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その6

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 その頃リホはというと……

「あ……ああん……なによこれ……んん!」

 薄暗さで見えなかったのか、途中ようやくロープの存在に気付いたリホ。
 それを両手で掴みながら進んでいたのだが、先に進むうち、徐々にロープの位置が高くなりはじめ、ついには脚の長さを追い越してしまった。
 今ではすっかりロープが股間に食い込んでしまっている。

「あ……ああん!!」

 しかもご丁寧に等間隔で結び目まで作られている。
 そこを通過するたび、ぬちゅっとコブが割れ目を刺激する。

「はぁ……はぁ……あうぅぅんんん!!!」

 先程の部屋で絶頂寸前まで高ぶっていた身体。
 その火照りが鎮まる前に、ダイレクトに股間を刺激され、またもや絶頂寸前まで上り詰めてしまっている。

 すりすりすり……ぬちゅ……

 「はあぁん!」

 すりすりすり……ぬちゅ……

「ああぁぁぁんんん!!!」



(どこまで続くのよ……早くゴールしないと……もういっちゃいそう……)

 先に進む度、スリスリとロープが優しく擦れ、時折現れるコブの部分が大きな刺激を与えてくる。
 
 すりすりすり……ぬちゅ……

 「はうぅんん!」

 すりすりすり……ぬちゅ……
 
 「ああん!」

 なるべく刺激を抑えるよう、ゆっくり進むが、ロープはしっかり股間に食い込んでおり、コブの部分を通過するたび甘い声が出てしまう。
 しかし前方にようやくフロアライトで照らされた扉が見えはじめ、快感を押し殺しつつ、懸命に前進するリホ。

 「むほほほ!絶景絶景♪」

 リホの少し後方まで迫っていたワタル。手元のロープに先を行くリホの動きが伝わって来ており、確認の為ドローンをリホの所へと飛ばす。
 そこには大股開きでワタルが張ったロープを股間に食い込ませたリホの姿が。
 すぐさまドローンを足元に潜り込ませ、下からズーム撮影する。

「おっおっ!おお!!」

 股間にロープを食い込ませ、そしてコブを通過するたびプルプルと震える太ももが、ワタルの興奮を掻き立てる。

 すりすりすり……ぬちゅ……
 
 「ああん!」

 気を抜けば絶頂の大波にさらわれてしまいそうになるのを必死で耐えつつ、それでも一歩一歩確実に前進するリホ。
 ゴールはもうすぐだ。

「くっそー 僕のロープを勝手に使って!これはお仕置きだ!」

 リホが次のコブを通過するその瞬間。

 グイー!!

 手にしたロープを上に引き上げるワタル。

「あぁぁぁんん!!」

 突然襲ってきた強烈な刺激に、ロープを上から押さえつけ必死で耐えるリホ。

「それそれ!」

 グイグイとロープを上下させ、リホの股間を刺激し続ける。

「あん!なんで急に……あっ!あんんん!!!」

 襲い掛かってきた強烈な絶頂感。しかし何とかロープを引き戻しコブから逃れる。

「わっとっと……」

 急にロープが引っ張られ、前に倒れそうになったのをギリギリ耐えたワタル。

「にゃろ~これならどうだ!」

 再びロープを引き戻すワタル。
 
 ぐいぐい!!

「はあぁん!!」

 ぐいぐい!

「くうぅぅん!!」

 引っ張れば引っ張り返される綱引き状態。何度もコブが股間を往復し、すでにショーツはリホから漏れ出た愛液でびちゃびちゃになっている。

 ぐいぐい!!

「あっあっああぁぁ!!」

 ぐいぐい!

「ああん!!もう我慢できない……きちゃう!!」

 ぬちゅぬちゅぬちゅ

「あっん!ああん!ああんんん!!!」

 頭に霞がかかり始め、またもや絶頂一方手前のリホ。

(もうダメ!……いっちゃう!いっちゃう!!)
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