215 / 600
第7章 メルヘンの国の騎士団とマッスル
181:バグストーム3
しおりを挟むヨッジー
「やっとインできたけどやっぱり重いな」
「ああ、それにこのパステルカラーで目が痛い」
辺り一面がパステルカラーで配色されており目がチカチカする。
ヨッジー
「掲示板見たけどクレーム出てるぜ」
ゲンゾウ
「そうじゃろな」
ゲンゾウさんはどこから出したのか分からないがサングラスをしていた。
ヨッジー
「ウィズさんは?」
「今日は仕事で後でインするって手紙きてた」
ヨッジー
「ウィズさん忙しそうだけど何やってるのかな?」
「リアルのことを聞くのはマナー違反だぞ」
ヨッジー
「だな」
アクア
「リアル?それも主達の国の言葉なんですかね」
「まあ、そんなとこです」
ヨッジー
「それよりもアレ見ろよ」
「あれ?こんなとこに村人が…え?」
なんとそこには村人と思わしき人がプレイヤーと戦っている!
「え?あれはPK的な奴なのか?」
ヨッジー
「いや、よく見ろよ」
村人をよく見ると赤い文字つまり敵扱いになっている。
キャラ名もバーサーカーヒューマン(村人)になっている。
「なんていうか、これってストーリーと関係してるのかな?」
ヨッジー
「さあな?」
ゲンゾウ
「なんとも…」
アネゴ
「何か起こってることに間違いはなさそうね」
アクア
「とりあえず、事情が分かるまでは戦闘は避けたいですね」
ヨッジー
「だな」
先生
「うむ」
「アップデートしたばかりだから敵もプレイヤー達が一掃してるから、街までダッシュでいこう」
俺達は戦闘を避けて急いで最寄りの街へと移動した。
ヨッジー
「いきなりデカい町についたな」
ゲンゾウ
「ふむ、どうやらココがこのエリアの首都的な場所みたいじゃな」
俺達の目の前にはまるで遊園地のようなファンシーな建物が広がり低いレンガの壁に覆われている。奥にはまるでどこかの童話のお城のような大きな建物が立っていた。
「この街はこの門からじゃないと入れないようだな」
俺が門へ近づくき入口へ行くと人形の様なNPCが。
NPC
「いらっしゃい!夢の街へようこそ!入場税は100Gだよ」
ヨッジー
「金取るのかよ!」
ゲンゾウ
「まるで入園料みたいじゃの」
アクア
「いえ、珍しい事ではないですよ。国よっては街の行き来に税金が掛るところもあると聞いたことがあります」
「まあ、確かにそんな小説読んだことあるけど」
ヨッジー
「この世界でソレは…」
文句を言いながら税金を払って中に入ると…
ヨッジー
「なんだこれ…」
「うわー」
中に入ると全てのNPCがファンシーな人形であった。
アクア
「可愛いですね!」
「まあ、可愛いと言えば可愛いけど」
アネゴ
「ちょっとコレは私も初めてね」
まあ、あなたも見た目すごいですけど…と思いながらも目の前の景色に驚いていると。
ウィズ
「すみません!遅れました、ちょっと仕事が押しまして」
ウィズさんが合流した。
「いえいえ、リアルは大事ですから」
ウィズ
「それにしても凄いですね、女の子をターゲットにしたエリアですかね?」
ヨッジー
「まあ、それにしても重い原因はこれだろうな。NPC一人一人物凄い作り込みが凄いもんな」
確かにNPC一人一人の作り込みが今までのエリアと比べて桁違いに細かい気がした。
アネゴ
「まあ、確かにカラフルだな」
ゲンゾウ
「儂にはこのエリアは合わないな」
先生
「右に同じく」
ヨッジー
「まあ、とりあえずギルド作っちゃおうぜ」
アクア
「主、アレですかね」
そこには長蛇の列が!
「マジか」
0
お気に入りに追加
652
あなたにおすすめの小説
最悪のゴミスキルと断言されたジョブとスキルばかり山盛りから始めるVRMMO
無謀突撃娘
ファンタジー
始めまして、僕は西園寺薫。
名前は凄く女の子なんだけど男です。とある私立の学校に通っています。容姿や行動がすごく女の子でよく間違えられるんだけどさほど気にしてないかな。
小説を読むことと手芸が得意です。あとは料理を少々出来るぐらい。
特徴?う~ん、生まれた日にちがものすごい運気の良い星ってぐらいかな。
姉二人が最新のVRMMOとか言うのを話題に出してきたんだ。
ゲームなんてしたこともなく説明書もチンプンカンプンで何も分からなかったけど「何でも出来る、何でもなれる」という宣伝文句とゲーム実況を見て始めることにしたんだ。
スキルなどはβ版の時に最悪スキルゴミスキルと認知されているスキルばかりです、今のゲームでは普通ぐらいの認知はされていると思いますがこの小説の中ではゴミにしかならない無用スキルとして認知されいます。
そのあたりのことを理解して読んでいただけると幸いです。
VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?
ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚
そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?
【第1章完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜
自来也
ファンタジー
カクヨム、なろうで150万PV達成!
理想の家の完成を目前に異世界に転移してしまったごく普通のサラリーマンの翔(しょう)。転移先で手にしたスキルは、なんと「地下室作成」!? 戦闘スキルでも、魔法の才能でもないただの「地下室作り」
これが翔の望んだ力だった。
スキルが成長するにつれて移動可能、豪華な浴室、ナイトプール、釣り堀、ゴーカート、ゲーセンなどなどあらゆる物の配置が可能に!?
ある時は瀕死の冒険者を助け、ある時は獣人を招待し、翔の理想の地下室はいつのまにか隠れた憩いの場になっていく。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しております。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる