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七鳴鐘楼モンペルク、月蝕は混沌の影を呼び編
森の中での素材集め2*
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ロクとペコリアは、偶然見つけた小さな泉で楽しそうに遊んでいる。
久しぶりに一緒に遊べるのが嬉しいのか、そりゃもうわき目もふらず、泉のそばを転がってじゃれたり、水に触れてキャッキャしたりで地上の楽園状態なのだ。
そんな、可愛すぎて周囲の魔物が浄化されてしまうのではないかと思うほどの俺の守護獣ちゃん達をずっと見ていたい……んだけど……残念ながら、俺には逃れる事の出来ない「約束」があるのだ。
いやもうこんなコト約束してどうすんだよって感じだけど、でも頷いちゃったんだから仕方ない。こうなったらさっさと終わらせるに限る。
「さっ、ツカサ君木陰に行こうか……」
「うぐ……」
肩を抱かれて、半分強制的に移動させられる。
元から逃げる気なんてなかったけど、デカい手にがっちりと掴まれて「くっつけ」とばかりに引き寄せられつつ歩くのは、なんというか……変な気持ちになる。
今から“そういうこと”をするんだって暗に言われてるようで、それを俺自身も了承してしまっている事を思い返してしまって、なんか……よ、余計にえっちくさいような気がしてしまうというか……。
…………うう、だって、これってアレと同じじゃないか。
漫画とかでよく見る、女子がモブおじさんとラブホに行ってイケナイことをする前のシーンみたいって言うか……実際、それと似た事を自分はしてるんだと考えてしまうと、なんとも言えない逃げ出したい気持ちになってしまうのだ。
自分で了承したはずなのに、なんだかもう「勘弁して」と言いたくなってくる。
つーか、何度もやってる事だろこんなの。
野外でだって何度も無理矢理ヤられたし、俺も仕方ないなと思いつつ流されて凄く恥ずかしいこともしたことあるし……ふぇっ、フェラとか、今更なのに。
……でも、別に俺はこういうとこでえっちな事するのは好きじゃないんだって。
それに、や、やっぱり……漫画とかえっちな動画で見てたようなことを自分がしていると思うと……しかも、女の子がさせられる事をしてるって考えると、どうしても髪を掻き回したくなるくらいの恥ずかしさが湧いてくるんだよ。
今まで当たり前に興奮していた女性への性行為を、同じ男からの圧倒的な力で捻じ伏せられて、自分がメスとして行為をやらされる。
それを生身で実感させられてしまうから、いつも逃げ出したくなるんだ。
…………いくらブラックの「メス」だと自分を認めても、俺にとっての当たり前の常識を引っくり返されてまだ日が経ってないんだし、順応するのは難しい。
もしかしたら、エロ知識なんて知らなけりゃ、俺も素直にメス男子として甘える事も出来ていたかもしれないんだが……そんなの今更言っても遅い。
男として「女子にする行為」だと思っていたことを、自分より大きくて強い男臭い大人と“する”という事実が、どうしようもなく感情を大荒れさせてしまうのだ。
っていうか……このオッサンとのえっちな事に慣れるヤツがいたら、お目に掛かりたいよ……ただでさえ顔が無駄にイイってのに、こんな風に一々ねっとりしたスキンシップしたり、わざと低くて渋い声吹き込んで来たりするし……。
こちとら、あっ、アンタに全部奪われたようなもんなのに……っ。
「んもう……ツカサ君てば、そんな可愛い顔して……今から僕のペニスを想像して、ナカがきゅうってなっちゃった? ふふっ、ふ、ふへへ……」
「ちっ、ちがわい! これはアンタがオッサンくさいことするからで……」
「違うでしょ~? これは、恋人同士の触れ合いってヤツじゃない」
そう言いながら、ブラックは俺の肩を掴んでいた手をゆっくり動かす。
肩を撫で、半袖から出た肘の内側に触れるまで指を降ろして、肩へ戻る。
布越しに肩を掴んでいた指が素肌に直接触れるだけで、心臓が苦しい。
相手が「えっちなこと」だと示すように撫でるだけで、簡単に反応してしまう。
そんな俺を、ブラックが見つめているのだ。そんなの判らないはずなのに、視線が肌に伝わってくるくらい鋭いのを何故か感じてしまう。
何度もされているからこそ、そういうのまで解ってしまうのがむず痒い。
ああもう、なんでこう色々考えちゃうんだろう。
ロクショウ達がいなかったら、二人きりになっちゃうからなのかな。
また二人きりの旅になったってだけなのに、ずっと何だかおかしい。
「このあたりで良いかな? よし、じゃあしゃがんで……ロクショウ君達はツカサ君の声には敏感だから、声を出しちゃだめだよ」
「わ、わかってるよ……」
泉から少し離れた、低木がうまいこと生えている木陰。
大きな木の幹の裏に連れ込まれて、俺は幹を背にしたブラックの目の前に膝をつくことを要求された。ジタバタしても仕方ないので、言うとおりにしゃがむ。
すると、ブラックは嬉しそうに頬を赤らめて笑い、ズボンの合わせを解いた。
既に二度見するほど鋭角にテントを張っていたソコは、下着の薄布の中で窮屈そうに膨らんでいる。ブラックが軽く下着を開けると――まるで別の生き物かのように、ソレは勢いよく飛び出してきた。
「っ……!」
「あっ……。ツカサ君のお口でご奉仕して貰うのを待ちきれなくて、一気にペニスが飛び出してきちゃった!」
語尾にハートマークが散っている、上機嫌な声音。
だけどその軽い口調とは裏腹に、俺の目の前に反り返ったモノは血管を浮き上がらせて、飛び出してきた反動なのか少し揺れている。
い、いつ見ても、エグすぎる……。
オッサンなのになんでこんな元気過ぎる角度なんだよ、とか、何で俺のと全く違う形とデカさなんだよ、とか色々思うが、とにかくデカくて言葉が出なくなる。
しかも何か、熱まで感じるみたいで……うう、なんでこんな生々しいんだよ。
それなのに涼しい顔してニヤニヤしやがって……。
「う、ぐ……さ、さっさとやるぞ……」
「ツカサ君たら積極的ぃ! ふふっ、嬉しいよ……じゃ、じゃあ、ツカサ君の小さいお口で気持ち良くして貰っちゃおうかなぁっ」
「一々言わんでいい!!」
だーもーチクショウ、人が言って欲しくないことばっかり言いやがって。
でも怒ったおかげでちょっと恥ずかしいのがなくなったような気もする。
よ、よし、やるぞ。
俺だってもう素人じゃないんだ、それにブラックのモノなんて何度もく、口で、色々とやらされたし……。だから、速攻でブラックをイカせるくらいワケないはず。
こんなヤバい行為の経験値を積んでいると考えたら胸を掻き毟りたくなるが、でもそれはそれとして、男としてやり返したい気持ちはあるのだ。
だって、俺だけこんな大慌てしてるのに……ブラックだけがいっつも余裕そうにしてニヤついてるんだぞ。いつもそうなんだよ。それで俺が泣かされるんだ。
そう思うと、なんかちょっとムカついてきたんだよ。
最近ずっとブラックに心臓を絞られっぱなしだったんだ。
俺だってせめてやり返したい。……それがこんな事ってのはちょっとアレだが。
でも、こういうのは積み重ねだからな。
ここらで俺がブラックを凌駕出来れば、もしかするとえっちの時に俺が上の立場になれるかもしれないし……。メス扱いなのはもう良いけど、一回ぐらいブラックに一泡吹かせてやりたいよ。俺だって男なんだからさ。
……そうと決まったら、もう慄いてるヒマなんてない。
ブラックのデカブツなんて、す、すぐ大人しくさせてやるんだからな……!
「おほっ、ツカサ君たらホントに今日は積極的だね~! あっ、もしかして僕の勃起ペニスを見て興奮しちゃった? ねえしちゃったの?」
「しとらんわい!! 見てろよっ、ぜっ絶対すぐ終わらせてやるんだから……っ」
「ホント!? 楽しみぃ~!」
ええいもう振るな! 上下に動かしてみせるなあ!!
なんでお前はそう俺の嫌がる事ばっかりするんだよっ。
アレか、お前は「人のイヤがることを進んでやりましょう」を別の意味に捉えた系おじさんなのか!?
こんにゃろう、見てろよ……!
「お、おとなしくしてろ……っ」
気合いを入れて腹に力を込めると、俺は目の前で揺れるデカブツを掴む。
と、それに反応したのか、揺れの反動ではない動きが手に伝わってきた。
まるで生きているかのような、独特な脈動。
自分でもその感覚は知っているはずなのに、やっぱり何かが違う。
俺が知っている感覚とは異なる動きと大きさ。手に収まりきらないソレには血管が浮いていて、う、裏筋とかも……くっきりしてて……。
そのせいで、手に伝わる感触は凄く生々しい物に思えてしまう。
やっぱり慣れない。
コレを「好きだ」と言う女の子は、本当に心が広いと思う。
そりゃ俺だってそう言って貰えたら嬉しいけども……こんな肉肉しいモノ、好きなヤツのブツでもなきゃ掴もうとも思えないよ。
それとも女の子だったら、案外別物感覚で抵抗が無いのかな……。
そんな分かり合えない事を不毛に考えつつ、俺は握ったソレをさすり始めた。
……熱くて湿り気が有る気がするけど、それでもやっぱり水気が無い。こんな状態で触ってもあまり気持ちがよくないことは、俺だってわかる。
もっと気持ちいいことを知ってるから、そう考えてしまう。
ブラックならもっと物足りないのだろうか。
そう思って目だけで相手の顔を見上げると、ブラックはジッと俺を見つめていた。
「なんでそんな嬉しそうなんだよ……」
「だって、ツカサ君が恥ずかしそうにしながら、僕のペニスを大事にさすってくれてるんだもん。そんなの、見てるだけで勃起が収まらないに決まってるよ」
「いや、そんなこと言うのアンタだけだって……」
でも、気持ち悪くないのなら、もっと先に進めば主導権を取れるだろうか。
気の利いた台詞も言えないまま、俺は裏筋を親指でなぞりながら太い根元のあたりまで手を伸ばし、カリ首のギリギリまで引き戻す。
そうすると、俺の目の前に突き付けられた先端から、透明な液体がぷっくりと玉になって漏れ出てきた。カウパーだ。
……熱くて、まるで生物のように反応するソレから、自分も知っている液体が出る事に、改めて不思議な気持ちと恥ずかしい気持ちがこみ上げてきた。
えっちなことを自主的にやっていると思うと、俺の腹まで変にざわついてしまう。
でも、もうやめるなんて言えるはずもない。
「んっ……く……ツカサ君の手、もどかしくて余計に興奮しちゃうよ……っ。そんな風に焦らしたら、口に入れる時に顎が外れちゃうかもよ……?」
頬をほんのり紅潮させて、ブラックが満足げな猫のように目を細める。
気持ちいいんだろうか。だったら良いけど……しかし、顎が外れるとか大げさな。
「そ、そんなにデカくなったことないじゃん……」
「おや、僕のペニスの大きさ覚えててくれたんだ? さすがだなぁツカサ君は」
「おっ……! 覚えてないってば!」
「ああ、騒ぐとロクショウ君達が気付いちゃうよ。ほら……だんだん先走りのお汁が出てきたら、次はどうするの? 手がぬちょぬちょになっちゃうよぉ」
「うぐっ……わ、分かってるってば……」
って、イカンイカン。またブラックのペースになってるじゃんか。
負けるな俺、せめてブラックに一泡吹かせてやるんだろ。
だったら、も、もう……ええいままよっ!
そう思い切ると、俺は一気に口を開けてブラックのを招き入れた。
……と言っても、デカすぎて根元まで飲み込めず中途半端だったが。
「んんっ……! っ、あっ、あはっ、つ、ツカサくん……っ」
「っん゛……っ」
ブラックの腰が、びくついてる。
口の中のモノは脈打って、カウパーを溢れさせていた。
うう゛……汁気が多くなるのは困るけど、でもブラックの声が上擦ってるのは、俺の行動に驚いたからでいいよな。
一矢報いた……かどうかは分からないけど、でもここまで来たのなら後は最後まで出来るはずだ。は、初めてじゃあるまいし。だから、ガンバレ俺。
なんとかこう、口で攻めながら根元を刺激して早く出して貰うんだ……っ。
「っ、は……あぁ……い、良いよぉ……いっぱい舐めて、両手で扱いて……っ」
「う、ぅ……んぅ……」
頭に手を置かれて、優しく撫でられる。
まるで、俺がフェラをしていることを偉いと褒めているようだ。
別にこんなの、褒めるような事じゃないと思うんだけど。
でも、ブラックに頭を撫でられるとまた胸と下腹部が反応して、ドキドキが増す。
もっと自分で奇抜に動かなきゃと思うのに、ブラックの言うとおりに動いてて……気が付けば、俺はブラックのモノの裏筋を一生懸命に舌でなぞり、先端の鈴口を時折ツンツンと刺激しながら、唾液ともカウパーともつかない液で濡れた根元をぬちぬちと音を立てて扱いてしまっていた。
「あっ、ぁ……あぁ、あ……っ! 良いっ、はっあ、つっ……ツカサ君のちっちゃな舌で、裏筋ペロペロされながら……拙い手つきで、し……扱かれるの、焦らされてる感じでたまんなぃ……っ」
「んっん、んんっ、ぅ゛、んん……っ」
焦らしてるつもりじゃない。
でも、ブラックのモノが大きくて舌が押し潰されそうで、舐めるのはこういう感じでしか出来ないんだ。
それに根元だって、さっきから刺激してるのに全然限界になってくれない。
へ……変だな、俺、一泡吹かせてやりたいと思ってるのに。
なのに、またブラックの言うとおりに舐めて、頭がボーっとしてきて……。
「ツカサ君、膝立ち辛いでしょ……? ふ、ふふ、片手をついていいからしゃがんだ状態にしよ? そうそう、ほら、足を開いて股間を楽にして……」
嬉しそうなブラックの声に、俺は自然と言う事を聞いてしまう。
不良みたいに座って両足を開くと、ズボンが引っ張られて股間に貼りついてきた。そしたら、い、いつの間にか、敏感になってた俺のがズボンにぐっと押しつけられてしまい、つい腰がビクッと反応してしまう。
「っ……!」
「あはっ……つ、ツカサ君も勃起しちゃってるねぇえ……っ! 僕の雄臭いペニスの匂いで興奮しておちんちん勃っちゃったの! それとも、僕の恋人ペニスをペロペロ舐めるだけで感じちゃったのかなぁっ!? ふっ、ふはっ、あははっ!」
ち……違う、そういうんじゃない。
でも、舌を止めて唾を飲み込もうとすると、もう唾液じゃない何かが喉を伝ってきて。それがブラックのカウパーだって感じると、咳き込みたい衝動と共に、本来飲んではいけないものを飲んでいるという事実に、体が勝手に反応してしまう。
それに、においだって。
鼻孔も口も熱気の籠ったブラックのにおいでいっぱいで、うまく呼吸できなくなってくるのに涙が滲んでしまう。
こんな蒸れたにおいを口腔の中から直接鼻の奥に感じているんだと思うと、自分がどれほど恥ずかしい事をしているのか思い知って、下半身が痺れてくるんだ。
また、体が恥ずかしさを気持ちいい事だと勘違いしてる。
そんなの俺のせいじゃないのに、なのにもう、体は言う事を聞かなくて。
こんなハズじゃなかったのに……っ。
「ふぐっ……ぅっ、んん……んぅ、う゛……っ」
「ああ……良い子だねえ……僕のペニスでお口がいっぱいになって感じちゃってるんだねツカサ君……。可愛い、っは……はぁっ、僕のペニスを咥えて舐めるだけで子供おちんちんを勃起させて喜んでるツカサ君可愛いよぉ……っ。淫乱雑魚メス穴なの、自分で認めちゃってるっ、もうツカサ君のおちんちんも屈服したメスちんぽってヤツだね!」
いやだ、恥ずかしいことばっかり言わないでくれ。
嬉しそうに、ハートが飛び散ってる低い声で言われたら、耳を塞ぎたくなる。
違うのに。
屈服とか、ザコとか、こんな時に使う言葉じゃないのに。半端に知識があるせいで恥ずかしい言葉だと認識してしまう。女騎士でも何でもない俺ですら、敗北してメスになったのだと思い知らされるたびに、恥ずかしさで体が震えて、勃起してしまっている自分が浅ましい物みたいに思えて熱が上がった。
でも、そのせいでまた、突っ張ったズボンに当たるモノが反応して。
違うと思って、誰に向けてなのか心の中で必死に弁解しようとするたびに、そんなみじめな自分の姿にどうしようもなく居た堪れなさが募って行った。
でも、そんな俺に畳みかけるように、ブラックは恥ずかしい言葉を浴びせてくる。
「ああほら口も手も止まってるよ? ほらほら、早くツカサ君の大好きな僕のペニスを気持ち良くしてくれなくちゃ……。これじゃあ、僕がイくよりも先に、ツカサ君の雑魚メスおちんちんの方が射精しちゃうよ?」
「っ……」
涙目でブラックを見上げると、相手は山賊みたいな下卑た笑みを浮かべながら、俺を愉悦満面で見下ろしている。
自分だって凄く興奮してるくせに、汗をかいてるくせに、俺を貶めようとして腰を小刻みに動かして、俺の口の中を刺激してきやがるんだ。
そのうえまたとんでもないことを……。
「あはっ……そうなったら、僕悲しいなぁ……。ツカサ君の方が早く射精しちゃったら、悲しくてお仕置きしちゃうかも……」
「ん゛ぅっ……!?」
目を見開く俺に、ブラックは眉をだらしなく下げて興奮を隠しもせず、荒い息をハァハァと漏らしながら俺に地獄の宣告を告げた。
「ツカサ君が僕より早く射精しちゃったら……これからしばらく、凄く恥ずかしくてツカサ君が泣いちゃうくらいの変態セックスをやろっか! 最近ずっと、恋人らしい普通のセックスしかしてなかったもんねぇ……へ、へへっ、ふへへっ、そろそろ我慢せずにツカサ君をいっぱい犯してもいいよね……?」
「う゛ぅうっ!? ん゛っぅ、う゛……っ!」
普通のセックスって、なんだ。
この前もその前もずっと、変態っぽいえっちだったじゃないか。
いや、アンタからすれば人前じゃない普通の範疇なのかもしれないけど、でも俺にとっては凄く恥ずかしいモノばっかりだったのに。
なのに、これ以上だって!?
そんなの到底認められない。
お、俺はせめてベッドの上でやってほしいのに、こんなのばっかり……って言うか、これ以上のことを……?
……とてもじゃないけど体も心も持たない。恥ずかしくて死んでしまう。
さすがにそれは認められない、と、口を離して抗議しようとした。のだが。
「あぁっ、ダメだよツカサ君っ、ご奉仕の途中で口を離したら! ほら、僕を喜ばせたいならもっとこうしなくっちゃ……!」
「ん゛ぐっ、ぅ゛、お゛っごっ、お゛ぅう゛っ!?」
いきなり、頭を掴まれた感覚がして、離れようとしていたモノを強引に呑み込まされる。思わずブラックの体に両手をついて止めようとするけど、力じゃ敵わない。
どんどん口の中にブラックのが入ってくる。
ぬるぬるして、熱くて大きいのが、口を圧迫していく。それだけでも辛いのに、喉の所にまで入ってきて、強引に奥まで……っ。
「っ、は……あぁ~……っ。ツカサ君の喉奥もきゅうって締まって最っ高ぉ……! 喉までオスに媚びちゃう性器なんだから、ツカサ君ってばほんっとペニスが大好きな悪い男の子だねえ……っ! ほらっ、ほらほらぁっ、こ、こんなっ、こんな突いてもペニスに吸い付いて締め付けてくるっ!」
「おごっ、ぉ゛っう゛っ、う゛ぅう゛! っん゛、んんん゛~~っ!!」
喉の奥まで、ぶ、ブラックのが、入ってくる。
いっぱいに広げられて苦しい。息が出来ない。なのに頭がびりびりする。
一気に入ってきて、出ていくときに、呼吸しようとして鼻から必死に息を吸おうとすると、ブラックのにおいが頭の中いっぱいに広がって、喉にカウパーが流れ込んできて、咳き込むことしか出来なくなる。
それなのに、ブラックは俺の頭を固定したまま、何度も何度もずんずんしてきて。
頭の中まで掻き回すみたいに、何度も……っ。
「あはっ……ツカサ君のズボンに、恥ずかしい液が染みちゃってるねぇ……。もう、ここ、辛いでしょ……? 楽になろうね……!」
「んぐぅう゛!?」
ひっ……!? やっ、やだ、撫でられてるっ、ズボン越しに何かに……!
これ、な、なにっ、ブラックの足?
ぎゅって押し付けられて、おちんちんのとこをこすられてる……っ!
やだ、そんな事しないで、いまブラックのおちんちんで頭がいっぱいで、体がビクビクして全部感じ過ぎちゃうのに、そんなことしたらイッちゃう!
恥ずかしいえっちばっかりさせられちゃうのやだ、やだぁあっ!
「ほらっ、下着の中でメス堕ち子供おちんちんイかせちゃおっ! 開脚姿勢で僕の足を受け入れちゃってるツカサ君が悪いんだからっ」
違う、違う、だってこれ、アンタがやれって言ったから。
だから俺っ、ぇっ、いやっ、やだっ、頭おかしくなる、いつものが来ちゃう。
ブラックのおっきいので口も頭もいっぱいになってるのに、こんな激しくこすられたらもう、お、俺、やだ、イヤなのにぃ……っ!
「んん゛ぅうう!! ん゛っ、ぅ゛っう゛ぅうう……っ!」
もう、一瞬何も考えられなくなって。
それと同時に覚えのある強烈な感覚が腰を駆け抜ける。
全身がきゅうっと締まるような、何度も味わった絶頂の感覚。
でもこんなの……っ。
「あはっ、はっ、はははっ、あははははは! つっ、あはっ、ぁっツカサくんんっ、いひっ、イッ、イッちゃった、射精しちゃったねぇえっ! ああっその表情好きっ、ツカサ君のメス敗北した可愛い顔っ、はっ、あぁっ、いっ、僕もイッちゃう……っ、んっ、う……っ!」
視界が、ちかちかする。
その間に口をいっぱいに広げていたモノがずるりと抜け出て。
「んんっ……一応、体液が必要だもんねえ……っ。だから、今日は顔に出すよっ」
目の前に、びくびくと動く赤黒い影が滲んで見えた。
それが一際大きく動いた、刹那。
「っう゛……!」
どぷりと音を立てるように、顔に熱い液体を掛けられて体が震える。
まだ腰も痙攣して止まって無いのに、また、濃いにおいが鼻に入ってくる。
これ……な、に…………あ、あぁ……これ、このにおいって……。
「っは、ふっ、ふははっ、ツカサ君って本当に精液が似合うね……!」
褒め言葉になって無い褒め言葉。
でも、いまの俺はそれに反論する理性もまだ立て直せなくて、ただただブラックが顔に白濁したものを掛けてくるのを黙って見ているしかなかった。
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