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特別番外編
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これはまだ二人が本当の意味で番になる前の話──ある日、祐樹に結構重めのヒートが来てしまい...
「ん....」
ある日の休日だった。
ソファの上で寝転がってのんびりスマホを見ていると、首根っこ辺りにジリッと熱を帯びて焼けつく様な感覚が走った。
あまりにも一瞬で特に気にしなかったのだが、数分後少しずつ頭がボーッとし始め、ヒートが近い事にハッと気付く。
「まじか...なんか今回結構重くなりそうだな」
溜息を吐いてから、近くの棚の中に入れておいた抑制剤に手を伸ばす。結構強めの抑制剤だからあまり飲まない方がいいと勧められてはいるけれどやむを得ない。
ガッと一気に何錠か放り込み水を勢いよく飲む。これで少しはマシになる筈....
ふらふらと寝室に向かい、そのままパタッとうつ伏せのまま倒れる。まだ気付いて数分とかなのに....既に身体がずっしりと重くなっていて、その上熱い。
(あぁ......前戯以外もしてくれたら薬飲まずにこの熱も発散出来るのに.....)
番であるにも関わらず、晴也は前戯以上の事は絶対にしようとしない。過去の事をずっと気にしているのか、必要以上に触れてこない。
こっちはあいつしか居ないっていうのに、そのまま放置ってどういう事だよと毎回思う。
(なんか.....眠くなってきた)
睡魔が襲ってきて少しずつ眠りに堕ちていく。晴也は買い物に行くって言って出て行ったし、きっとまだ帰らない。このまま眠ってしまおう。
そう思ったと同時に、電池が切れた様に僕は眠りに堕ちていった。
「ん....」
ある日の休日だった。
ソファの上で寝転がってのんびりスマホを見ていると、首根っこ辺りにジリッと熱を帯びて焼けつく様な感覚が走った。
あまりにも一瞬で特に気にしなかったのだが、数分後少しずつ頭がボーッとし始め、ヒートが近い事にハッと気付く。
「まじか...なんか今回結構重くなりそうだな」
溜息を吐いてから、近くの棚の中に入れておいた抑制剤に手を伸ばす。結構強めの抑制剤だからあまり飲まない方がいいと勧められてはいるけれどやむを得ない。
ガッと一気に何錠か放り込み水を勢いよく飲む。これで少しはマシになる筈....
ふらふらと寝室に向かい、そのままパタッとうつ伏せのまま倒れる。まだ気付いて数分とかなのに....既に身体がずっしりと重くなっていて、その上熱い。
(あぁ......前戯以外もしてくれたら薬飲まずにこの熱も発散出来るのに.....)
番であるにも関わらず、晴也は前戯以上の事は絶対にしようとしない。過去の事をずっと気にしているのか、必要以上に触れてこない。
こっちはあいつしか居ないっていうのに、そのまま放置ってどういう事だよと毎回思う。
(なんか.....眠くなってきた)
睡魔が襲ってきて少しずつ眠りに堕ちていく。晴也は買い物に行くって言って出て行ったし、きっとまだ帰らない。このまま眠ってしまおう。
そう思ったと同時に、電池が切れた様に僕は眠りに堕ちていった。
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