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第7章 メルヘンの国の騎士団とマッスル
179 バグストーム1
しおりを挟むウィズ
「お待たせしました!」
「いえいえ、こちらこそ忙しい所すみません」
ウィズ
「仕事が今ちょうど目処が立ったので問題ないですよ」
ヨッジー
「そんじゃ行こうか」
ゲンゾウ
「そうじゃな」
「あ、そうだ紹介するね、こちらゲンゾウさん」
「ゲンゾウじゃ、宜しく頼む」
ウィズ
「初めまして、ウィズと申します、エレメントプリースとやってます」
「あれ?職業変わった?」
ウィズ
「ええ、僧侶系の派生クラスで回復系に加えエレメントつまり自然の力を借りた補助系スキルと魔法使いほどではないですが多少攻撃スキルもあります」
「へ~すごいですね」
ヨッジー
「ちなみに俺もこの前ホースナイトになったぞ」
「ホースナイトっていうと」
ヨッジー
「見てな」
ピー
ヨッジーが口笛を吹くと。
パカパカ
どこから伴なく茶色の馬が現れた。
ヨッジー
「これが愛馬だ、洞窟や町の外なら呼び出せる」
アクア
「騎乗できるんですか?」
ヨッジー
「ああ、騎乗して攻撃するスキルなんかもあるんだぜ」
「ほ~良いな」
ヨッジー
「いやいや、お前の職業のが凄いだろ」
「こうも逸脱してると普通に憧れるんだよ」
アネゴ
「わからなくもないわね」
ウィズ
「あの~さっきから気になってるんですがあのゲンゾウさんの後ろの居るのは」
「ゲンゾウさんは忍マイスターという職業で道具を媒介にして戦うんだけど、あれはそのスキルの一つで、道具に命を宿して御供にする技みたいです。」
ゲンゾウ
「うむ、クリスだ宜しく頼む」
ウィズ
「そうなんですね、聞いたことない職業ですけど…」
「それについては…」
俺は今までの経緯を説明すると。
ウィズ
「そうだったんですね、ゲンゾウこれから頑張りましょう」
ゲンゾウ
「うむ」
ヨッジー
「じゃあ!出発だ」
~とあるオフィス~
女上司
「お願いだから帰ってくれない?」
???
「嫌よ!私が勉強した実力見せてあげるね、お姉ちゃん」
女上司
「いえ、これは遊びじゃないのよ」
???
「大丈夫、これでも優秀なんだから」
女上司
「違うのよ、このプログラム自体が前任が作ったモノで社員でも全部は解明できてないの」
???
「尚更私の出番じゃない、それにもうエリアとか適当かのデータは出来てるの」
女上司
「でも!次は…」
???
「それにパパからもOKもらってるのよ、ほら」
そう言って一枚の紙を見せる。
女上司
「…スタッフのみんな彼女を全力でバクアップなさい」
こうして後に史上最悪のバグ嵐と呼ばれたエリアが開放される…
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