3 / 12
3 相談
しおりを挟む
翌朝、私はいつもの時間帯に目覚めた。
メイドがやってきていつものように身支度を手伝ってもらう。
誰も昨日のことに触れることはない。
あれだけの出来事だから、宮廷の人たちで知らない人はいないはずだけど。
(……なかなか触れにくいデリケートなことではあるけど)
昨日と変わらぬ朝。
「殿下はどうされてます?」
そう私がそれとなく尋ねると、メイドたちがぴくっと反応する。
「で、殿下はいつものようにお過ごしかと思われます。言伝などございますでしょうか?」
「……平気よ。ありがとう」
昨日の今日でどうしたらいいのだろうか。
そもそもあの結婚破棄は有効じゃないんだから、私たちはまだ婚約者ということになるのだけど。
『俺の妻になって欲しい』
不意に、陛下の言葉を思い出し、頬が火照ってしまう。
あんな風に熱っぽく見つめられるなんて、初めてだった。
手を優しくも力強く握られるのも。
殿下と一緒に過ごす時もあんな風に触れられたことなどなかったし、婚約者といえども未婚の間柄で手を繋ぐのは、はしたないと教えられてきた。
(お父様に相談したいわ!)
しかし父は宰相で忙しい。
食事を済ませ私は、いつもの王太子教育の時間を迎える。
もしかしたら昨日の今日だから王太子教育はないのでは?とも思ったけど、時間通りに家庭教師たちがやってきて、何事もなく授業がはじまった。
家庭教師たちから語学や歴史、礼儀作法などをみっちり学ぶ。
勉強をしている間は昨日のことを考えずに済む。
私はいつも以上の熱心さで、家庭教師たちからの言葉を一言一句聞き逃すまいと集中できていたと思う。
だからこそ授業が終わり、お茶の時間を迎えると、途端にどうしようと頭を抱えてしまう。
陛下は本気だ。
本気で私にプロポーズをしたのだ。
それも貴族全員の前で!
これからどんな顔をして、会えばいいんだろう。
社交界では昨日のことで持ちきりだろうし。
溜息をつくべきじゃないと分かりながらも、つかずにはいられない。
その時、扉がノックされた。
メイドが応対に出ると、「宰相様でございます。お会いになられますか?」と聞いてくる。
(お父様!)
さすがは父娘。心が通じ合ったんだわ!
私は心の中ではしゃぎたい気持ちを抑えつつ、頷く。
「もちろん。通して」
私は人払いをして、二人きりで会う。
私は居てもたってもいられなくなり、身を乗り出す。
「お父様。わ、私……どうしたらいいのですかっ?」
「とりあえず落ち着きなさい」
「あ、ご、ごめんなさい……」
熱々の紅茶をぐいっと口に含んだ。
「まず王太子殿下だが、騒ぎを起こした角で謹慎処分になっている。パメラは侍女を首になり、今は屋敷に戻っている」
「……陛下は」
「陛下は、いつも通り、執務に励んでおられる」
お父様は渋面をつくる。
「あの……昨日のことなんですが、あれはあの……お戯れではないのです、よね……?」
「陛下は大真面目だ」
「私はどうお答えしたら、というか、私はそもそもまだ殿下の婚約者のままですよね……?」
「うむ、そうだ。殿下がどう考えておられるかは分からないが、あんな一方的な宣言で婚約破棄ができるはずもない」
「でもきっと殿下はそうは考えておられないと思います」
「……まったく、殿下にも困ったものだ。婚約者がいる身でありながら、あんな下級貴族の娘ごときにのぼせあがるなんて」
「ええ、まあ」
「あ、すまない。私としたことが変なことを言ったな。で、お前はどうなんだ? その……陛下からのプロポーズを受けるのか?」
「……分かりません。そんなことを考えたことは一度もございません。私は殿下の許嫁で、陛下は未来の義父上……という風にしか見てはいませんでしたから」
「そうだよなぁ」
父が嘆息する。
幼い頃から、陛下のことは屋敷でお見掛けしていた。
陛下と父の間には誰にも入り込めぬ絆があるのは、幼心にも分かった。
陛下は子どもといえども優しくするような方ではなく、一瞥されるだけで動けなくなるほど眼光は鋭く、怖かった思い出しかない。
「……まあ、だがこの国以上に陛下ほどイイ男がいないのも事実」
「はい?」
「正直、あの阿呆な王太子に嫁ぐより、陛下に嫁いでもらったほうが、親としては安心だ。陛下なら、わけのわからん女にうつつをぬかした挙句、貴族たちから総スカンを受けるような発言をすることもない」
「父上は一体誰の味方なのですか!?」
「それはもちろん、お前の味方に決まっているだろう。私は父親だぞ。だからこそ、闇雲に、陛下からのプロポーズを断れとは言えない……」
「では、陛下からプロポーズを受けた娘の父親ではなく、この国の柱石たる宰相としてのご意見をお聞かせくださいっ」
「それを言うな。そんなぽんぽん答えが出せるのなら苦労しない」
その時、ノックの音がして、先触れが現れる。
「陛下がいらっしゃいますっ」
私たちが慌てて立ち上がると、陛下が現れた。
「親子水入らずのところを邪魔したな」
「いえ、陛下。話は終わりましたので」
お父様は頑張れと言うように、私に頷きかけると部屋を出ていく。
というわけで二人きり。
緊張と気まずさで、私は落ち着かない気分になった。
「あ、えっと、良ければお茶でも」
「もらおう」
陛下は椅子に座り、ティーカップに注いだお茶を飲む。
私も一緒に頂く。
「それで、今日はどうされたんですか?」
「いや、別に用事という用事はないんだ。ただ、将来の王妃の顔を見たくて、な」
「!!」
そんなことを言われたのは初めてでどう反応していいか分からない。
「戸惑わせてすまない」
それはきっと昨日のことを言っているのだろう。
「昨日も言ったが、本気だ」
「……ですが、私は殿下の許嫁です」
「ならば、許嫁でなければ、俺の気持ちを受け入れてくれるのか?」
「それは」
私は何と言っていいか分からない。
「だが決しておかしいことはないだろう。将来、あれが王になれば、君は妃になる。そのための教育も受けているはずだ」
「それはそうですが」
「問題はないだろう。王太子妃を経ないというだけだ」
「陛下は一体私のどこをお気に召されたのでしょうか。陛下の周りには魅力的な女性がたくさんいらっしゃいます。その方々と比べれば、私はまだまだ子どもです」
陛下とはこれまで殿下とお会いする際、ときどき宮廷で顔を合わせるくらいで、ちゃんと話したことはなかった。
私が殿下の許嫁になった経緯にしても、お父様が子どもの頃から陛下と親しく、誰よりも信頼を得ているという関係からだと聞いている。
「確かに話をしたことは数えるほどしかない。だが、俺は君に何度も救われている。庭先で散歩しながら侍女たちと語らう君の笑顔に、執務で疲れた心が癒されたり、君の可憐な笑顔を見ていると不思議とほっと息をつくことができるんだ。こんなことは、これまでこんなことは一度もなかった」
陛下の言葉を聞けば聞くほど、やはり戯れではないと分かる。
「俺は答えを急がない。ゆっくり考えてくれ。お茶、ごちそうさま」
私は立ち上がる。
「見送りは大丈夫」
「あ、そうですか」
「では、ミレイユ。また来る」
陛下が私の右手を取ると、手の甲に口づけを落とし、去っていった。
メイドがやってきていつものように身支度を手伝ってもらう。
誰も昨日のことに触れることはない。
あれだけの出来事だから、宮廷の人たちで知らない人はいないはずだけど。
(……なかなか触れにくいデリケートなことではあるけど)
昨日と変わらぬ朝。
「殿下はどうされてます?」
そう私がそれとなく尋ねると、メイドたちがぴくっと反応する。
「で、殿下はいつものようにお過ごしかと思われます。言伝などございますでしょうか?」
「……平気よ。ありがとう」
昨日の今日でどうしたらいいのだろうか。
そもそもあの結婚破棄は有効じゃないんだから、私たちはまだ婚約者ということになるのだけど。
『俺の妻になって欲しい』
不意に、陛下の言葉を思い出し、頬が火照ってしまう。
あんな風に熱っぽく見つめられるなんて、初めてだった。
手を優しくも力強く握られるのも。
殿下と一緒に過ごす時もあんな風に触れられたことなどなかったし、婚約者といえども未婚の間柄で手を繋ぐのは、はしたないと教えられてきた。
(お父様に相談したいわ!)
しかし父は宰相で忙しい。
食事を済ませ私は、いつもの王太子教育の時間を迎える。
もしかしたら昨日の今日だから王太子教育はないのでは?とも思ったけど、時間通りに家庭教師たちがやってきて、何事もなく授業がはじまった。
家庭教師たちから語学や歴史、礼儀作法などをみっちり学ぶ。
勉強をしている間は昨日のことを考えずに済む。
私はいつも以上の熱心さで、家庭教師たちからの言葉を一言一句聞き逃すまいと集中できていたと思う。
だからこそ授業が終わり、お茶の時間を迎えると、途端にどうしようと頭を抱えてしまう。
陛下は本気だ。
本気で私にプロポーズをしたのだ。
それも貴族全員の前で!
これからどんな顔をして、会えばいいんだろう。
社交界では昨日のことで持ちきりだろうし。
溜息をつくべきじゃないと分かりながらも、つかずにはいられない。
その時、扉がノックされた。
メイドが応対に出ると、「宰相様でございます。お会いになられますか?」と聞いてくる。
(お父様!)
さすがは父娘。心が通じ合ったんだわ!
私は心の中ではしゃぎたい気持ちを抑えつつ、頷く。
「もちろん。通して」
私は人払いをして、二人きりで会う。
私は居てもたってもいられなくなり、身を乗り出す。
「お父様。わ、私……どうしたらいいのですかっ?」
「とりあえず落ち着きなさい」
「あ、ご、ごめんなさい……」
熱々の紅茶をぐいっと口に含んだ。
「まず王太子殿下だが、騒ぎを起こした角で謹慎処分になっている。パメラは侍女を首になり、今は屋敷に戻っている」
「……陛下は」
「陛下は、いつも通り、執務に励んでおられる」
お父様は渋面をつくる。
「あの……昨日のことなんですが、あれはあの……お戯れではないのです、よね……?」
「陛下は大真面目だ」
「私はどうお答えしたら、というか、私はそもそもまだ殿下の婚約者のままですよね……?」
「うむ、そうだ。殿下がどう考えておられるかは分からないが、あんな一方的な宣言で婚約破棄ができるはずもない」
「でもきっと殿下はそうは考えておられないと思います」
「……まったく、殿下にも困ったものだ。婚約者がいる身でありながら、あんな下級貴族の娘ごときにのぼせあがるなんて」
「ええ、まあ」
「あ、すまない。私としたことが変なことを言ったな。で、お前はどうなんだ? その……陛下からのプロポーズを受けるのか?」
「……分かりません。そんなことを考えたことは一度もございません。私は殿下の許嫁で、陛下は未来の義父上……という風にしか見てはいませんでしたから」
「そうだよなぁ」
父が嘆息する。
幼い頃から、陛下のことは屋敷でお見掛けしていた。
陛下と父の間には誰にも入り込めぬ絆があるのは、幼心にも分かった。
陛下は子どもといえども優しくするような方ではなく、一瞥されるだけで動けなくなるほど眼光は鋭く、怖かった思い出しかない。
「……まあ、だがこの国以上に陛下ほどイイ男がいないのも事実」
「はい?」
「正直、あの阿呆な王太子に嫁ぐより、陛下に嫁いでもらったほうが、親としては安心だ。陛下なら、わけのわからん女にうつつをぬかした挙句、貴族たちから総スカンを受けるような発言をすることもない」
「父上は一体誰の味方なのですか!?」
「それはもちろん、お前の味方に決まっているだろう。私は父親だぞ。だからこそ、闇雲に、陛下からのプロポーズを断れとは言えない……」
「では、陛下からプロポーズを受けた娘の父親ではなく、この国の柱石たる宰相としてのご意見をお聞かせくださいっ」
「それを言うな。そんなぽんぽん答えが出せるのなら苦労しない」
その時、ノックの音がして、先触れが現れる。
「陛下がいらっしゃいますっ」
私たちが慌てて立ち上がると、陛下が現れた。
「親子水入らずのところを邪魔したな」
「いえ、陛下。話は終わりましたので」
お父様は頑張れと言うように、私に頷きかけると部屋を出ていく。
というわけで二人きり。
緊張と気まずさで、私は落ち着かない気分になった。
「あ、えっと、良ければお茶でも」
「もらおう」
陛下は椅子に座り、ティーカップに注いだお茶を飲む。
私も一緒に頂く。
「それで、今日はどうされたんですか?」
「いや、別に用事という用事はないんだ。ただ、将来の王妃の顔を見たくて、な」
「!!」
そんなことを言われたのは初めてでどう反応していいか分からない。
「戸惑わせてすまない」
それはきっと昨日のことを言っているのだろう。
「昨日も言ったが、本気だ」
「……ですが、私は殿下の許嫁です」
「ならば、許嫁でなければ、俺の気持ちを受け入れてくれるのか?」
「それは」
私は何と言っていいか分からない。
「だが決しておかしいことはないだろう。将来、あれが王になれば、君は妃になる。そのための教育も受けているはずだ」
「それはそうですが」
「問題はないだろう。王太子妃を経ないというだけだ」
「陛下は一体私のどこをお気に召されたのでしょうか。陛下の周りには魅力的な女性がたくさんいらっしゃいます。その方々と比べれば、私はまだまだ子どもです」
陛下とはこれまで殿下とお会いする際、ときどき宮廷で顔を合わせるくらいで、ちゃんと話したことはなかった。
私が殿下の許嫁になった経緯にしても、お父様が子どもの頃から陛下と親しく、誰よりも信頼を得ているという関係からだと聞いている。
「確かに話をしたことは数えるほどしかない。だが、俺は君に何度も救われている。庭先で散歩しながら侍女たちと語らう君の笑顔に、執務で疲れた心が癒されたり、君の可憐な笑顔を見ていると不思議とほっと息をつくことができるんだ。こんなことは、これまでこんなことは一度もなかった」
陛下の言葉を聞けば聞くほど、やはり戯れではないと分かる。
「俺は答えを急がない。ゆっくり考えてくれ。お茶、ごちそうさま」
私は立ち上がる。
「見送りは大丈夫」
「あ、そうですか」
「では、ミレイユ。また来る」
陛下が私の右手を取ると、手の甲に口づけを落とし、去っていった。
45
お気に入りに追加
150
あなたにおすすめの小説
三年分の記憶を失ったけど、この子誰?
富士とまと
恋愛
過去3年の記憶を失った。
目が覚めると知らない部屋。そして、知らない赤ちゃん。
この赤ちゃん、誰の子でしょう?
17歳で立太子した教え子の式典に出席した後の記憶がないんですけど。
アルファポリスでホクホク計画~実録・投稿インセンティブで稼ぐ☆ 初書籍発売中 ☆第16回恋愛小説大賞奨励賞受賞(22年12月16205)
天田れおぽん
エッセイ・ノンフィクション
~ これは、投稿インセンティブを稼ぎながら10万文字かける人を目指す戦いの記録である ~
アルファポリスでお小遣いを稼ぐと決めた私がやったこと、感じたことを綴ったエッセイ
文章を書いているんだから、自分の文章で稼いだお金で本が買いたい。
投稿インセンティブを稼ぎたい。
ついでに長編書ける人になりたい。
10万文字が目安なのは分かるけど、なかなか10万文字が書けない。
そんな私がアルファポリスでやったこと、感じたことを綴ったエッセイです。
。o○。o○゚・*:.。. .。.:*・゜○o。○o。゚・*:.。. .。.:*・゜。o○。o○゚・*:.。.
初書籍「婚約破棄された不遇令嬢ですが、イケオジ辺境伯と幸せになります!」が、レジーナブックスさまより発売中です。
月戸先生による可愛く美しいイラストと共にお楽しみいただけます。
清楚系イケオジ辺境伯アレクサンドロ(笑)と、頑張り屋さんの悪役令嬢(?)クラウディアの物語。
よろしくお願いいたします。m(_ _)m
。o○。o○゚・*:.。. .。.:*・゜○o。○o。゚・*:.。. .。.:*・゜。o○。o○゚・*:.。.
【完結】妹?義妹ですらありませんけど?~王子様とは婚約破棄して世界中の美味しいものが食べたいですわ~
佳
恋愛
エリシャ・エストルムが婚約しているのはジャービー国の第二王子ギース。
ギースには、婚約者を差し置いて仲の良い女性がいる。
それはピオミルという女性なのだがーー
「ピオミル・エストルムです」
「……エストルム?」
「お姉様!」
「だから、あなたの姉ではーー」
シュトルポジウム侯爵であるシュナイダー・エストルムが連れてきた親子、母パニラと娘ピオミル。
エリシャを姉と呼びエストルム姓を名乗るピオミルだが、パニラは後妻でもないしピオミルは隠し子でも養女でもない。
国教の危険地域を渡り歩くポジウム侯爵は、亡き妻にそっくりなエリシャと顔を合わせるのがつらいといってエストルム邸には帰らない。
いったい、この親子はなんなのか……周りの一同は首を傾げるばかりだった。
--------------------------------------
※軽い気持ちでバーっと読んでくださいね。
※設定は独自のものなので、いろいろおかしいと思われるところがあるかもしれませんが、あたたか~い目で見てくださいませ。
※作者の妄想異世界です。
※敬語とか?尊敬語とか?おかしいところは目をつぶってください。
※似たりよったり異世界令嬢物語ですが完全オリジナルです。
※酷評に耐性がないのでコメントは際限まで温めてからお願いします。
2023年11月18日 完結
ありがとうございました。
第二章は構想はありますがまだ書いていないので、すぐに更新はされません。
書けたらUPします!
感想たくさんありがとうございました。
ジャデリアが話していた相手がだれかというご質問が多かったですが、そこは想像してほしいので明記していません。ヒントは結構前の話にあります。
完結してから読む派のかたもいらっしゃいますので、ぼかしておきます。
本当に、たくさんの感想、ありがとうございました!
Owl's Anima
おくむらなをし
SF
◇戦闘シーン等に残酷な描写が含まれます。閲覧にはご注意ください。
高校生の沙織は、4月の始業式の日に、謎の機体の墜落に遭遇する。
そして、すべての大切な人を失う。
沙織は、地球の存亡をかけた戦いに巻き込まれていく。
◇この物語はフィクションです。全29話、完結済み。
アルファポリス収益報告書 初心者の1ヶ月の収入 お小遣い稼ぎ(投稿インセンティブ)スコアの換金&アクセス数を増やす方法 表紙作成について
黒川蓮
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスさんで素人が投稿を始めて約2ヶ月。書いたらいくら稼げたか?24hポイントと獲得したスコアの換金方法について。アルファポリスを利用しようか迷っている方の参考になればと思い書いてみました。その後1ヶ月経過、実践してみてアクセスが増えたこと、やると増えそうなことの予想も書いています。ついでに、小説家になるためという話や表紙作成方法も書いてみましたm(__)m
自称ヒロインに「あなたはモブよ!」と言われましたが、私はモブで構いません!!
ゆずこしょう
恋愛
ティアナ・ノヴァ(15)には1人の変わった友人がいる。
ニーナ・ルルー同じ年で小さい頃からわたしの後ろばかり追ってくる、少しめんどくさい赤毛の少女だ。
そしていつも去り際に一言。
「私はヒロインなの!あなたはモブよ!」
ティアナは思う。
別に物語じゃないのだし、モブでいいのではないだろうか…
そんな一言を言われるのにも飽きてきたので私は学院生活の3年間ニーナから隠れ切ることに決めた。
【アルファポリスで稼ぐ】新社会人が1年間で会社を辞めるために収益UPを目指してみた。
紫蘭
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスでの収益報告、どうやったら収益を上げられるのかの試行錯誤を日々アップします。
アルファポリスのインセンティブの仕組み。
ど素人がどの程度のポイントを貰えるのか。
どの新人賞に応募すればいいのか、各新人賞の詳細と傾向。
実際に新人賞に応募していくまでの過程。
春から新社会人。それなりに希望を持って入社式に向かったはずなのに、そうそうに向いてないことを自覚しました。学生時代から書くことが好きだったこともあり、いつでも仕事を辞められるように、まずはインセンティブのあるアルファポリスで小説とエッセイの投稿を始めて見ました。(そんなに甘いわけが無い)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる