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第6章 街の灯は燃ゆる~悠久の時に諍いし者~

民芸店の昔話16

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~とあるオフィス~

 女上司
 「今戻ったわ…ほんとにド田舎だったわ」

 社員
 「お疲れ様です」

 女上司
 「イベントの状況は?」

 社員
 「盛況です、イベントダンジョンも中々好評の様で…」

 女上司
 「そう…ちょっと見せて」

 女上司がモニターを覗き込む…

女上司
 「上位ランカーが高ランクアイテムを獲ってるようね…まあ難易度的にそうなるのだけど、これだと初心者などからクレームがきそうね…次は少しビギナー向けのイベントをしないとね」

 社員
 「はい」

 女上司
 「…ん?こいつらは」

 社員
 「どうされました?」

 女上司
 「バグが居たわ…」

 社員
 「…」

 女上司
 「そうだ…面白いこと考えた、ちょっと今から言う事をすぐ準備しないさい」

 社員
 「え?」

そういって何を社員に命じた。

 女上司
 「良いわね?」

 社員
 「そんな無茶な」

 女上司
 「良いから!すぐやりなさい」

…あのマザコン野郎が残したバグはすぐにでも排除する
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