3 / 11
その3
しおりを挟む
「リホちゃんバトンタッチ……」
「えぇ……私スカートなんだけど……」
「だってしょうがないじゃん!リホちゃんの方が手足も長くて身体も柔らかいんだから……それとも的確に指示出せるの?」
「ぐ……」
確かに先程は数字を伝えるだけで肝心などの部分で押すのかは指示出来ていなかった。
性格に難ありのワタルではあるが、何手も先を読む能力は自称天才発明家に軍配が上がりそうだ。
「わ……わかったわよ」
スカートの裾を押さえつつ渋々キューブの中に入る。
「どれどれ……」
モニターに表示された数字を眺めながら戦略を練るワタル。
「まずは無難に右足で5だね」
ワタルの指示に従い、恐る恐る5番のパネルに足を延ばすリホ。
「ん~っと……次は左足で8、んで左手で12、右手で16ね」
テキパキと指示を出すワタル。しかもリホに無理な態勢を取らせることなく、順調に進めていく。
「ちょっと……あんまりジロジロ見ないでよ」
ミニスカートでのツイスターゲーム。隠そうとしてもパンツがチラチラ見えてしまう。
「うぅ……わかってるって。次は右足を一旦左足と同じ場所に置いて、左足で2ね。それから……んんん??」
時にチラリと、時にモロに見えるリホのパンツをじっくり堪能しつつも、先を読み的確な指示を出していたワタルが長考に入る。
「ああして……こうやって……いや詰むな……」
一人でブツブツあーでもない、こーでもないと思案するワタル。
「はやく……次はどっち?」
「ちょっと待って……これはどうやっても無理だぞ……」
次の数字は今の体勢からは遠い位置にあり、どう態勢を整えても届きそうにない。
どうしたものかと思案しながらキューブを眺めると、キューブ側面に何か所か拳サイズの穴が開いているのに気が付いた。
そしてよく見ると、部屋に点在している先程までただの飾りだと思っていた箱の1つがチカチカ点滅している。
点滅する箱に近づき、中を確認するワタル。
「おっと アイテム発見!」
中には先端が指の形をした棒状の物体が入っていた。
どうやらキューブ側面の穴から、この指さし棒でパネルを押してサポートをする仕組みらしい。
「よし。じゃあリホちゃん、僕がこの棒で次のパネルを押すから、その後右足で1を押して、次に左手で棒で押してるパネルね」
モニターの前に戻ってきたワタルはもう一度状況を確認し、リホに指示を出すと、指さし棒を持ってキューブ側面に移動する。
「ポチっと。OKリホちゃん、右足1で次左手でここね!」
攻略の道が見え、幾分余裕が生まれてきたワタル。
モニター前に戻り、次の手順を思案する。
「むむむむむ……」
棒を肩にトントンしながらじっくり時間をかけて作戦を練るワタル。
「はやく……ずっとこの態勢キツいんだけど……」
後ろ向きで両手を前に付きおしりを突き出すような恰好のまま耐えるリホ。
苦しいのか時折しゃがんだり、おしりをフルフル振ったりするたびに、パンツが見え隠れする。
「待ってて……あとちょっとだから」
モニターにはまだ10以上の数字が表示されているが、ワタルの脳内ではとっくにゴールまでの道筋は出来上がっていた。
では何を長考しているのかというと……
「でゅふふ……それじゃ右手を天井の18……次左手を同じく天井の20」
両手を天井につき、ちょうどバンザイする格好になるリホ。
「それではココでアイテムをっと」
キューブ側面に移動し、リホの真横の壁のパネルを押そうと差し棒を突っ込む。
「むむ……なかなか難しいな……」
リホの身体で死角になったパネルを押そうと、棒を出したり引いたり上下に動かす。
その度に棒がリホの胸の先端を擦っていく。
「あ……ちょっと……」
人一倍敏感な身体のリホ。少しの刺激でも敏感に反応してしまう。
『すりすり すりすり』
「あんっ!なにやってんのよ!……あんっ んんん!」
もたつくワタルに抗議の声を上げる。
「距離があってなかなか狙いが定まらなくって……ああそうだ!リホちゃん、ちょっと借りるね!」
そのまま指し棒の先端をリホのお腹のあたりに押し付けたかと思うと、一気に上へと引き上げる。
「きゃぁぁぁ!ちょっとなにしてんのよ!」
正に美巨乳とはコレですと言わんばかりに、美しく張りのあるリホのバストが、ぷる~ん♪という音がピッタリな勢いで飛び出した。
「えぇ……私スカートなんだけど……」
「だってしょうがないじゃん!リホちゃんの方が手足も長くて身体も柔らかいんだから……それとも的確に指示出せるの?」
「ぐ……」
確かに先程は数字を伝えるだけで肝心などの部分で押すのかは指示出来ていなかった。
性格に難ありのワタルではあるが、何手も先を読む能力は自称天才発明家に軍配が上がりそうだ。
「わ……わかったわよ」
スカートの裾を押さえつつ渋々キューブの中に入る。
「どれどれ……」
モニターに表示された数字を眺めながら戦略を練るワタル。
「まずは無難に右足で5だね」
ワタルの指示に従い、恐る恐る5番のパネルに足を延ばすリホ。
「ん~っと……次は左足で8、んで左手で12、右手で16ね」
テキパキと指示を出すワタル。しかもリホに無理な態勢を取らせることなく、順調に進めていく。
「ちょっと……あんまりジロジロ見ないでよ」
ミニスカートでのツイスターゲーム。隠そうとしてもパンツがチラチラ見えてしまう。
「うぅ……わかってるって。次は右足を一旦左足と同じ場所に置いて、左足で2ね。それから……んんん??」
時にチラリと、時にモロに見えるリホのパンツをじっくり堪能しつつも、先を読み的確な指示を出していたワタルが長考に入る。
「ああして……こうやって……いや詰むな……」
一人でブツブツあーでもない、こーでもないと思案するワタル。
「はやく……次はどっち?」
「ちょっと待って……これはどうやっても無理だぞ……」
次の数字は今の体勢からは遠い位置にあり、どう態勢を整えても届きそうにない。
どうしたものかと思案しながらキューブを眺めると、キューブ側面に何か所か拳サイズの穴が開いているのに気が付いた。
そしてよく見ると、部屋に点在している先程までただの飾りだと思っていた箱の1つがチカチカ点滅している。
点滅する箱に近づき、中を確認するワタル。
「おっと アイテム発見!」
中には先端が指の形をした棒状の物体が入っていた。
どうやらキューブ側面の穴から、この指さし棒でパネルを押してサポートをする仕組みらしい。
「よし。じゃあリホちゃん、僕がこの棒で次のパネルを押すから、その後右足で1を押して、次に左手で棒で押してるパネルね」
モニターの前に戻ってきたワタルはもう一度状況を確認し、リホに指示を出すと、指さし棒を持ってキューブ側面に移動する。
「ポチっと。OKリホちゃん、右足1で次左手でここね!」
攻略の道が見え、幾分余裕が生まれてきたワタル。
モニター前に戻り、次の手順を思案する。
「むむむむむ……」
棒を肩にトントンしながらじっくり時間をかけて作戦を練るワタル。
「はやく……ずっとこの態勢キツいんだけど……」
後ろ向きで両手を前に付きおしりを突き出すような恰好のまま耐えるリホ。
苦しいのか時折しゃがんだり、おしりをフルフル振ったりするたびに、パンツが見え隠れする。
「待ってて……あとちょっとだから」
モニターにはまだ10以上の数字が表示されているが、ワタルの脳内ではとっくにゴールまでの道筋は出来上がっていた。
では何を長考しているのかというと……
「でゅふふ……それじゃ右手を天井の18……次左手を同じく天井の20」
両手を天井につき、ちょうどバンザイする格好になるリホ。
「それではココでアイテムをっと」
キューブ側面に移動し、リホの真横の壁のパネルを押そうと差し棒を突っ込む。
「むむ……なかなか難しいな……」
リホの身体で死角になったパネルを押そうと、棒を出したり引いたり上下に動かす。
その度に棒がリホの胸の先端を擦っていく。
「あ……ちょっと……」
人一倍敏感な身体のリホ。少しの刺激でも敏感に反応してしまう。
『すりすり すりすり』
「あんっ!なにやってんのよ!……あんっ んんん!」
もたつくワタルに抗議の声を上げる。
「距離があってなかなか狙いが定まらなくって……ああそうだ!リホちゃん、ちょっと借りるね!」
そのまま指し棒の先端をリホのお腹のあたりに押し付けたかと思うと、一気に上へと引き上げる。
「きゃぁぁぁ!ちょっとなにしてんのよ!」
正に美巨乳とはコレですと言わんばかりに、美しく張りのあるリホのバストが、ぷる~ん♪という音がピッタリな勢いで飛び出した。
0
お気に入りに追加
40
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる