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【おまけ】愛しい貴女へ
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自分でいうのもなんだけど顔がいいんだよね、俺。
まぁそれなりに対処法とか身につけて、
ある程度はうまくやってると思う。
あぁ、誰かわかんなかった?
ごめんごめん、みんなご存知完璧王子様(笑)だよ。
コレはまぁ、俺の独白だから?
正直誰がどう思おうがどうでもいいんだわ。
外ではめちゃくちゃ猫かぶってるし
好きな子の前では
取り繕っちゃうタイプなんだ、俺。
言い訳はコレくらいにして。
小学生とかまでは
そんなに性格捻じ曲がってなかったと思う。
普通に天使な美少年(笑)だったんだよね。
親に『女の子には優しく、王子様でいなさい』
って言われて本気でそうしなきゃと思ってた。
仕方ないよな?
小学生にとっては親が全てなんだから。
でも女に優しくしてもいいことはひとつもなかった。
物が無くなったり髪束が机に入ってたり
もうテンプレなので詳しくはいいや。
終わったことだし。
とにかく苦痛だったとだけ。
それでも母親は俺に完璧を求めた。
俺は母親の『理想の王子様』なんだと。
中学に上がる頃には割と女はみんな嫌いだった。
あ、コレいうと男子にすごいキレられるって
もはやコレもテンプレだから口に出さなかったよ。
賢いでしょ?俺。
まぁでもなんとなく、
親に失望されないように言われたこと全部やった。
面倒なのでここも割愛する。
わかってるって。
なんで俺が変態になったのか知りたいんだろ?
教えてやるから焦るなよ。
むしろ何度でも声を大にして言いたいね。
俺さ、女に勃たなかったんだわ。
何故って、
なるべくしてなったとしか言いようがない。
母親がそれはもう嘆いて。
中学生だぜ??別にまだいいだろってさ、
俺はもう面倒になって
その頃から母親も女に分類した。
んで、そのときの俺、ちょーグレてて。
ピアスとか開けたし制服着崩してたし。
実は舌ピ開いてんだ俺。
いつか舌ピで彼女の【やめとけお前(by作者)】とか
したいわ。
それで教室で適当にその辺のやつと戯れてて、
そしたらでかい声が聞こえてさ。
「アンタほんとに最低!!」
「は?うるさ、、何?」
「私知ってるのよ!
アンタ母親に逃げられたんでしょ?
可哀想ってお母さんが言ってたもん!」
あー、女同士ってこういうとこあるよなって思った。
で、言われた女は泣く。
はいはいお決まりね。
つまらんから目線を外そうとしたわけ。
「それで?
母親に言われたから私が可哀想なの?
あなた、親に言われることが全部正しいって
ほんとに思ってるわけ?
じゃあ母親に人殺せって言われたら殺すの?
だとしたらあなたは親にとって可愛いお人形なのね。
私からしたらあなたの方がよっぽど可哀想。」
勃った。
もうビビってきてさ、
なんかコレ運命じゃね?って思ったの。
俺、今まで母親の言うこと聞いてきてさ、
勝手に失望されてあぁ俺ってこんなものかなんて
グレてみたけど
所詮親の言うことなんて親の意見なんだなって。
初めて教えてくれたのが彼女だった。
相手の女は泣いてたけど
彼女はその女を冷ややかに一瞥して席を立った。
ついでに俺も立ち上がって教室を出た。
いや、ほら、アレがね?もうそろそろやばい。
でまぁ同じタイミングで立ったからさ、
あ、勃ったのは俺だけか。
廊下に彼女もいてさ、
俺もう臨時体制だったから素通りしてこうとしたら
多分俺だとは知らなかったんだろうけど
睨まれた。
涙目とか憎しみとか、そんな顔じゃない。
嗤ってた。
明らかな嘲笑。
俺、女の子に嗤いながら睨まれたの初めてで。
ちょっと出た。ナニがって、聞くなよ。
それからはもう毎日が楽しくて仕方ないの。
彼女の顔見るたびに興奮するから
勃起不全とかマジで嘘。
俺多分あの子のために生まれてきたんだ。
つまり実質彼女から産まれたんだよなきっと。
まぁ彼女以外に勃たないから
母親にいろんな女用意されて、
ウザいから無視してたら泣かれた。
俺は彼女から産まれるはずだったから
この女は母親じゃない、、。
むしろ彼女から俺を奪った女だから
優しくする必要ない。
「私そんな料理得意じゃないから
料理できる人が理想。」
「私にだけ優しい人より
周りに気を配れる人が好き。」
「片親だからやっぱり、
金銭面に口出ししない人がいいな。
あと、できれば私を想ってくれる人。」
うん、コレ聞いたらもう
彼女には俺しかいなくない?ってなった。
まぁ直接聞いたわけじゃないけど。
彼女の見てる範囲では紳士でいるように努めたし
料理はいろんなとこに修行に行った。
寿司も握れる。
彼女はブリが好きだ。もちろん捌ける。
金銭的に余裕を持つために株もやってるし
会社も持ってる。
彼女への溢れる想いは誰にも負けない。
もう俺以外彼女を幸せにできないでしょ?
なんか高校入って可愛くなって、
いや中学からずっと可愛いんだけどさ?
なんて言うか、女っぽくなった。
身長も中三から5センチ伸びて体重は変わらないのに
胸がBカップからDカップになった。
誰かが育てたんじゃないのはチェック済み。
彼女の胸をEカップにするのは俺だ。
てなわけで彼女の周りの害虫駆除とか諸々してたら
俺彼女に認識もされてなかった。
可哀想すぎない??
こんなに努力してるのに。
もう写真じゃ足りないし録音とじゃなくて
本人と会話したい。
部屋で彼女の等身大人形と戯れるのも楽しいけど
やっぱり生身の彼女がいい。
ちなみにこの人形は自作。
俺以外が彼女を制作するのとか許せない。
下着を縫うときには俺の息子が暴発した。
もうすごい元気。
いつか生身の彼女にも俺の作った下着を、、
と思って下着会社立ち上げちゃった。
彼女は面倒くさがりでネット通販で買っているので
そのサイトの新しいブランドとして
さりげなく目につくようにして
彼女の好みのデザインにした。
デザイナーとして作り手ではないけど
彼女に贈られる下着だけは俺のお手製だ。
もう彼女を見るたびに興奮が止まらない。
もうこれ実質【黙れ変態(作者の怒り)】じゃない?
だから高校卒業時点で
少しは俺を知ってくれてると思ったの。
そしたら酷いんだよ。
「王子、、?
あぁ、えっと、なんとか君ね。
茶髪の、あれ、金髪?あー、うん、、?
多分同じクラスになったことある。」
スピーカーから聞こえてきた声に愕然。
え、髪色すら覚えられてないの?
俺結構目立つよ??
顔面への自信を少し失ったよね。
彼女頭いいから俺がレベル落とさなくても
いい大学だったのはありがたい。
ど底辺の大学だとしても同じとこ行くけどね?
大学に入ってからはもう害虫駆除が大変。
俺が育てなくてもFカップになった彼女が
ヤリ目で声掛けられるの見て
はらわたが煮え繰り返る思いだった。
まぁその男はもういないしいいんだ。
ただもう俺が限界。
彼女の声も動きも喋り方も座り方も全部
真似できるけど本物の彼女が足りない。
ほんと、正直指一本とかでもいいから家に欲しい。
彼女の中を俺で作り替えたい。
彼女を俺のものにしたい。
そう思ったらお重持って話しかけてた。
いやわかる、お重はやりすぎた。
まずはフルコースだよな、わかってる。
でもさ?
夜彼女のために食事作ってて
俺の作る食事が彼女の胃に入るって
もうそれ【いい加減にしろ(作者より)】じゃんね?
って思ったら作りすぎた。
入りきらなくてちょっと冷蔵庫に残ったし。
まぁ結果的に食べてもらえなかったけど
初めて会話できたしドン引きした顔も見れた。
八年間ストーキ、、じゃなかった、
見守ってて初めて見る顔だった。
まぁその後ナニが起きたかは察して。
それからはもう俺を知ってもらおうと思って。
とにかく大アピール。
そしたら彼女ってばすごいいい顔するの。
クセになっちゃってさ?
別にドMってわけじゃないけど
彼女にならペットにされたい。
そのタイミングでなんかストーカーに遭った。
正直顔よくわからんけど家までつけられてウンザリで、、
誰だよいま、類は友を呼ぶとか言ったの。
でもなんかチャンスだと思ったんだよね。
頼んでみたら彼女同情してくれてさ。
友達とかみんな俺の金とかが目的なんだ、
って哀しそうに言ったら仕方ないなぁだって。
ちょろすぎ。可愛いかよ。
あー、マジではやく【やめてください
お願いします(涙目作者)】したい。
まぁそんで楽しんでたんだけど。
彼女すっげぇ可愛い。
あ、これ自慢な??
マジでこれは結婚だわ。リア充でごめんほんとに。
(※現実とは若干異なる場合がございます。)
もう毎日が【誰か止めて(力尽きた作者より)】。
そしたら彼女家に帰れないの可哀想って
俺の家にストーカー撃退に行ったの。
可愛い上にかっこいいとか無敵だよね。
好き。
ってかあの子めちゃくちゃインドアなの。
おうち直帰なの。お家大好きらしいの。
つまりお家にいる俺も大好きってことだよね?
彼女が一生家から出なくていいように
彼女が好きそうな場所に一軒家は建ててある。
ついでに家具も揃えてベビーベッドもある。
服は男の子と女の子の服が何着か。
どっちが産まれるかわからないからね?
というか彼女から産まれるとか羨ましいな、
本当だったら俺だって彼女の腹の中にいたのに。
やっぱり彼女の子宮からやり直そう。
そして彼女から産まれて成長したら
彼女を産もう。
まぁいいや。
別にストーカー女の末路とか聞く?
「なんで?王子、
その女、ストーカーでしょ?」
って難癖つけやがったクソ女。
もう一発ぐらい殴ってもよかったんだけど
ほら俺、彼女の前では優しい王子様(笑)だから。
「は?何勘違いしてんの?
俺別にお前のことなんとも思ってねぇし、ってか誰?
俺が努力して築いた彼女との生活が
お前のせいで台無しになるとこなの。
マジ空気読め、ってかウザい。
彼女に手を出したんだから相応の覚悟はしろよ?
ってか王子って(笑)。言ってて痛くないの?それ。」
もちろん警察になんて任せない。
彼女に刃を向けたこと、生きながら必死に
後悔するといいよ。
それですっかり安心したのか彼女、
俺を連れて家帰ってさ。
今気づきましたとばかりに帰れだって。
ポンコツ、可愛い。好き。すごい可愛い。
もうヤバい、何がって、ナニが。
思わず求婚しちゃった。
俺はまだ好きすぎる気持ちの一端しか見せてないよ。
それはこれから時間をかけて知ればいい。
もう八年、彼女と共に過ごしてるんだから。
彼女の隣に俺以外が来ることとかありえない。
もちろん挙式はハワイで、
子どもは沢山、女の子がいいけど、
彼女そっくりの子がいい。
記録に残してコレクションに追加するんだ。
ゆくゆくは同じ墓に入って、
また生まれ落ちたら彼女と出会う。
大丈夫、なんの問題もない。
俺の思いの全てを知っても
彼女は鼻で笑ってくれるらしいからね。
待っていて、愛しい貴女との生活はすぐそこに。
まぁそれなりに対処法とか身につけて、
ある程度はうまくやってると思う。
あぁ、誰かわかんなかった?
ごめんごめん、みんなご存知完璧王子様(笑)だよ。
コレはまぁ、俺の独白だから?
正直誰がどう思おうがどうでもいいんだわ。
外ではめちゃくちゃ猫かぶってるし
好きな子の前では
取り繕っちゃうタイプなんだ、俺。
言い訳はコレくらいにして。
小学生とかまでは
そんなに性格捻じ曲がってなかったと思う。
普通に天使な美少年(笑)だったんだよね。
親に『女の子には優しく、王子様でいなさい』
って言われて本気でそうしなきゃと思ってた。
仕方ないよな?
小学生にとっては親が全てなんだから。
でも女に優しくしてもいいことはひとつもなかった。
物が無くなったり髪束が机に入ってたり
もうテンプレなので詳しくはいいや。
終わったことだし。
とにかく苦痛だったとだけ。
それでも母親は俺に完璧を求めた。
俺は母親の『理想の王子様』なんだと。
中学に上がる頃には割と女はみんな嫌いだった。
あ、コレいうと男子にすごいキレられるって
もはやコレもテンプレだから口に出さなかったよ。
賢いでしょ?俺。
まぁでもなんとなく、
親に失望されないように言われたこと全部やった。
面倒なのでここも割愛する。
わかってるって。
なんで俺が変態になったのか知りたいんだろ?
教えてやるから焦るなよ。
むしろ何度でも声を大にして言いたいね。
俺さ、女に勃たなかったんだわ。
何故って、
なるべくしてなったとしか言いようがない。
母親がそれはもう嘆いて。
中学生だぜ??別にまだいいだろってさ、
俺はもう面倒になって
その頃から母親も女に分類した。
んで、そのときの俺、ちょーグレてて。
ピアスとか開けたし制服着崩してたし。
実は舌ピ開いてんだ俺。
いつか舌ピで彼女の【やめとけお前(by作者)】とか
したいわ。
それで教室で適当にその辺のやつと戯れてて、
そしたらでかい声が聞こえてさ。
「アンタほんとに最低!!」
「は?うるさ、、何?」
「私知ってるのよ!
アンタ母親に逃げられたんでしょ?
可哀想ってお母さんが言ってたもん!」
あー、女同士ってこういうとこあるよなって思った。
で、言われた女は泣く。
はいはいお決まりね。
つまらんから目線を外そうとしたわけ。
「それで?
母親に言われたから私が可哀想なの?
あなた、親に言われることが全部正しいって
ほんとに思ってるわけ?
じゃあ母親に人殺せって言われたら殺すの?
だとしたらあなたは親にとって可愛いお人形なのね。
私からしたらあなたの方がよっぽど可哀想。」
勃った。
もうビビってきてさ、
なんかコレ運命じゃね?って思ったの。
俺、今まで母親の言うこと聞いてきてさ、
勝手に失望されてあぁ俺ってこんなものかなんて
グレてみたけど
所詮親の言うことなんて親の意見なんだなって。
初めて教えてくれたのが彼女だった。
相手の女は泣いてたけど
彼女はその女を冷ややかに一瞥して席を立った。
ついでに俺も立ち上がって教室を出た。
いや、ほら、アレがね?もうそろそろやばい。
でまぁ同じタイミングで立ったからさ、
あ、勃ったのは俺だけか。
廊下に彼女もいてさ、
俺もう臨時体制だったから素通りしてこうとしたら
多分俺だとは知らなかったんだろうけど
睨まれた。
涙目とか憎しみとか、そんな顔じゃない。
嗤ってた。
明らかな嘲笑。
俺、女の子に嗤いながら睨まれたの初めてで。
ちょっと出た。ナニがって、聞くなよ。
それからはもう毎日が楽しくて仕方ないの。
彼女の顔見るたびに興奮するから
勃起不全とかマジで嘘。
俺多分あの子のために生まれてきたんだ。
つまり実質彼女から産まれたんだよなきっと。
まぁ彼女以外に勃たないから
母親にいろんな女用意されて、
ウザいから無視してたら泣かれた。
俺は彼女から産まれるはずだったから
この女は母親じゃない、、。
むしろ彼女から俺を奪った女だから
優しくする必要ない。
「私そんな料理得意じゃないから
料理できる人が理想。」
「私にだけ優しい人より
周りに気を配れる人が好き。」
「片親だからやっぱり、
金銭面に口出ししない人がいいな。
あと、できれば私を想ってくれる人。」
うん、コレ聞いたらもう
彼女には俺しかいなくない?ってなった。
まぁ直接聞いたわけじゃないけど。
彼女の見てる範囲では紳士でいるように努めたし
料理はいろんなとこに修行に行った。
寿司も握れる。
彼女はブリが好きだ。もちろん捌ける。
金銭的に余裕を持つために株もやってるし
会社も持ってる。
彼女への溢れる想いは誰にも負けない。
もう俺以外彼女を幸せにできないでしょ?
なんか高校入って可愛くなって、
いや中学からずっと可愛いんだけどさ?
なんて言うか、女っぽくなった。
身長も中三から5センチ伸びて体重は変わらないのに
胸がBカップからDカップになった。
誰かが育てたんじゃないのはチェック済み。
彼女の胸をEカップにするのは俺だ。
てなわけで彼女の周りの害虫駆除とか諸々してたら
俺彼女に認識もされてなかった。
可哀想すぎない??
こんなに努力してるのに。
もう写真じゃ足りないし録音とじゃなくて
本人と会話したい。
部屋で彼女の等身大人形と戯れるのも楽しいけど
やっぱり生身の彼女がいい。
ちなみにこの人形は自作。
俺以外が彼女を制作するのとか許せない。
下着を縫うときには俺の息子が暴発した。
もうすごい元気。
いつか生身の彼女にも俺の作った下着を、、
と思って下着会社立ち上げちゃった。
彼女は面倒くさがりでネット通販で買っているので
そのサイトの新しいブランドとして
さりげなく目につくようにして
彼女の好みのデザインにした。
デザイナーとして作り手ではないけど
彼女に贈られる下着だけは俺のお手製だ。
もう彼女を見るたびに興奮が止まらない。
もうこれ実質【黙れ変態(作者の怒り)】じゃない?
だから高校卒業時点で
少しは俺を知ってくれてると思ったの。
そしたら酷いんだよ。
「王子、、?
あぁ、えっと、なんとか君ね。
茶髪の、あれ、金髪?あー、うん、、?
多分同じクラスになったことある。」
スピーカーから聞こえてきた声に愕然。
え、髪色すら覚えられてないの?
俺結構目立つよ??
顔面への自信を少し失ったよね。
彼女頭いいから俺がレベル落とさなくても
いい大学だったのはありがたい。
ど底辺の大学だとしても同じとこ行くけどね?
大学に入ってからはもう害虫駆除が大変。
俺が育てなくてもFカップになった彼女が
ヤリ目で声掛けられるの見て
はらわたが煮え繰り返る思いだった。
まぁその男はもういないしいいんだ。
ただもう俺が限界。
彼女の声も動きも喋り方も座り方も全部
真似できるけど本物の彼女が足りない。
ほんと、正直指一本とかでもいいから家に欲しい。
彼女の中を俺で作り替えたい。
彼女を俺のものにしたい。
そう思ったらお重持って話しかけてた。
いやわかる、お重はやりすぎた。
まずはフルコースだよな、わかってる。
でもさ?
夜彼女のために食事作ってて
俺の作る食事が彼女の胃に入るって
もうそれ【いい加減にしろ(作者より)】じゃんね?
って思ったら作りすぎた。
入りきらなくてちょっと冷蔵庫に残ったし。
まぁ結果的に食べてもらえなかったけど
初めて会話できたしドン引きした顔も見れた。
八年間ストーキ、、じゃなかった、
見守ってて初めて見る顔だった。
まぁその後ナニが起きたかは察して。
それからはもう俺を知ってもらおうと思って。
とにかく大アピール。
そしたら彼女ってばすごいいい顔するの。
クセになっちゃってさ?
別にドMってわけじゃないけど
彼女にならペットにされたい。
そのタイミングでなんかストーカーに遭った。
正直顔よくわからんけど家までつけられてウンザリで、、
誰だよいま、類は友を呼ぶとか言ったの。
でもなんかチャンスだと思ったんだよね。
頼んでみたら彼女同情してくれてさ。
友達とかみんな俺の金とかが目的なんだ、
って哀しそうに言ったら仕方ないなぁだって。
ちょろすぎ。可愛いかよ。
あー、マジではやく【やめてください
お願いします(涙目作者)】したい。
まぁそんで楽しんでたんだけど。
彼女すっげぇ可愛い。
あ、これ自慢な??
マジでこれは結婚だわ。リア充でごめんほんとに。
(※現実とは若干異なる場合がございます。)
もう毎日が【誰か止めて(力尽きた作者より)】。
そしたら彼女家に帰れないの可哀想って
俺の家にストーカー撃退に行ったの。
可愛い上にかっこいいとか無敵だよね。
好き。
ってかあの子めちゃくちゃインドアなの。
おうち直帰なの。お家大好きらしいの。
つまりお家にいる俺も大好きってことだよね?
彼女が一生家から出なくていいように
彼女が好きそうな場所に一軒家は建ててある。
ついでに家具も揃えてベビーベッドもある。
服は男の子と女の子の服が何着か。
どっちが産まれるかわからないからね?
というか彼女から産まれるとか羨ましいな、
本当だったら俺だって彼女の腹の中にいたのに。
やっぱり彼女の子宮からやり直そう。
そして彼女から産まれて成長したら
彼女を産もう。
まぁいいや。
別にストーカー女の末路とか聞く?
「なんで?王子、
その女、ストーカーでしょ?」
って難癖つけやがったクソ女。
もう一発ぐらい殴ってもよかったんだけど
ほら俺、彼女の前では優しい王子様(笑)だから。
「は?何勘違いしてんの?
俺別にお前のことなんとも思ってねぇし、ってか誰?
俺が努力して築いた彼女との生活が
お前のせいで台無しになるとこなの。
マジ空気読め、ってかウザい。
彼女に手を出したんだから相応の覚悟はしろよ?
ってか王子って(笑)。言ってて痛くないの?それ。」
もちろん警察になんて任せない。
彼女に刃を向けたこと、生きながら必死に
後悔するといいよ。
それですっかり安心したのか彼女、
俺を連れて家帰ってさ。
今気づきましたとばかりに帰れだって。
ポンコツ、可愛い。好き。すごい可愛い。
もうヤバい、何がって、ナニが。
思わず求婚しちゃった。
俺はまだ好きすぎる気持ちの一端しか見せてないよ。
それはこれから時間をかけて知ればいい。
もう八年、彼女と共に過ごしてるんだから。
彼女の隣に俺以外が来ることとかありえない。
もちろん挙式はハワイで、
子どもは沢山、女の子がいいけど、
彼女そっくりの子がいい。
記録に残してコレクションに追加するんだ。
ゆくゆくは同じ墓に入って、
また生まれ落ちたら彼女と出会う。
大丈夫、なんの問題もない。
俺の思いの全てを知っても
彼女は鼻で笑ってくれるらしいからね。
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