225 / 597
第7章 メルヘンの国の騎士団とマッスル
191:レッドスッパー3
しおりを挟む
~とあるオフィス~
女上司
「もう本当にやめて!各所からクレームが来てるの、村人NPCを敵にしたりとか様々なバグとか…」
妹
「え~せっかく無駄にならないように活用してあげたのに~、それにバグだって私の素晴らしいプログラムにみんながついてきてないだけでしょ」
女上司
「もうこれ以上引っ掻き回さないで」
妹
「そんなこと言っていいのかな?」
女上司
「…」
妹
「分かればよろしい、このゲームはあの方が居た世界がベースなの…だから私はあの方に相応しい…いえ、それを超える世界にするよ」
~町の中~
「お!お姉ちゃん可愛いね、それに剣を使うのかい!いいね、コレおまけね」
アクア
「あ、ありがとうございます」
今、俺達はお手伝いクエとして商品の納入、生産の手伝いをしており、
現在子供玩具の納品の為、材料を買い集めてるのだが…
「しかし、見た目でここまで対応がかわるとは…」
先ほど俺が買った時は露骨に態度が悪く、若干上乗せされた位だが、
今アクアさんが購入した際は値引きされた上に、若干数量もオマケされている。
「可愛いは正義か…」
先生
「まあ、お主じゃしょうがないの~」
「先生~~~~」
先生
「わ~振り回すな~」
全力で振り回してやった。
「あとは、麻紐を10セットか」
アネゴ
「ここは私任せて」
そう言ってアネゴが可愛いクマが店主の露店に行くと…
クマ店主
「うお!魚!」
アネゴ
「麻紐を10セットお願い出来るかしら」
クマ店長
「気味悪い魚に売る物はねえ!」
アネゴ
「なんですって!」
アネゴの周りに水が集まり出す。
アクア
「アネゴさん!ストップ!お騒がせしてすみません、売って頂けませんか?」
クマ店長
「お!なんだ最初からあんたが来てくれれば良いのに、しょうがねえな~オマケしてやるよ」
アクア
「ありがとうございます」
アネゴ
「…」
無事に買い物は出来たが…
アネゴ
「こんな街!水で沈めてしまおうかしら!」
「アネゴ“どーどー”落ち着いて」
まるで猛獣を宥める様にアネゴを説得してなんとか水をしまってもらったが、
この町の人の態度はちょっと酷すぎる。酷過ぎると言えば更に…
「またか!」
俺は小道具作成で子供の玩具をつくっているのだが、10回に1回位成功しているはずなのにアイテムが見当たらない…また子供の玩具を作ってるはずが違うモノが出来たり…
「これもバグなのだろうか…」
手元に出来たのは子供の玩具じゃなくて『ターニャ人形』
先生
「まあまあじゃな」
「いらん!」
先生
「投げるな~~~!大事に持っとけ」
なんとか目標数を作り納品すると…
マンボウ児童院長
「まあ!こんなに沢山ありがとね!」
「え?規定数通りのはずですが」
しかし、達成状況を見ると規定数を大幅に多く納品したことになっている…
「一体どうなってるんだ?」
アクア
「う~ん、数え間違いでしょうか…?」
取りあえず達成出来たのでヨッジー達との合流する為、ギルドに向かうと…
男プレイヤー
「どういうことだ!なんで未達成なんだ!」
NPC
「規定討伐数に足りません」
男プレイヤー
「どうカウントしても達成しているだろ」
NPC
「規定討伐数に足りません」
男プレイヤー
「もう我慢できない!」
男が剣を抜こうとした時一人のプレイヤーが止めに入った。
チェイン
「不具合だろうから運営に報告したまえ、無暗にNPCを斬っても良いことはないぞ」
そこに現れたのは前ダーニャの国で行われたグランドクエストで戦ったことのあったトッププレイヤーチェインだった。
男プレイヤー
「ちっ」
男は渋々帰って行った。
「揉めてるな~どこも」
チェイン
「お?ダイン君かい久しぶりだね」
「お久しぶりです、治め方さすがですね」
チェイン
「いや、なんてことはないけど皆このバグの多さにいらいらが溜まってるね」
「ですね~」
チェイン
「何事も無く早めに修正されると良いのだが…」
「そうですね」
しかし、プレイヤー達の怒りはその後 騒動へと発展していく…
女上司
「もう本当にやめて!各所からクレームが来てるの、村人NPCを敵にしたりとか様々なバグとか…」
妹
「え~せっかく無駄にならないように活用してあげたのに~、それにバグだって私の素晴らしいプログラムにみんながついてきてないだけでしょ」
女上司
「もうこれ以上引っ掻き回さないで」
妹
「そんなこと言っていいのかな?」
女上司
「…」
妹
「分かればよろしい、このゲームはあの方が居た世界がベースなの…だから私はあの方に相応しい…いえ、それを超える世界にするよ」
~町の中~
「お!お姉ちゃん可愛いね、それに剣を使うのかい!いいね、コレおまけね」
アクア
「あ、ありがとうございます」
今、俺達はお手伝いクエとして商品の納入、生産の手伝いをしており、
現在子供玩具の納品の為、材料を買い集めてるのだが…
「しかし、見た目でここまで対応がかわるとは…」
先ほど俺が買った時は露骨に態度が悪く、若干上乗せされた位だが、
今アクアさんが購入した際は値引きされた上に、若干数量もオマケされている。
「可愛いは正義か…」
先生
「まあ、お主じゃしょうがないの~」
「先生~~~~」
先生
「わ~振り回すな~」
全力で振り回してやった。
「あとは、麻紐を10セットか」
アネゴ
「ここは私任せて」
そう言ってアネゴが可愛いクマが店主の露店に行くと…
クマ店主
「うお!魚!」
アネゴ
「麻紐を10セットお願い出来るかしら」
クマ店長
「気味悪い魚に売る物はねえ!」
アネゴ
「なんですって!」
アネゴの周りに水が集まり出す。
アクア
「アネゴさん!ストップ!お騒がせしてすみません、売って頂けませんか?」
クマ店長
「お!なんだ最初からあんたが来てくれれば良いのに、しょうがねえな~オマケしてやるよ」
アクア
「ありがとうございます」
アネゴ
「…」
無事に買い物は出来たが…
アネゴ
「こんな街!水で沈めてしまおうかしら!」
「アネゴ“どーどー”落ち着いて」
まるで猛獣を宥める様にアネゴを説得してなんとか水をしまってもらったが、
この町の人の態度はちょっと酷すぎる。酷過ぎると言えば更に…
「またか!」
俺は小道具作成で子供の玩具をつくっているのだが、10回に1回位成功しているはずなのにアイテムが見当たらない…また子供の玩具を作ってるはずが違うモノが出来たり…
「これもバグなのだろうか…」
手元に出来たのは子供の玩具じゃなくて『ターニャ人形』
先生
「まあまあじゃな」
「いらん!」
先生
「投げるな~~~!大事に持っとけ」
なんとか目標数を作り納品すると…
マンボウ児童院長
「まあ!こんなに沢山ありがとね!」
「え?規定数通りのはずですが」
しかし、達成状況を見ると規定数を大幅に多く納品したことになっている…
「一体どうなってるんだ?」
アクア
「う~ん、数え間違いでしょうか…?」
取りあえず達成出来たのでヨッジー達との合流する為、ギルドに向かうと…
男プレイヤー
「どういうことだ!なんで未達成なんだ!」
NPC
「規定討伐数に足りません」
男プレイヤー
「どうカウントしても達成しているだろ」
NPC
「規定討伐数に足りません」
男プレイヤー
「もう我慢できない!」
男が剣を抜こうとした時一人のプレイヤーが止めに入った。
チェイン
「不具合だろうから運営に報告したまえ、無暗にNPCを斬っても良いことはないぞ」
そこに現れたのは前ダーニャの国で行われたグランドクエストで戦ったことのあったトッププレイヤーチェインだった。
男プレイヤー
「ちっ」
男は渋々帰って行った。
「揉めてるな~どこも」
チェイン
「お?ダイン君かい久しぶりだね」
「お久しぶりです、治め方さすがですね」
チェイン
「いや、なんてことはないけど皆このバグの多さにいらいらが溜まってるね」
「ですね~」
チェイン
「何事も無く早めに修正されると良いのだが…」
「そうですね」
しかし、プレイヤー達の怒りはその後 騒動へと発展していく…
0
お気に入りに追加
651
あなたにおすすめの小説
Free Emblem On-line
ユキさん
ファンタジー
今の世の中、ゲームと言えばVRゲームが主流であり人々は数多のVRゲームに魅了されていく。そんなVRゲームの中で待望されていたタイトルがβテストを経て、ついに発売されたのだった。
VRMMO『Free Emblem Online』
通称『F.E.O』
自由過ぎることが売りのこのゲームを、「あんちゃんも気に入ると思うよ~。だから…ね? 一緒にやろうぜぃ♪」とのことで、βテスターの妹より一式を渡される。妹より渡された『F.E.O』、仕事もあるが…、「折角だし、やってみるとしようか。」圧倒的な世界に驚きながらも、MMO初心者である男が自由気ままに『F.E.O』を楽しむ。
ソロでユニークモンスターを討伐、武器防具やアイテムも他の追随を許さない、それでいてPCよりもNPCと仲が良い変わり者。
そんな強面悪党顔の初心者が冒険や生産においてその名を轟かし、本人の知らぬ間に世界を引っ張る存在となっていく。
なろうにも投稿してあります。だいぶ前の未完ですがね。
神速の冒険者〜ステータス素早さ全振りで無双する〜
FREE
ファンタジー
Glavo kaj Magio
通称、【GKM】
これは日本が初めて開発したフルダイブ型のVRMMORPGだ。
世界最大規模の世界、正確な動作、どれを取ってもトップレベルのゲームである。
その中でも圧倒的人気な理由がステータスを自分で決めれるところだ。
この物語の主人公[速水 光]は陸上部のエースだったが車との交通事故により引退を余儀なくされる。
その時このゲームと出会い、ステータスがモノを言うこの世界で【素早さ】に全てのポイントを使うことを決心する…
最悪のゴミスキルと断言されたジョブとスキルばかり山盛りから始めるVRMMO
無謀突撃娘
ファンタジー
始めまして、僕は西園寺薫。
名前は凄く女の子なんだけど男です。とある私立の学校に通っています。容姿や行動がすごく女の子でよく間違えられるんだけどさほど気にしてないかな。
小説を読むことと手芸が得意です。あとは料理を少々出来るぐらい。
特徴?う~ん、生まれた日にちがものすごい運気の良い星ってぐらいかな。
姉二人が最新のVRMMOとか言うのを話題に出してきたんだ。
ゲームなんてしたこともなく説明書もチンプンカンプンで何も分からなかったけど「何でも出来る、何でもなれる」という宣伝文句とゲーム実況を見て始めることにしたんだ。
スキルなどはβ版の時に最悪スキルゴミスキルと認知されているスキルばかりです、今のゲームでは普通ぐらいの認知はされていると思いますがこの小説の中ではゴミにしかならない無用スキルとして認知されいます。
そのあたりのことを理解して読んでいただけると幸いです。
VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?
ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚
そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?
【第1章完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
姫騎士様と二人旅、何も起きないはずもなく……
踊りまんぼう
ファンタジー
主人公であるセイは異世界転生者であるが、地味な生活を送っていた。 そんな中、昔パーティを組んだことのある仲間に誘われてとある依頼に参加したのだが……。 *表題の二人旅は第09話からです
(カクヨム、小説家になろうでも公開中です)
最強と言われてたのに蓋を開けたら超難度不遇職
鎌霧
ファンタジー
『To The World Road』
倍率300倍の新作フルダイブ系VRMMOの初回抽選に当たり、意気揚々と休暇を取りβテストの情報を駆使して快適に過ごそうと思っていた。
……のだが、蓋をひらけば選択した職業は調整入りまくりで超難易度不遇職として立派に転生していた。
しかしそこでキャラ作り直すのは負けた気がするし、不遇だからこそ使うのがゲーマーと言うもの。
意地とプライドと一つまみの反骨精神で私はこのゲームを楽しんでいく。
小説家になろう、カクヨムにも掲載
ゲームで第二の人生を!~最強?チート?ユニークスキル無双で【最強の相棒】と一緒にのんびりまったりハチャメチャライフ!?~
俊郎
SF
『カスタムパートナーオンライン』。それは、唯一無二の相棒を自分好みにカスタマイズしていく、発表時点で大いに期待が寄せられた最新VRMMOだった。
が、リリース直前に運営会社は倒産。ゲームは秘密裏に、とある研究機関へ譲渡された。
現実世界に嫌気がさした松永雅夫はこのゲームを利用した実験へ誘われ、第二の人生を歩むべく参加を決めた。
しかし、雅夫の相棒は予期しないものになった。
相棒になった謎の物体にタマと名付け、第二の人生を開始した雅夫を待っていたのは、怒涛のようなユニークスキル無双。
チートとしか言えないような相乗効果を生み出すユニークスキルのお陰でステータスは異常な数値を突破して、スキルの倍率もおかしなことに。
強くなれば将来は安泰だと、困惑しながらも楽しくまったり暮らしていくお話。
この作品は小説家になろう様、ツギクル様、ノベルアップ様でも公開しています。
大体1話2000~3000字くらいでぼちぼち更新していきます。
初めてのVRMMOものなので応援よろしくお願いします。
基本コメディです。
あまり難しく考えずお読みください。
Twitterです。
更新情報等呟くと思います。良ければフォロー等宜しくお願いします。
https://twitter.com/shiroutotoshiro?s=09
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる