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攻め複数
ツカサがおもらしする話3※
しおりを挟む「っ、や……あ、あぁ……あ……」
下腹部の圧迫感が無くなっていく。
路地裏で粗相した時よりもじょろじょろと勢いよく音が出て、盥にびしゃびしゃと恥ずかしい水音が落ちて行った。
今までの焦りや不安が嘘のようだ。爽快感すらある。
だけど、恥ずかしくて仕方がない。焦燥感が徐々に消えていくのと同時に、自分がどんなに恥知らずな事をしてしまったのかと足が震えて来てしまった。
だ、だって、部屋の中でしょんべんとか、どう考えてもおかしいし、それにこの盥は俺達のモンじゃないんだぞ、弁償だぞこんなん、弁償!
でも俺の体から流れ出るものは止まる気配を見せない。どれだけ怒っても、排尿の気持ち良さに負けて声が揺らぎそうになってしまって、何も言えなくて。
そんな堪え性のない俺を、二人が間近で見ている。
ブラックの指につままれて、その介助で自分が排尿してるんだと思うと、何だか酷く情けなくて、何かが込み上げて来そうだった。
「ぅ……うぅ……」
「あはっ、ツカサくぅん、凄いおしっこの量だねぇ……ほら、盥の底にどんどん溜まっていくよ? あ~でも水を飲みすぎたのかな、あんまり色が付いてないねえ」
「ふむ……においも昼の時より薄いな……汗で蒸れた股間の匂いの方が強い」
ばか、馬鹿馬鹿馬鹿アホンダラ、変なこと言うな、観察するな!!
でも止まらない、膀胱の栓がバカになったみたいで、冷静になって来た今更我慢しようと下腹部と足の付け根に力を入れるのに、局部からちょろちょろと色が付いてるんだか分からない液体が流れ出てしまう。
それを、息がかかるくらいの距離で見られて、み……みられ……。
「や、だ……も……みない、で……っ」
「あは……また泣きそう? ツカサ君は上も下も泣き虫だねぇ……ふ、ふふ、そんなに恥ずかしい? 大丈夫だよ……ツカサ君のおちんちんは子供ちんちんなんだから人前で曝しても全然卑猥じゃないんだよ? ああでも……こんなふうにみんなの前でおちんちんを曝しておもらししちゃったら、たくさんの人がツカサ君の恥ずかしい姿を凝視しちゃうかもねぇ……」
そう言いながら、ブラックはちょろちょろとしぶとく尿が流れ出る俺のモノを、軽く扱くようにして、小さく上下に動かした。
出てる途中でそんなことされたら、腰が動いて撒き散らしてしまう。
「す、するなっ、やだ、それやだぁ……!」
「排尿してるのに、ブラックの手に反応するのか。ツカサは本当に淫乱だな……」
「そん、なっ、あっ、やだ、クロウばかっ舐めっ、やっ、あぁあ……っ」
クロウがとんでもない事を言うのに「やめろ」と言おうとしたんだけど、剥き出しになった下腹部と足の付け根をべろりと舐められて、声が震えてしまう。
しょんべん出てるのに、変なとこを少しざらついた舌で執拗に舐められて、大事な所をもどかしいくらいに軽くこすられて、俺は変態みたいな恥ずかしいかっこをして、こんな、こんな部屋の中でしちゃいけないとこにしょんべん出してて。
「やだっ、やっあっやぁあっ……! だめっやだっ、ぃやっあ……ひぐっ、うっ、ふぇっえっえぅう……ッ……!」
恥ずかしい、イヤだ、こんな格好して、トイレじゃ無い場所で、しちゃいけない所に我慢出来ずに出してるなんて。
それだけでも恥ずかしいのに、焦らすようにこすられて、そのすぐそばで見せつけるように舌を出されて、なんでもない所を舐められて、反応してる自分がいる。
恥ずかしくて、たまらない。そう思うともう涙が溢れて来て仕方なかった。
「あは……ツカサ君のおしっこ、もう打ち止めかな? もっと出るんじゃない?」
「下腹部はまだ膨れているな……汗で湿ってる……」
「ひぁ、あっ、や、ぅっ、うううっ、も、やら……ぅえっ、ぇ……や、だぁああ……っ」
クロウの大きな舌が根元のすぐ近くを舐めるたび、ブラックが弄ぶみたいに、残らず絞ろうとゆるゆる扱くたびに、声が出てしまう。
こんなの、まるでしょんべんして感じてるみたいじゃないか。
いやだ、俺はそんな趣味は無い。ブラックとクロウが変な事するから反応してるだけで、感じてない。気持ち良くなってない。そんなんじゃないのに。
なのに……情けない泣き声が出て、触られ舐められるたびに体が反応してしまう。それが悔しくて、泣いてしまう。悔しい、情けない。そう思うけど、体が動かなくて。
「ああ~……ツカサ君の泣き顔、本当可愛いなぁあ……っ! おしっこ我慢出来ずに勢いよく出しちゃって、恥ずかしかったの? ふふっ、うふふ、可愛いおちんちんからおしっこ出すとこ見られちゃって、泣いちゃった?」
「ちがっ、っ、ちが、ぅ……」
俺を見上げながら見せつけるように指で抓んで俺のモノを弄ぶブラックに、必死に首を振る。だけど、ブラックはニヤニヤしながら目を見開いて俺を詰って来る。
「そうだねぇ恥ずかしいもんねえ、ツカサ君は十七歳の立派な大人なのに、こーんなちっちゃい子供ちんちんを曝しておしっこ漏らしちゃうんだもんねえ……! それで、か、感じっ、感じちゃうなんてっ、あはっ、ははははっ、本当淫乱でド変態なメスだなぁツカサ君は……っ!」
「排尿しているのに、少し触られただけで尻も物欲しそうに動いているしな。ここまでオスをあからさまに誘う淫売なメスは初めてだ」
「ひぐっ!? やっ、やだっ、揉まなっ、で……ぃやっ、らっぁ、あぁあぁ……っ!」
大きな手で、スパッツみたいな生地の上から片方だけを強く揉みあげられる。
生地の感触と共に、尻肉に太い指が食い込んで来た。尻の谷間が上へ横へと乱暴に広げられて、そのせいで生地が引っ張られ触れられていないもう片方の尻肉まで揺れてしまう。なにより、谷間を広げるように揉まれたら、今まで力を入れていた部分が曝け出されて、自分がどんなに汗ばんでいたか解ってしまって辛かった。
「や、だ……やだぁあっ、もっ、したっ、お、おしっこしたから、離してぇっ……!」
扱かれて、自分のモノから水滴ほどの液体が出てしまうのがわかる。
大きな舌で下腹部を舐められると、触れられていない部分にも力が入ってしまい、股間全体へ“知っている嫌な感覚”がじわじわ侵食して来てしまう。
なにより、今の俺にとっては一番弄られたくない尻をもみくちゃにされているのが、どうしようもなく体をびくびくと動かしてしまって。
もう、どうしようもない。このままされたら、体が変になる。はやくやめて欲しかった。
だけど、ブラック達は。
「ん~~でも、まだツカサ君のおへその下がぽっこりしてるよ? 本当はまだ出るんじゃないかなぁ。またおもらししたら困るから、全部出しちゃおうよ。ね?」
「そうだな。ツカサが人前で漏らしたら困るのはオレ達も一緒だ」
「で、でも……俺もう、しょんべ……」
「おしっこ」
「お……おしっこ、出ない……から……」
なんで言いなおさなくちゃいけないんだ。バカ、ブラックのアホ、ド変態。
俺にこんな恥ずかしい格好させて、変態な事させてるのは、お前らじゃないか。
どうして言う通りにしなきゃ行けないんだよ。
「ほらほら、ツカサ君もう一回おしっこしよ? そうしないと、今度はベッドの中で酷いおねしょしちゃうかもよ~?」
なにがおねしょだ、もうしない、絶対しないからな。
段々冷静になって来たぞ。もう泣くもんか、こんなの横暴だ。俺は悪くない、そもそも俺に無理矢理アサシラセを飲ませたこいつらが悪いんだ!
お駄賃分の放尿はしたはずだ、もうこれ以上付き合ってられない。
もう俺はこんなこと二度としないんだからな!!
そうと決まればもう構っていられない、こんな所でまたヤッてたまるもんか。
今度はトイレに行って出しきってやる。盥も……あ、洗って……くそっ、こんなもんを返却できるか、後で新しいの買って弁償しないと……ああもう余計な出費だ。
それもこれも全部ブラックとクロウのせいなんだからな、俺は悪くないんだからな!
「し、しないっ、しないってば! もういいだろっ、俺トイレ行くから!」
ブラックの手とクロウの顔を引き剥がそうと手を動かそうとするけど、最初から二人に掴まれている腕は揺れるだけで持ち上がりもしない。
腰を引こうとしても、クロウの手に尻を押し付けるだけで、ブラックの手もクロウの顔も、少しも俺から離れては暮れなかった。
どうしよう。逃げられない。
今更怖くなってきて、ブラックとクロウの顔を交互に見やる。
自分を弄んでいる二人に助けを求めたってどうしようもないって解ってたけど、でも泣いた俺を見て許してくれるかもしれない。そう思っての懇願するような視線だったのだが……それで俺を離してくれていれば、そもそも俺はこうなっていないワケで。
「ふぅん……ツカサ君、僕達から逃げようと思ってるんだぁ……。こーんなおもらしして僕達に迷惑かけてるのに、本当に悪い子だなぁツカサ君は……」
俺を見て、悪魔のようにニタリと笑うブラックが、許してくれる訳が無かった。
「う、ぅぁ……あ……っ」
「悪い子にはお仕置きが必要だね」
そう言いながら、ブラックは俺のモノを離して立ち上がる。
何をするのかと思ったけど、俺は未だにクロウに抑え込まれていて動けない。
そうこうしている内に、ブラックは分厚い木製の鎧戸……日本で言う雨戸を開き、夜の静かな街の空気を部屋に招き入れた。
「っ……」
濡れた股間がまた冷たくなる。
思わず足が閉じそうになって、それでは粗相した後のものが付いてしまうと必死に足を少し離した状態で留まっていた俺に、ブラックは悪役の盗賊みたいなニヤ付いた笑い顔で近付いてきた。
「ほら、ツカサ君まだおしっこし足りないんでしょ? こっちに来なよ」
こっちって……どこ。まさか、窓の近く……!?
思わず目を剥いたが、しかしブラックとクロウは俺の事なんて構わずに窓へと俺を誘導しようとし始めた。……窓に、この状態の俺。それで何をさせられるかなんて、頭の悪い俺でも分かる。だけど、そんなの絶対に嫌だった。
「やだっ、やっ、いやだ、そんなとこでしたくない……っ!」
「あれぇ? 何、ツカサ君また変なこと考えてるの? まさか、窓におもらしおちんちんを出して、放尿する恥ずかしい姿を街の人に見て貰いたいとか? うわぁ……はは、ホント変態だねツカサ君って……さすがの僕も、それはヒいちゃうなぁ」
「ちっ、違うっ、だってアンタらが窓に連れて行こうとするから!」
俺は本当に嫌なのに、そんなことしたくないから嫌だって言ったのに、どうしてそんな酷いこと言うんだよ。俺は変態じゃない、変態じゃないってば!
なんでこんな、恥ずかしい事ばっかりさせて……やだ、もうやだぁ……っ。
「あは……泣くほどやりたいの……? それじゃあ仕方ないなぁ」
「オレ達は別になにも考えていなかったんだがな。……だがまあ、ツカサがやりたいと言うのなら、仕方がない。愛しいメスを満足させるのもオスの役目だ」
「ち、が……っ、ちが、ぅ、ちがうぅ……っ」
恥ずかしい、嫌だ、そんな事したら本当に誰かにばれちゃう。
誰かにおしっこが掛かって、上でも見られたら俺は終わりだ。そうじゃなくても、道端に痕跡が残っているだけで憤死しそうになる。申し訳なくなる、そんなのいやだ。人に迷惑をかけた事をまざまざと見せつけられるなんて、そんなの……っ。
「ほら、ツカサ君っ。大人しくしてないと隣の部屋に聞こえちゃうよ!」
「窓が高くておちんちんが出せないのか? なら、手伝ってやろう」
「ふぇっ!?」
両側から持ち上げられて、二人の肩に強引に手を回される。
何が起こったのか解らずに目を白黒させている間に、ブラックとクロウは俺の足と太腿を裏側から強く掴んで、大きく開脚させた。
「――――~~~ッ!?」
その格好は……まるで、小さい子供におしっこをさせるポーズみたいで……。
「やっ……やだ……っ」
この格好、恥ずかしい。なんでこんな格好……っ!
これじゃどこも隠せない、肩から腕を外そうとしたらひっくり返って危ない。どうする事も出来ないじゃないか。まさか、こんな格好で窓の前に……!?
「ふふふっ……ツカサ君の恥ずかしい所、全部見えちゃうね……」
「お、おい、嘘だよな……こんなっ、こんなカッコで、ま、窓にいかないよな……!?」
必死に二人の顔を見て訴えるが、ブラックもクロウも、ギラギラした目で俺を凝視しながら、獣のような凄みのある笑みを浮かべるだけだった。
「お仕置きって、言ったよね?」
「ツカサの淫乱な場所からはしたない汁が流れるのを、誰かに見て貰おう」
……絶望的な言葉が、目を見開いて興奮した二人から吐き出された。
同時、俺はとんでもなく恥ずかしい恰好のままで、窓へと運ばれる。既に暗くなった窓からは外の冷たい空気が吹き込んで来ていて、近付く度に体が震えた。
なにより、そこから自分の最も恥ずべき部分を押し付けられるのだと思うと、もう、気が狂いそうでどうしようもなかった。
「……っ!! ご、ごめんなさいっ、いやだ、それだけはやめてっ、窓に近付かないで下さいっ、嫌だって、だめっ、やだ、出しちゃやだぁ!!」
「しーっ。黙ってツカサ君。誰かに気付かれちゃうよ~」
必死で懇願するが、ブラック達は俺を運ぶのをやめてくれない。
どうにかして動かそうとするたびに腰が揺れて、色々な所に力が入って、お尻の穴にその力が入ってギュッと締まる度に、自分がどれだけ恥知らずな格好をしているのかと実感してしまい、涙が止まらなくなる。
もう、顔は痛いくらいに熱くなってしまった。絶対に赤くなってるだろう。
これ以上ないくらい情けない姿になってガキみたいに泣いているなんて、無様としか言いようがなかった。でも、それでも、ブラック達は止まらなくて。
「あぁあっ! や、やだ、いやだ……っ」
とうとう俺は、大開脚した状態で……窓の外の誰かに見せつけるように、性器も、尻の穴すらも曝け出されてしまった。
「っ~~~~~……ッ!!」
いやだと叫びたいけど、もう、こうなってしまうと声が出せない。
ただ、体は震えるしか無くて。
「あは……外は暗いから、上を見たらツカサ君のおちんちん丸見えだね」
「淫乱なメスがここにいると知られてしまうな」
「この状態でおしっこしたら、誰か気付くかもなぁ」
「……! や……やだ、おねが……何でもする、から、それだけは許して……!」
それだけはもう、嫌だ。絶対にそんな事したくない。
頼むから、と涙を流して懇願した俺に、ブラックは舌なめずりをすると……どこから出したのか、小桶を窓台の所に置いた。
「そんなに嫌なら、窓台に小桶を置いてあげるよ。だからほら、遠慮しないで」
「やだっ、や、いやっ、だめっ許して、したくない、こんなとこでするのやだぁ!」
「しないと永遠におちんちん曝したまんまになるよ? 恥ずかしいなぁ……明るくなるまでずっと、窓に縛り付けられて恥ずかしい場所をみんなに見て貰いたいの?」
「っ……!」
「だったらほら、おしっこしてみせてよ。ツカサ君おもらし得意でしょ……?」
下腹部を撫でられ、ぐっぐと押される。
そうするとまた股間の所に何かが溜まるような感覚になって来て。
抑えようとするのに、ブラックの手の動きに我慢出来なくなった膀胱が、勝手に尿をちょろちょろと流してしまう。
「い、ゃ……っ、や、だ……っ、っく……ひぐっ、ぅ、うぇっ、え……うぁあぁあ……」
「あ~、出た出た……まだ勢いあるねえ」
「嫌がっていても体は素直だな……」
言われて、クロウに目尻を舐められる。
その刺激に体が震えると、流れ出るものの軌道が変わるように感じて、それにすら俺は恐怖を感じてしまい体を固くこわばらせた。
だけど、そんな俺の姿にブラックは酷く興奮しているようで。
「ふふっ、あははっ、ははははっ! つ、ツカサ君、ほんと君ってどうしようもない露出狂だよねぇ……! 他人に見られるかも知れない所で愛撫されると、こんなに小さいおちんちんをピクピクさせちゃって……! おしっこでそんなに感じるの? ねえ」
「ち……違っ……」
「感じてないの? じゃあお尻の穴がひくひくしてるのはどういう事かなぁ!」
言われて、唐突にお尻に指を一本突き込まれて――――思わず俺は、息を飲み「ひぎっ」とみっともなく大声を漏らしてしまった。
だけど、ブラックは濡れた指で慣らしていないソコをぐにぐにと押し広げて行く。
太い指を思わず絞めつけてしまうが、それでも動きは止まらなかった。
「い゛っ、あ゛、あ゛ぁあ゛あ゛……! やえれ゛っ、ひっ、ひぐっ、そ、そこらえ゛っ」
「おお、尻穴を探られてまだ小便が出るぞ」
「あはっ……! つっ、つ、ツカサ君たらっ、あはっ、はぁっ、はっ、ま、まるでオモチャみたいだねぇっ……! おしっこしながら感じちゃってるの? 変態だねえ!」
「ちがっ、あ゛っ、あぁあっ! やえっ、そ、そこおさなっあっ、うあぁああ!」
お腹側のある部分を押されるたびに、声が出てしまう。
窓を開け放っているのに、我慢しなきゃ行けないのに、無様で格好悪い喘ぎ声と今も途切れないおしっこが、ちょろ、ちょろ、と流れてしまっていた。
いやだ、恥ずかしい。
でも、声もおしっこも抑えられない。くにくにと指を動かされて、深く突き込まれたり、勢いよく抜かれたりすると、緊張して締め付けているナカが擦られて声が出てしまうんだ。そうなるともう、どうしようもなかった。
「だ、ぇっ、だっ、もっ、やらっ指やらっやぁあ……!!」
「あれ、ツカサ君のおちんちんがヒクヒクして来たねえ……! これじゃあおしっこが小桶から零れちゃうかも。勃起したら悲惨だなあ……あはっ、はははっ」
「ひっ……!? いっ、いあぁあっ! ゆるしぇっ、や、ぁっ、あぁあ!」
だめ、それだけは嫌だ、零すなんて絶対にしたくない……!
必死で首を振ってブラックに訴える俺に……ブラックは、紅潮した頬を笑みに歪ませて、凄まじい笑みでニタリと笑った。
「じゃあ……何をねだればいいか……賢いツカサ君ならもう分かるよね?」
そう、言いながら……ブラックは二本目の指を俺の中に挿れる。
気が付けば、クロウは俺の胸に吸い付き、おしっこをぴゅるぴゅると漏らすソレを、指で抓んでゆるゆると扱いていて。
込み上げて来る感覚に、声が抑えられなくて、お腹が苦しくて、興奮しちゃいけないのにどんどん勃っちゃいけない所が反応してしまって。
「い、ぅ……う、うぅ、ぁああ……」
指でナカを広げられて、擽られる。
ぢゅくぢゅくと乳首を吸われて、おしっこまみれのを、こ、こすられて……こんな格好で、恥ずかしい事をされてるのに、どんどん体が熱くなって、き……きもち、いいのを我慢出来なくなって……。
「ツカサ君……言って……? おねだりしてくれたら、許してあげる……」
耳元で囁かれるブラックの低くて渋い声に、また体が反応してしまう。
熱さと刺激で頭がぼうっとして来て、外から流れてくる冷たい空気すら気持ち良くなってしまって……指で、口で、散々に弄られて、もう。
「っ……て……」
「……ん?」
ごくりと、唾を飲む。
優しく問い返したブラックに……俺は……――――
「お……俺の、えっちなおしりに……ブラックの太くて大きいおちんちんを……い……挿れて……ください……!」
涙声で、そうねだってしまっていた。
「それだけで、いいの? 熊公にお願いする事は?」
「なんでも聞いてやるぞ、ツカサ……」
「っ、あ……あぁ、あ……っ!」
くちゅくちゅとおちんちんを擦られながら、もう片方の耳にクロウが囁いて来る。
ブラックと似ているけど少し違う、頭をジンジンさせるような大人の声。
それと、ブラックの下腹部を刺激する低い声が、吐息が合わさって、もう自分が何をしているのかすら解らないくらい、頭がバカになってきて。
「お、おちんちん、きもひよくしれくらさいっ、くろ、のも、きもひよ、する、から……っ」
「口でしてくれるのか……? 嬉しいぞツカサ……あとで泣いて失神するほど、吸い尽くしてしゃぶってやろう……」
「ふあっ、ぁ……! ぅあぁああ……! やらっ、や、ぁっ、あああ……!」
耳を、噛まれてる。
それどころか口に含まれて、耳を全部舐められながら穴を下でグリグリと弄られる。やらしい水音がダイレクトに伝わって来て、もう、声が堪えられなかった。
「じゃあ決まりだねっ! ほら、ツカサ君、ここに四つん這いになって」
「あぅ、うあ」
大きな方のタライを跨ぐように四つん這いにされて、腰を強引にあげさせられる。
もう力も入らない俺を軽々と扱うブラックは、背後で尻の谷間に熱くて大きなものをぴたりと押し当てて来た。それが何かなんてもう解り切っている。
思わず震えた俺の目の前に、ブラックのおちんちんとはまた違う、大きくて独特な形をしているおちんちんが突き付けられた。
「口とメス穴で肉棒を一度に味わえるなんて、ツカサは幸せなメスだな」
「ほんとにね……ペニスを一度にたくさん味わいたいなんて、ツカサ君はなんて淫乱なんだ……ッ!!」
そんなに望むなら、思い通りにしてやる。
いつもより乱暴な声が聞こえて――お尻と口に、乱暴におちんちんが入って来た。
「ん゛ん゛ん゛ぅ!! ん゛ん゛――――……~~~ッ!!」
強引にナカを押し広げられる凄まじい圧迫感と拒否感。
思わず締め付けた熱いなにかは、俺の事なんて構わずに押し入って来る。それが、ブラックのおちんちんだって解っているのに、体が理解してくれない。
でも、前立腺の所をぎちぎちに詰まった太いおちんちんで擦られて、入って来た所もめいっぱい擦られると、苦しいのより気持ち良いのが勝ってしまう。
そんな俺の口には、クロウの赤黒くて凄いおちんちんが限界まで押し入って来て。
必死に唾を飲み下そうとするけど、頭を抱えられ少し上を向かされていて、思うように呑み込めない。それどころか、後ろからの動きと相まって、どんどんクロウのが、喉の方にまで入って来ようと突き進んできて。
「ツカサ君……ッ、は……ハァッ、はっ……もっと、深く行くよ……ッ!!」
「オレの肉棒も……ッ、もっと、深く受け入れてくれ、ツカサ……ッ!」
「ん゛ぐっ、ごっ、ごぇ゛っ、う゛ッ、ん゛う゛う゛っ……! ん゛っう゛、ん゛ん゛ん゛……!!」
ずちゅずちゅ音がする。内臓を引き出されそうなくらいいっぱいいっぱいにされて、出したり入れたりされて、そのたびに、おちんちんがびくびくして……っ。
「あはっ、あはは! ツカサ君、気持ち良くてまたおもらししてるの!? ぴゅっぴゅって可愛くおしっこが出ちゃってるよ!」
「ん゛ぅう!? ん゛ッ、んっ、ん゛ん゛ぅう゛~~~……ッ!!」
違う、違うんだ。
まだおしっこが残ってて、だから気持ち良くておもらしなんてしてない。
でも、だけど、クロウに喉奥までおちんちんを突きいれられるたび、ブラックにナカをぎちぎちに埋められて何度も何度も犯されるたびに、おちんちんがひくひくして、自分でも薄らと解ってしまうくらい、ふるわせながらおしっこを散らしてしまっていて。
おれ、おしっこして気持ち良くなってるのか。
いやだ、そんなのやだよ。おしっこで気持ち良くなんてなりたくない。
気持ち良い、ぐちゅぐちゅされて、おなかのなか掻き回されて、口いっぱいにオスの臭いのするおちんちんを食べさせられて、頭がぼうっとする。
気持ちいい、きもちいいの?
俺、、おしっこして気持ち良くなってるの……?
「一突き、されるたびにっ……じょろじょろ流れてるねぇ……ッ! あはっ、はははっ、もう、ツカサ君っ、普通におしっこ出来ないかも……ッ、く……っ」
「っ、グ……ッ! ツカサの口は……ッ、狭くて良く締まってたまらん……っ!」
口から、唾液なのかちがう物なのか全く判らない液体がこぼれ出る。
息が出来なくなりそうなくらい喉を圧迫され、ナカもぎゅうぎゅうに満たされて、その勢いで我慢出来ずにおしっこが出て。
「あっ、あぁ……! もっ、出る……ッ、ツカサ君出すよ……っ!」
「オレも……っ!」
「ん゛ぅううう……ッ!! ん゛う゛ぅ……――――ッ!!」
ブラックのおちんちんが、ナカでビクビクと震えて大量の精液が吐き出される。同時に口を閉じられないくらいに大きくなって喉まで犯していたクロウのおちんちんが、俺の舌の上で裏筋を動かして喉にどろっとしたものを溢れるほどそそいできて。
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…………と、そこまで考えて俺は天下の往来で立ち止まった。
「ん? どしたのツカサ君」
「また厠か」
「う、ううん。なんでもない。……それよりさ、ズボン仕立てて貰ったら、出発する前に何か腹に入れようぜ! なっ」
「うん……?」
ふふふ、見てろよお前ら。今度は俺の番だ。
食べている途中に絶対にこのアサシラセを混入させてやる。
まあ、公衆の面前は許してやるけど、旅の途中で尿意に苦しむがいい!
――――などと復讐計画を考えていた俺だったが、例えそれが成功しても、二倍三倍返しをされる事には全く気が付いていなかったのだった。
おわり
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