781 / 952
古代要塞アルカドビア、古からの慟哭編
大地司るものの対決2
しおりを挟む「ツカサ、術は使うな!」
「えっ……で、でもこんな……」
「オレ一人でやれる! お前は絶対に【黒曜の使者】の力を使うんじゃない!」
強くそう言われて、俺は出かかった言葉が引っ込んでしまう。
確かに、今使おうとしたけど……でも、ほんの少し、クロウを助けるために使うのもダメだって言うのかよ。あの妙なヒトダマが追いかけてきてるっていうのに。
やらなきゃ、お前が怪我しちまうだろうが。
焦りから怒ったようになって、ついそう言いそうになるが――それこそクロウに迷惑をかける事になるのだと思いとどまって、ぐっと堪える。
そうだ。
俺は、ここ最近【黒曜の使者】を使うと体が妙な事になる。
以前の……その……え、えっちなのとか、気絶するのとかとは違う、術を発動する時にどうしてか痛みが湧いてくるようになったんだ。
それが、異様に伸びてきてもう肩にまで到達した“光の蔦”のせいなのか、それとも他に要因があるのかはわからない。だけど……ソレをブラックとクロウが見ていて、余程辛そうに見えたのなら……二人が俺を止めるのは理解できる。
今の状態は、ただの気絶とは違う。
明確に俺の中で良くない変化が起こっている。
そのまま術を発動すれば何が起こるか分からないし、ただでさえ今回は連続で術を発動させたり曜気を与えたりしているんだから、クロウが詰めるのも当然だ。
俺だって、クロウやブラックがそんな状態になったら絶対にやめさせる。
……まあ、ブラック達の場合は普段がデタラメに強いので、もしそうなったら「本当にヤバい状況」だろうってこともあるけど……。でも、大事なヤツがそんな状態でいう事を聞かずにバカスカ術を使うってのも、それはただの無神経だよな。
なにより、そうやって忠告を聞かずに無茶をやられるのって……俺の事がそんなに頼りなく見えるのかって、ショックを受けるし。
俺だって男だ。その気持ちは痛いほどわかる。
自分の力を信じて貰えないっていうのは、人が思うよりずっとつらいことなんだ。
…………クロウが怪我したり、色んな人が巻き込まれるのは嫌だけど。
でも、俺を止めて「自分の力だけで戦う」覚悟を、クロウは決めているんだ。
その覚悟を受け止めて見守るのも、仲間としての役目だろう。
俺は、クロウが弱いなんて思っていない。それどころか、ブラックと唯一張り合える立派な男だと素直に信じている。だから、ここは引き下がろう。
――――クロウの必死な声を、大きな声すぎてじんじんする耳で受け止めて、俺は覚悟を決めるように喉をぐっと一度締めてから、出来るだけ力強い言葉を返した。
「……わかった。俺は、クロウの全部の力を信じる! でも、俺の力が必要だったら、すぐに言ってくれよ! 俺だってアンタの仲間なんだから!!」
強風に負けないように、それでもクロウの耳に届くように叫ぶように伝える。
そんな俺の声に、クロウの耳がびくんと大きく震えて熊の毛をざわつかせた。
なんだかよく解らないけど、驚いた……のかな?
判然としないながらもそう思っていると、クロウは頭をこちらの方へ向けて、何故かどことなく嬉しそうな熊の顔で黒い鼻頭をぴすんと動かした。
「ツカサが傍にいてくれれば……オレは、なんだって出来る!」
力強く、しかしどこか弾むような声に、俺が目を丸くしたと、同時。
クロウは一気に速度を上げて背後から追尾してくる火の玉を引き離そうした――のだとばかり思っていたのだが、俺の予想を大きく裏切りクロウは少し距離が出来た事を確認するなり、急ブレーキをかけてその場で反転した。
「――ッ!?」
大型トラックを超える巨体だというのに、その動きはあまりにも素早い。
大きな足が砂地にめり込み動いた事で、えぐられた砂地が盛大に砂を噴き上げてその場にまき散らした。
が、こっちはそれどころじゃない。
止まり切れずに若干の横滑りをしたことで、俺は大いに振り回されて足が軽く浮き上がる。体を遠心力に持っていかれそうになって、思わず痛がりそうなほどにギュッとクロウの毛を束で強く掴んでしまう。
だが巨体にとってはちっぽけな痛みだったのか、反転して火の玉と真正面から向き合ったクロウは、何やらグルグルと唸り始めた。だが、普通の唸り方とは違う。
近付いてくる火の玉を見据えると、クロウは唸っていた口を開き、大きく吠えた。
――――また、空気を震わせる咆哮。
だが俺は、声ではなく別のものに気を取られていた。
……さっきの唸り声は、詠唱だったんだ。その証拠に向かってくる火の玉と俺達の間にある砂が蠢き、また形を変えて跳び起きた。
今度は、細くて竹槍みたいな出で立ち。
だがそれらはただ立っているだけではなく、いきなりタコの足のように蠢くと、待ってましたと言わんばかりに火の玉をすべて刺して貫いたのだ。
その衝撃に、炎の球がはじけて消える。
なんだったのか正体が分からないけど……でも、物理攻撃は有効なようだ。
クロウの今の攻撃は、さしずめ砂の槍と言った所だろうか。
だけど、今までこんな風に土の曜術を使う事なんてなかったのに……きっと、蔓や蔦を動かすのとは比べ物にならない労力のはずだ。
クロウは、どこからこんなに多くの土の曜気を放出しているのだろう。
……心配で仕方ないけど……でも、決めたんだ。
しっかり見届けなければ。
「グルルルルル……」
火の玉を受けきったクロウは、再びアクティーの方を向く。
少し距離が開いてしまったけど、唸る彼女の声が消えるほどの位置ではない。
けど、どうしてまだそこに居たのだろう。
アクティーの背後にあるすり鉢状に窪んだアリジゴクは、もう動いていない。つまり彼女が遠回りしたり飛び越えたって、なんの問題もなかったはずだ。
なのにわざわざ立ち止まって俺達に相対しているなんて……なにか変だ。
アクティー……いや、アクティーを操っているアイツらは、何を考えているのか。
唸り続ける相手に、改めて緊張感が増していく。
次は何をするつもりなのか。そう思っていた俺達に、アクティーは姿勢を低くして腰を高く上げると、つるりとした黒光りする尻尾をピンと立てた。
一見して服従を示すようなポーズだけど、またアクティーの周囲には、紫色とも灰色ともつかない“まだらの光”が現れ、彼女を囲うような半円の帯になった。
その形は、まるで虹のように端と端を砂地に埋めている。アクティーの体をまたいだ光は、何の意味があるのか。相手の動きを注視する俺達に――――彼女は、唸りを続けていた口をついに開いた。刹那。
その“まだらの光”の帯から、無数の「動物の鼻」が浮かび上がってきた。
「なっ……!?」
あまりにも予想外の光景に、言葉が閊える。
だけど「鼻」だけじゃない。俺が驚いている間に、帯から浮き出てきたそれらは、鼻を突き出して「鼻筋」を見せ、どんどん抜け出てくる。
どれも“まだらの光”が輪郭を持っただけの姿だったけど、でも、光の帯から次々に抜け出て来たのは……嫌な予感を覚える、数十体の獣だった。
「…………あまり趣味が良いとは言えないな」
クロウが鼻の付け根に強く皺を寄せながら、唸るように言う。
だけど、否定できない。
……だって、俺達の目の前にいる“まだらの光の獣”達は…………
どの獣も、あの【アジト】で見た“ツギハギの人形の元になった獣人達”に、よく似ていたのだから。
「あれ、まさか……本当に魂かなにかなのか……」
思えば、アクティーは【魂守族】という不可解な名前を持つ種族だった。
アヌビスのように死者を司る一族だったとすれば、あの“まだらの光”の獣達は未だに囚われている獣人の魂達ということになる。
だとしたら、あまりにも残酷だ。
アクティーがそんな事をするなんて思えないけど、でも……。
「安心しろツカサ、アレらには意思がない。恐らくは元々の獣人どもを記憶して作った、形のある幻のようなものだ。ブラックが使う【幻術】と似たような物だろう」
「ほ、ほんとに……!?」
「ああ。……なんとなく、獣の肌で感じる感覚だが」
そう言うほど、クロウはブラックの【幻術】と似た感覚を覚えているのか。
だったら、彼らは魂と言うわけではないのかもしれない。それだけは救いだ。
「ォオ゛オ゛ォオ゛オ゛!!」
アクティーが号令をかけるように、獣達に吠える。
すると、奇妙な光で形作られた獣達は一斉に牙を剥き俺達に向かってくる。
獅子、猿、狼、兎、犬……多種多様な獣が、巨大な姿で殺意がこもった表情を俺達に見せてくる。魂ではないと聞いて安心したけど、でもやっぱりこれは嫌だ。
体だけじゃなく、生きていた時の姿まで利用されている。
アクティーが獣人達の姿を記憶したのは、命令されたからか……それとも、もっと他の理由があっての事だろうとは思う。
でも、その姿をこんな風に使うなんて耐え切れない。
死者に鞭打つような所業は、もうたくさんだ。
こんなの……こんなの、いくらアクティーでも許せないよ……!!
「ツカサ、目を瞑れ! 砂風でコイツらを一掃する!!」
「っ……! 頼む……!」
そう。こんなものは、早く消し去った方が良い。
クロウの力強い声に俺は懇願するような声を返し、目を閉じようとした。だが。
「アォオオオオオオ!!」
アクティーが天を仰いで遠吠えを響かせたと、同時。
“まだらの光”の獣が一匹、彼女の方へ飛び出した。それに合わせて、アクティーは白煙をまき散らし素早く人の姿へ変化する。
そうして、俺達と光の獣が睨み合っているにもかかわらず、その光の獣に乗って、再び戦場の方へ駆け出したではないか。
「待て!!」
俺とクロウが同時に言うが、待つようなら彼女はとっくに正気に戻っている。
ヤバい。このままじゃ、更に何が起こるかわからないぞ。
思わずぐっと歯を噛み締めた俺に、クロウが姿勢を少し低くしながら呟いた。
「ツカサ、目を瞑っていろ。コイツらを再び大地に還して、すぐに追いかける……!」
冷静な言葉だけど、その声音にうっすらと焦りが浮かんでいる。
……土の曜術だけじゃなく、死者の輪郭すら操る能力を持つアクティー。
彼女が何故戦場へ向かっているのか分からないけど、こんな能力を見た以上は、ここで悠長に敵の相手をしている場合じゃない。
アクティーが望まなくても、きっと、あの男達はこの力を悪用する。
どんな悪用をするのかなんて考えたくもないけど……もしアクティーが戦場へ到着してしまったら、よくないことが起こる。
誰も死なないようにと必死に抗っていた彼女の思いが、無駄になってしまう。
どうすべきなのか。
そう考えながら、クロウの言葉通りギュッと目を瞑った。
――――と。
『おにいちゃん、私の力を使って』
轟音が鼓膜を震わせる中で、俺の体の中から静かで綺麗な声が聞こえた。
→
※ツイッタックスで言ってた通り遅くなりました…また朝…!
(;´Д`)なんか体調不良気味です…すみませぬ
72
お気に入りに追加
1,010
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

その男、有能につき……
大和撫子
BL
俺はその日最高に落ち込んでいた。このまま死んで異世界に転生。チート能力を手に入れて最高にリア充な人生を……なんてことが現実に起こる筈もなく。奇しくもその日は俺の二十歳の誕生日だった。初めて飲む酒はヤケ酒で。簡単に酒に呑まれちまった俺はフラフラと渋谷の繁華街を彷徨い歩いた。ふと気づいたら、全く知らない路地(?)に立っていたんだ。そうだな、辺りの建物や雰囲気でいったら……ビクトリア調時代風? て、まさかなぁ。俺、さっきいつもの道を歩いていた筈だよな? どこだよ、ここ。酔いつぶれて寝ちまったのか?
「君、どうかしたのかい?」
その時、背後にフルートみたいに澄んだ柔らかい声が響いた。突然、そう話しかけてくる声に振り向いた。そこにいたのは……。
黄金の髪、真珠の肌、ピンクサファイアの唇、そして光の加減によって深紅からロイヤルブルーに変化する瞳を持った、まるで全身が宝石で出来ているような超絶美形男子だった。えーと、確か電気の光と太陽光で色が変わって見える宝石、あったような……。後で聞いたら、そんな風に光によって赤から青に変化する宝石は『ベキリーブルーガーネット』と言うらしい。何でも、翠から赤に変化するアレキサンドライトよりも非常に希少な代物だそうだ。
彼は|Radius《ラディウス》~ラテン語で「光源」の意味を持つ、|Eternal《エターナル》王家の次男らしい。何だか分からない内に彼に気に入られた俺は、エターナル王家第二王子の専属侍従として仕える事になっちまったんだ! しかもゆくゆくは執事になって欲しいんだとか。
だけど彼は第二王子。専属についている秘書を始め護衛役や美容師、マッサージ師などなど。数多く王子と密に接する男たちは沢山いる。そんな訳で、まずは見習いから、と彼らの指導のもと、仕事を覚えていく訳だけど……。皆、王子の寵愛を独占しようと日々蹴落としあって熾烈な争いは日常茶飯事だった。そんな中、得体の知れない俺が王子直々で専属侍従にする、なんていうもんだから、そいつらから様々な嫌がらせを受けたりするようになっちまって。それは日増しにエスカレートしていく。
大丈夫か? こんな「ムササビの五能」な俺……果たしてこのまま皇子の寵愛を受け続ける事が出来るんだろうか?
更には、第一王子も登場。まるで第二王子に対抗するかのように俺を引き抜こうとしてみたり、波乱の予感しかしない。どうなる? 俺?!
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!


【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です

義兄の愛が重すぎて、悪役令息できないのですが…!
ずー子
BL
戦争に負けた貴族の子息であるレイナードは、人質として異国のアドラー家に送り込まれる。彼の使命は内情を探り、敗戦国として奪われたものを取り返すこと。アドラー家が更なる力を付けないように監視を託されたレイナード。まずは好かれようと努力した結果は実を結び、新しい家族から絶大な信頼を得て、特に気難しいと言われている長男ヴィルヘルムからは「右腕」と言われるように。だけど、内心罪悪感が募る日々。正直「もう楽になりたい」と思っているのに。
「安心しろ。結婚なんかしない。僕が一番大切なのはお前だよ」
なんだか義兄の様子がおかしいのですが…?
このままじゃ、スパイも悪役令息も出来そうにないよ!
ファンタジーラブコメBLです。
平日毎日更新を目標に頑張ってます。応援や感想頂けると励みになります♡
【登場人物】
攻→ヴィルヘルム
完璧超人。真面目で自信家。良き跡継ぎ、良き兄、良き息子であろうとし続ける、実直な男だが、興味関心がない相手にはどこまでも無関心で辛辣。当初は異国の使者だと思っていたレイナードを警戒していたが…
受→レイナード
和平交渉の一環で異国のアドラー家に人質として出された。主人公。立ち位置をよく理解しており、計算せずとも人から好かれる。常に兄を立てて陰で支える立場にいる。課せられた使命と現状に悩みつつある上に、義兄の様子もおかしくて、いろんな意味で気苦労の絶えない。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる