異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

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古代要塞アルカドビア、古からの慟哭編

22.能を持つ者

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 スヤスヤで可愛いロクの頭を優しく指で撫でて、気合いを入れる。

 昼休憩が休憩になって無かったような気もするが、まあそこまで疲れていないので畑仕事に支障はないだろう。
 そう思い、俺は再び隣にあるぶち抜き畑部屋へと移動した。

「おっ……もう芽が出てる……!?」

 たったの数時間放置しただけなんだが、なんと種をまいた所には立派な緑色の芽が並んでいるではないか。
 まさかの速さに俺も驚いてしまったが……もしかすると、獣人大陸の植物は過酷な環境が故に、少しの栄養分さえあればすぐさま成長するように出来ているのかも。

「たしか、俺の世界でも、砂漠の雨季にだけ咲いて即座に受粉まで行う花があるって聞いた事があるな……。この植物もそういう感じなのかも」

 栄養分が消えないうちに、力を蓄えた種の状態から発芽してすぐに成長する。
 そういう生存戦略をしてる植物も存在する……ってことは、異世界でもそういうヤツが居ても不思議はない。

 ただし、こちらの方だと水気じゃなく曜気が重要みたいだな。

「土の曜気と大地の気を流し込んで土壌を豊かにしたから、そのせいかも……? 水も重要そうだけど、そもそも栄養が無ければ育ちにくいもんな」

 通常、植物の生育に大事な土の曜気は流動しているので、砂漠地帯じゃキャッチする事すら難しいだろう。

 こっちの世界は水や太陽光だけじゃなく曜気も心配しないといけないなんて、植物にとってはハードモードだなあ……今更だが、「転生して植物になりました!」みたいな展開にならなくてよかった……。

「せめてお前達は、成長するまで大事に育ててやるからな」

 今一度曜気の流れを“視”て、水の曜気が足りなそうな植物に追加で水をやる。
 土の曜気や大地の気を吸収するには水も必要みたいなので、どれか一つ欠けても上手い事ぐんぐん成長する展開にはならないっぽい。

 現に俺が水を追加した植物は、見ている前でまたちょっと背丈を伸ばしたしな。
 しかし、これだけ急に育つだなんて本当に不思議だ。

「よっぽど土の曜気が足りてたのかな……?」

 そういえば、なんか数時間前よりも畑の橙色の光が強くなってる気がする。
 俺は適度に曜気を注いだつもりだったのだが、こんなに増えるとは……。中庭から土の曜気が集まってきてるのかな。

 とはいえ、ここは天然のオアシスで【緑化曜気充填装置】とかは無いはずだ。
 何か理由があるんだろうか。磁石みたいに近寄ってきた、とか?

「そんな、まさかなぁ……」

 磁石みたいな特徴があるだなんて、ブラックもカーデ師匠も言ってなかった。
 だとすると、なにか他に理由がありそうなモンなんだが……ジーッと見つめてみても、流動もせずに蓄積し続けている土の曜気の原因がわからない。

「うーん……。こういうの、ブラックなら教えてくれそうなんだけどなぁ……」

 カーデ師匠にしっかり【五曜一命】について教えて貰う前までは、ブラックが疑問についてその都度答えてくれてたんだよな。

 まあ、あの時は……元の世界に帰るつもりだったし、魔法みたいなモノの事なんてイメージすれば楽勝だと思って考えたこともなかったから……使用するのに必要な事や素朴な疑問だけ聞いていたから、勉強しようとは思ってなかったのだ。

 今となってはもっとブラックに話を聞いておけばよかったと思うが、マニュアルやら教科書なんてないこの世界じゃ、こんなヘンすぎる現象を想定して教えて貰うってのも無理があるか……。

 ともかく、ヘタなことはしない方が良いだろう。
 ブラックとクロウが帰ってくるのを待って、原因を探らなければ。

「こういう時って、ちょっと欲を出して動いたら大抵ロクなことにならないんだもんな! 俺も漫画やゲームで何度見た事か……ふっふっふ、俺レベルのオタクになれば、危機回避能力もピカイチってもんよ」

 ブラックやクロウのワケわからん動きは把握できないが、こういう“よくある展開”の時は任せとけってんだ。
 でも枯らさないようにしっかりと監視はしておかないとな!

「おや……おやおやおやもう芽が出ているのですか!? 素晴らしい……!」

 あれっ。この声は……ジャルバさん。
 夕方くらいには来るという約束だったが、それよりも早かったな。

 振り返ると、そこには目を輝かせてワイルドな毛並みの熊耳を震わせている黒髭がダンディな紳士が……ってやっぱりジャルバさんだったな。
 なんだか凄く感動しているが、やっぱり

「う~む、さすがは曜術師のツカサ君! ここまで早く植物に活力をみなぎらせることが出来るなんて……それに、土の曜気も凄い勢いだ!」
「えっ……あれ、ジャルバさんは曜気が見えるんですか……?」

 前髪がちょろっと垂れているダンディな黒髭紳士のはしゃぎっぷりにも驚いたが、今とんでもない事を聞いたような気がして思わず硬直する。
 そんな俺に、ジャルバさんは目を丸くして逆に意外そうな顔をしていた。

「あれ……あっ、そういえば言ってなかったね。私も曜気程度は見えるんだよ。王族には、少数だけどそういう人がいるね。まあ近親婚を繰り返し“先祖返り”をしたメイガナーダとは比べ物にならないんだけども……」
「そうだったんですか……」

 クロウが生まれた家系である“メイガナーダ”は、過酷な辺境が領地だったせいか他の獣人達が寄り付かなくて、ずっと身内で子供を成してきたんだっけ。

 この世界はなんというか、性に奔放っつーかタブーがあまりない世界だけど、特に獣人族は「親兄弟と何度契っても生まれる子に問題が起こらない」という性質をフル活用して、強いメスや高い能力を持つメスに子を成してもらうんだよな。
 母親やら妹やらとも……みたいなこともよくあるそうなので、異世界人の俺からすると少々おっかない。世界が違うと母親にも性欲を抱けるとはな……。

 まあそれはともかく、クロウの一族は近親婚を長く続けてきたせいで血が濃くなって“先祖返り”を起こし【土の曜術】が使えるようになったり、そうでなくても普通に土の曜気が見える能力を獲得したりするようになったんだ。

 だから、これはてっきりメイガナーダ一族だけの話かと思ったんだけど……考えてみれば王族だってほとんど同じ種で結婚してるんだから、確率は低いだろうけど土の曜気が見える子が生まれてもおかしくはない。
 ジャルバさんもそういったタイプなのだろう。

「いやぁ、でも、おかげでこんな素敵な光景を見ることが出来るんだ。使えない能力を余分に貰ってしまったと思ったけど、やはり捨てる神あれば拾う神ありだねえ」
「この世界にもそんなことわざが……」
「それより芽だよ芽っ! 間近で観察してもいいかい?」

 やっぱこの砂漠の世界じゃ「使えない力」呼ばわりだよなぁ……うーむ。
 でも今はそんなことを考えている場合ではないか。

 はしゃぐジャルバさんを「どうぞどうぞ」と案内し、俺は既に芽から育って立派な茎を作り始めた作物のところへ案内した。
 もう青天井から見える太陽は傾き始めたが、それでも凄い成長速度だ。

 これなら明日には収穫できるかもしれない。
 樹木の方もすくすく育ちすぎているので……もしかしたらこっちもそうかも……。

 …………なんか怖くなってきたから、あまり深く考えないようにしておこう。

「ツカサ君ツカサ君、これは素晴らしい光景だよ! 君の力のお蔭で、こんなにも土に力が漲り植物が成長するなんて……!」
「い、いえ……植物はそういう育ちやすい種類だからですし、土の曜気だってクロウに手伝ってもらったからで……」

 ――――本当は全部俺一人でやったんだが、さすがにそれは言い出せない。

 曜気を他者に与えられることが知れたら面倒なことになるし、植物を育てるために大地の気まで注いだとなっては、いろんな問題が起こるだろう。
 それに植物の成長が速いのはホントのことだし……。

 つーかそもそも、俺はチートを使っただけなので俺が凄いってわけでもない。
 そう考えると、本当に俺のお蔭かってのは怪しいんだよな~。

 なので謙遜したのだが、ジャルバさんは笑顔で「いやいや」と手を振る。

「そんなに己を卑下するものじゃないよ。君のお蔭で曜気が満ちて、植物が育ち……その植物が枯れることで土に再び曜気が帰ってくる。……人族の大陸では当たり前の自然の摂理だが、この大陸では既に途切れた生命の環だ。しかし、君はソレを今完全に再現してしまった」
「…………」
「これは、素晴らしい事だ。君は素晴らしい力を持っているんだよ。そんな風に自分の可能性を狭めるようなことを言ってはいけない」
「ジャルバさん……」

 俺を励ますように、優しくて低い大人の声で諭してくれる相手。
 能力が能力なだけに、俺はイマイチ自分の功績と思えないままなのだが……それでも、自分の事を褒めてくれる人に謙遜するのは失礼……だよな。

 ジャルバさんは、俺の内情はともかくやったことを見て、素直に称賛してくれているのだ。それは確かな事だし、そんな気持ちをないがしろにしてはいけない。

 俺の実力……とは思えないけど、認めて貰えるのはありがたいことだ。
 だから、内情は一旦置いておくことにして今は素直に受け止めよう。

「素晴らしい能力は、正当に認められるべきだ。君が人族だからといって不当に格を落とすべきではないし……己を卑下することもないんだよ」
「はい、ありがとうございます……」

 そう言うと、ジャルバさんは再び嬉しそうに微笑んでくれた。
 ……やっぱり、笑うとどことなくドービエル爺ちゃんやクロウに似てるんだよな。

「今後とも、君にはぜひこの国を助けてもらいたいなあ。土の曜術の活用が現実的になった今、是非ともツカサ君にはこの国の農業を助けてもらいたい……。君はクロウクルワッハ殿下とつがいになるんだろう?」
「えっ!? え、えーと……あは……ハハ……」

 こ、婚姻て。

 いや……その……確かに俺はクロウを大切なヤツだと思ってるけど……でもその、俺にはブラックという、こんにゃく……違う、婚約者……が、いるわけで……。
 だから“つがい”と言われると怪しいというか、その。

「君は、王子の妻になるにふさわしいよ! ああ、でも……」
「……?」
「王族には頭のカタいヤツが多くてね。人族となると、難色を示す人もいる。……でもそれは獣人として不遜というものだ。君も私も、高い能力を有している。それなのに、血や家柄で判断されて、不当な格付けをされるなんて……間違っている」

 真剣な顔をして、ジャルバさんが俺を見る。
 なんだか……変な感じだ。

 ジャルバさんは真面目な顔をしているのに、何故か背筋が変な感覚になる。
 怖気とも違うし、物好きなオス野郎に気色の悪い目で見られた時のような、不快感や恐ろしさでもない。それは、なんというか……

 違和感、というか。

「ジャルバ、さん……」
「君も、そう思うだろう? ……クロウクルワッハ殿下のことも、そもそもが不当な扱いによって追放されたに過ぎない。……この国はずっと、そういった見えない頑強な“決まりごと”で縛られて、多くの王族が不当な地位に据えられているんだ。……それを思うと、私は……」
「……あ、あの……俺……」

 ど……どうしよう……。
 俺、ジャルバさんが何を言いたいのか理解できない。

 いや言葉は頭に入ってくるし、何を言われているのかは分かってるんだ。
 でも、真意が見えない。ジャルバさんが、何を思って他の王族への不満を俺に喋っているのかが理解できないんだ。

 けど、そんな俺の困惑を見取ったのか、相手はすぐに自分が喋っていたことに気が付いたようで、バツが悪そうな顔で笑って頭を掻いた。

「いや、ハハ……申し訳ない。変な事を言ったね。今のは忘れてくれ」
「は、はい……」

 そうだよな、何か深刻そうな話だったし……聞かなかったことにした方がいい。
 何も知らない状態の俺がでしゃばっても、ロクなことにならないし……。

 政治の事はチンプンカンプンな俺じゃ、役に立てそうにない。
 何か助けられることがあれば協力したいけど、今は笑ってごまかしておこう。

 そう思い、俺はジャルバさんの笑みを真似るようにぎこちなく笑う。
 はは、と息を漏らしたこちらに、相手も苦笑したような表情に変わり、ようやく周囲に流れていた妙な雰囲気が薄れてきた。と。

「――――あ」
「……ん?」

 ジャルバさんの表情と雰囲気が和らいだことに気を取られていた、その時。
 相手の顔が、呆気にとられたように歪んだ。

 その表情が何を示しているのか分からず、俺は一瞬思考停止したが――――

 いつの間にか自分に大きな影が掛かっているのに気付く。

 …………あれ。ここには、日の光を遮るような物は無かったはず。
 なのに、何故こんな影が。もしかしてブラック達が帰って来たんだろうか?

 そう思い、考えていることを中断して後ろを振り向こうとして。

「――――――すまない」
「え」

 影が、背後にある。

 違うこれは影じゃない。俺にかかっている影とは違う、これは。
 この、影は。












※ツイtt…エックスで申してた通り遅くなりました
 更新の遅れ具合を毎回呟いておりますので
 もしよろしければご確認いただければと思います…!
 フォローしなくても見れます!毎度すみません(;´Д`)

 
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