過去の手紙

お話の世界

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八方美人

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今日は久しぶりのみんな揃っての創作者!

いつも通りできたら…。僕はそう思った。

早速、依頼者の女性がやってきた。

僕は早速、彼女の元に。

「相談があるんです。」

「はい、何でしょう?ここでは何でも話にのってますよ。」

「私のことなんですけど…。八方美人なんです…。」

「八方美人ですか?」

「はい…。」

「確かにそれを?」

「いえ…。周りは優しいので、言わないでくれてるんだと思います…。」

「具体的にどんなことを…?」
  
僕がそう言いかけた時、ベーアさんが来た。

「はいはい。私が話を聞きますよ。」

僕は分かったと頷いて、ベーアさんに八方美人のことを伝えた。

「何かあったんですか?」

「いえ…人から言われたとかは何もないんです。自分のことですから‥。」

「でも、私は人から相談を受けて、励ましたりするんです。」

「そうだったんですか。」

「はい。でも、反対意見の人にもしたりするんです。例えば一番犬が可愛いと思ってる人、一番猫が可愛いと思ってる人とか‥。」

「確かに反対意見の人だと、不安になりますよね‥。」

僕はベーアさんと依頼者の間に入った。

「そういう八方美人でしたか。確かに他のところでは違うことを言ってるそれに思えてしまいます。」

「しかし、それは、いい八方美人だと思うんです。例えば、この考えは素晴らしい。と言いながら、裏では絶対にこの考えは違うということ。それはどう思いますか?」

依頼者の方は下を向いて言う。「そうだったら悲しいかもしれません‥。」

「でも、反対意見も、いいところを見て応援する。お互いのいいところを見る。それは八方美人だったとしても、いい八方美人だと思うんです。」

「あなたはその反対意見になる2つのどちらか否定しましたか?」

「いいえ、してません。」

「それなら、僕はいいと思います。もちろん、否定することが悪いことではないと思いますが‥。僕はあなたを肯定したいです。」

「あなたはあなたの道を進んで欲しい‥。」

「ありがとうございます。」

依頼者の女性は少し安心してるようだった。

ベーアさんは言う。
 
「助けられちゃった‥。女性なら私がと思ってたけど‥。」

「エビ、リアル派さんとのことがあってから、一段と成長したんじゃない?」

「そうかな‥?ありがとう。」
 
始まりの一日‥。
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