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巫女として
17.とろとろ、ごっくん**
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この娘は、なんて健気で可愛らしく、美しいのだろう。ハイデルにとって、それは感動に近い喜びだった。
自分の秘めた嗜虐心にどこまでついてこられるのかは、試さなくてはわからない。そんな大きな賭けをするほど、幼く馬鹿ではないと自分に言い聞かせ、後腐れのない相手ばかりを選んで付き合ってきたというのに、この娘は最初から自分の作ろうとする壁を難なく超えてくる。どこまでも、ついていくのが当たり前だと言わんばかりに。
だから、ここで一度無理だと言わせたくなった。
このままでも美しく咲きそうな花を、自分の手で手折ってしまいたい。
「そのまま…手を使わずに、私をいかせてごらん。」
マリの口から溢れる、ぐじゅっぐじゅっという淫らな音と、マリが泉に立ったままで口淫していることで奏でる、ちゃぱっちゃぱっという規則的な水音が、ハイデルの《マリを泉で犯している》という感覚を強くさせ、気持ちを昂らせる。
マリもこの卑猥な2つの水音のハーモニーによって、己が犯されているような感覚を覚えた。泉に落とされ、口淫をしてから5分ほどたっただろうか。ハイデルが顔を赤く染めながら、そろそろだ、と呟いた頃、マリは自分の体の異変に気付く。
全く触ってもいないはずなのに、乳首はピンと張り詰めて左右のピアスを圧迫し、拍動と共に快感を全身に駆け巡らせているし、クリトリスは完全に勃起し、パンティとしてつけられたリボンと擦れて熱く、痛いほどに主張している。
舐めさせられているだけなのに、感じてしまっている自分を、変態だ!と思いながらも、快感から逃げることはできない。マリを襲う快感が泉の魔力のせいだと、長く浸かればそれだけ快感におそられる時間が長くなるのだと、マリはまだ気付いていない。
「っ…くっ…はぁっ…出すぞ…っ」
マリの頭を両手で掴み、上顎から喉の奥にあてて、じゅぼじゅぼじゅぼ、と先端を擦り上げると、ドロドロの唾液でいっぱいになっていた口内へ、熱い白濁が、どく、どく、と注ぎ込まれた。
「…ふぅ。………マリ、見せて。」
マリが口を閉じてしまわないように、親指を口にガッと入れて片顎を掴み、確認するように自分の顔を近付ける。
唾液混じりの精液は、所々透明で泡立っていて、マリの顔は燃えそうなほどに真っ赤で、肩を小刻みに奮わせながら、潤んだ目でハイデルをみつめている。
「上手だ。そのまま、ゆっくりと飲み込むんだ。」
親指を頬に移し、マリが飲み込んだのを確認してハイデルは満足げに微笑んで頬を撫でる。ハイデルの微笑みは、マリの子宮をきゅんきゅんとゆらし、絶頂寸前ほどの快楽を生んだ。
「ふぁ…っあ…っ…あの…っハイデルっさま…っ」
顔をハイデルに向けるマリは、頬を撫でていたハイデルの手を両手で包み、少し腰を反らせながらねだるように声をかけた。
「私…っ…もう、限界で…っ…はぁっ…が、我慢が、でき、ません…っ」
狙った花が、綺麗にポキリと折れた。折れることを自ら懇願し、よりによって、手折ろうとした自分の手に、助けを求めている。あぁ、なんて可愛らしく、愛おしい娘だと、ハイデルの心は踊った。非道で、残酷なまでに抱き潰し、壊してしまいたい。高ぶる感情に、ハイデル自身はすぐにまた熱く、太く血を激らせていた。
自分の秘めた嗜虐心にどこまでついてこられるのかは、試さなくてはわからない。そんな大きな賭けをするほど、幼く馬鹿ではないと自分に言い聞かせ、後腐れのない相手ばかりを選んで付き合ってきたというのに、この娘は最初から自分の作ろうとする壁を難なく超えてくる。どこまでも、ついていくのが当たり前だと言わんばかりに。
だから、ここで一度無理だと言わせたくなった。
このままでも美しく咲きそうな花を、自分の手で手折ってしまいたい。
「そのまま…手を使わずに、私をいかせてごらん。」
マリの口から溢れる、ぐじゅっぐじゅっという淫らな音と、マリが泉に立ったままで口淫していることで奏でる、ちゃぱっちゃぱっという規則的な水音が、ハイデルの《マリを泉で犯している》という感覚を強くさせ、気持ちを昂らせる。
マリもこの卑猥な2つの水音のハーモニーによって、己が犯されているような感覚を覚えた。泉に落とされ、口淫をしてから5分ほどたっただろうか。ハイデルが顔を赤く染めながら、そろそろだ、と呟いた頃、マリは自分の体の異変に気付く。
全く触ってもいないはずなのに、乳首はピンと張り詰めて左右のピアスを圧迫し、拍動と共に快感を全身に駆け巡らせているし、クリトリスは完全に勃起し、パンティとしてつけられたリボンと擦れて熱く、痛いほどに主張している。
舐めさせられているだけなのに、感じてしまっている自分を、変態だ!と思いながらも、快感から逃げることはできない。マリを襲う快感が泉の魔力のせいだと、長く浸かればそれだけ快感におそられる時間が長くなるのだと、マリはまだ気付いていない。
「っ…くっ…はぁっ…出すぞ…っ」
マリの頭を両手で掴み、上顎から喉の奥にあてて、じゅぼじゅぼじゅぼ、と先端を擦り上げると、ドロドロの唾液でいっぱいになっていた口内へ、熱い白濁が、どく、どく、と注ぎ込まれた。
「…ふぅ。………マリ、見せて。」
マリが口を閉じてしまわないように、親指を口にガッと入れて片顎を掴み、確認するように自分の顔を近付ける。
唾液混じりの精液は、所々透明で泡立っていて、マリの顔は燃えそうなほどに真っ赤で、肩を小刻みに奮わせながら、潤んだ目でハイデルをみつめている。
「上手だ。そのまま、ゆっくりと飲み込むんだ。」
親指を頬に移し、マリが飲み込んだのを確認してハイデルは満足げに微笑んで頬を撫でる。ハイデルの微笑みは、マリの子宮をきゅんきゅんとゆらし、絶頂寸前ほどの快楽を生んだ。
「ふぁ…っあ…っ…あの…っハイデルっさま…っ」
顔をハイデルに向けるマリは、頬を撫でていたハイデルの手を両手で包み、少し腰を反らせながらねだるように声をかけた。
「私…っ…もう、限界で…っ…はぁっ…が、我慢が、でき、ません…っ」
狙った花が、綺麗にポキリと折れた。折れることを自ら懇願し、よりによって、手折ろうとした自分の手に、助けを求めている。あぁ、なんて可愛らしく、愛おしい娘だと、ハイデルの心は踊った。非道で、残酷なまでに抱き潰し、壊してしまいたい。高ぶる感情に、ハイデル自身はすぐにまた熱く、太く血を激らせていた。
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