそれぞれ武器を構える。

ワイルド(コアラ団長)
「集団奥義!ロイヤルマーチ!」

すると騎士団たちが金色に光だした。

ワイルド(コアラ団長)
「ジ・エンド!」

次の瞬間光は辺りを覆い周囲に居た敵は一掃された。

ウィズ
「集団奥義ってまだ未実装ですよね!」

「もう、なんでもありなんじゃ」

ワイルド(コアラ団長)
「こんなとこかしら」

「はい!問題ないとおもいます」

ワイルド(コアラ団長)
「どうしたの?イキナリ直立不動で」

「いや!お強いんですね」

ブレイカー(猫耳男)
「私たちなんてまだまだよ、我等なんてターニャ様の足元に及ばないわ」

「この国はターニャさんが人気なんですね」

ワイルド(コアラ団長)
「そうね、今の国王になってからいろいろ伝説を聞かされてみんなすっかり夢中よ」

俺は先生に小声で…
「先生良かったですね」

先生
「まあの~悪い気はしないが」

ワイルド
「早くターニャ様見たいになりたいわ」

先生
「やっぱりちょっと複雑じゃ」


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