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第7章 メルヘンの国の騎士団とマッスル

184:オペレーションレインキャット

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猫耳男
「ようこそいらっしゃい、お茶でも飲むかしら?」

「お、お構いなく」

「遠慮しなくて良いわよ、今持って来るといいわ」

見た目が物凄さとは裏腹に声がめちぇめちゃ可愛いボイス!

ヨッジー
「すまん、いろいろとついていけない」

ウィズ
「なんと表現していいやら」

ゲンゾウ

(絶句)

アクア
「なかなか、強そうな騎士団ですね」

アネゴ
「そうね、インパクトが凄いわね」

先生
「う、うむ」

猫耳男
「あら、強そうだなんて…嬉しいわ、でも私たちは騎士団のお荷物だから全然つよくないのよ」

その割には周りの騎士団員は筋肉隆々で強そうに見えるが。

「とても強そうに見えますが…」

猫耳男
「いえ、この国では見た目…そうキュンっとさせる可愛さが正義、強さ…私たちもこの様に努力してるけど」

努力って…間違った方にしてるんじゃ。

アクア
「努力に無駄はありません!」

猫耳男
「ううううう、ありがとう!」

イチゴハンカチで涙を拭く姿が…正直キモイ!

ヨッジー
「ダイン、早く終わらせよう頭がおかしくなりそうだ」

「ああ」

ゲンゾウ
「そうしてくれ」

「すみません、ギルドからこの回復薬と騎士団で困っていることを解決してくれと言われていまして」

猫耳男
「あら、そうなのね…ありがとう」

「これが薬です」


猫耳男
「そうね…こまってること」


その時!

ドガン!

三毛猫の騎士
「おう!89騎士団その馬鹿力を役立せてやる、スクラップの運送だ」


猫耳男
「え?私たちの隊は今休暇中で」

三毛猫の騎士
「うるさい!お前たちは街に行っても怖がられるだけで役に立たないんだ、唯一の取り柄で俺達の役に立つくらいしろ」


猫耳男
「はい…」

コアラ騎士は言う事だけ言って出て行ってしまった。

猫耳男
「ごめんなさいね、仕事みたいだからギルドには任務達成と伝えておくから心配しないで」

すると急にアクアさんが猫耳男に近づき。


アクア
「いけません!義を見てせざるは勇無きなりと!父からも言われていました。主我々はこの騎士団のイメージアップをしましょう!」

一同

「えええええーーー!」
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