異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

文字の大きさ
上 下
525 / 952
飽食王宮ペリディェーザ、愚かな獣と王の試練編

16.思わせぶりな台詞を言うな

しおりを挟む
 
 
 ど……どういうつもりだろうか。

 この“海征神牛王”とか言うチャラついたオラってる系の男は、なんだって自信満々の笑みで俺に「こっちゃこい」と言っているのだろうか。

 俺の姿を見て何とも思わないのかな。
 それとも……やっぱ、変なこと考えてたり……するのか……?

 …………だ、だったらどうしよう……。

 いや、でも、違うはず。
 ジロジロ見て来るのは、やっぱ俺の格好がおかしいからだよな。

 他の獣人達は、男の俺がカーラさんと同じ格好してるのが珍しいのか、それとも俺がメスの格好をしているのがよっぽど似合わないのか、出てきた途端に一斉にジロジロと見て来て、なんかその……か、下半身にばっかり視線が行っていたような気がするし、俺が歩く度になんか忍び笑いするし……それって、やっぱり俺がこのスケベな格好をしてるのがヘンだから笑われてるんだよな?

 そんなのを近寄らせるとか、何を考えてるんだ。ビンタでもする気なのか。
 まさか、メスなら何でもいいってヤツなのか。

 いやでもこの大ヅノ黒髪チャラ男の周囲には美女ばっかりだし、何でも良いってなワケじゃないはず。だとしたらやっぱり笑う為に近付かせるのか。
 ……まあ、わ、笑うだけならいい……ってかそっちの方が良いかも……。

 だって、なんかココに来るまでに向けられた視線がゾワゾワするモノばっかりだったんだもの。考えたくないけど、その、下半身に向けられる目って……俺がメスだって分かるヤツなら、そういう目線になるヤツだって当然いるんだろ?

 なら、笑われた方がまだダチとの“いつもの悪ふざけ”みたいで流せる。
 失敗して笑われる方がいいか、それとも本気でメスとして扱われるかどっちの方がいいかと言われれば、俺は前者しか選べない。
 っていうか、その……こ、こう言う格好で、そんな風にスケベな目で見られるのが、俺には耐えられないんだよ。

 だって俺は男なんだぞ。いくらメスっつったって俺は立派な日本男児だ。
 正直こんな格好もゴメンだし、自分でも変だとしか思えないんだって。
 ブラック達ならいいけど、他人からのメス扱いなんてまっぴらごめんだ。

 決して自分を高く見積もってるワケではない。でもブラックやクロウみたいな物好きが居るんだって知ってるから、そう思うのは仕方ないだろ。
 だから、今から何をされるかと思うと気が気じゃ無かった。

 ……そりゃまあ、俺だって男だし……女子のおっぱいについ目が行っちゃう気持ちは分かるから、そういうスケベ心は理解出来るけど。

 でもさ、俺に向けてやらなくたっていーじゃん!?
 目の前にいっぱい可愛かったり美人なお姉さん達がいるのにさあ!!

 なんだってこうこの世界には物好きが多いんだ……ぐうう……。
 ……いや、そんな事を嘆いているヒマなんてなかったな。

 ともかく、スケベ心で視線を向けられるのなんてゴメンだが、この感じはそうでないはず……っていうか、そういう意味ではないと信じたい。

 つーか、さっきこの人「昔嗅いだニオイに似てる」みたいな事を言ってたよな。
 近付いて来いと言ったのは、その記憶を思い出したいからかもしれない。どの道、アンノーネさんが「はよ行け」と隣でこっそり目力を送って来るので、行かない訳にはいくまい。俺は覚悟を決めると、ゆっくり立ち上がって段差を上った。

 …………うう……ナントカ神牛王より一段低いところに、爺ちゃんやクロウの兄弟が座っている。彼らまで俺の事を見ているのだと知ると、居た堪れなさが余計に強くなってしまったが、もう後には引けない。
 お姉さん達を侍らせる上座の神牛王の所まで辿り着くと、俺は横から傅いて盆の上に乗っていた“俺の料理”を差し出した。

「ふむ……なんだこれは?」
「あ、アイスクリームです。人族が食べる、冷たくて甘いお菓子です」

 偉い人となると、どう話せばいいのか迷ってしまって口調がカチンコチンになる。
 ですですとばかり言ってしまったが、神牛王は大角や耳の飾りを遠慮なくチャリッと鳴らしながら、銀の平たい杯に盛られた黄乳色のアイスに鼻を動かした。

「なるほど、確かに冷気を感じるな」

 そう言うと、神牛王は躊躇わずに杯を取ってスプーンでアイスを掬う。
 って、ちょっと待って毒見とか良いんですか王様。

 今更な事に焦って「お待ちください」と言おうとしたのだが、相手は既に俺のアイスを口に含んでしまっていた。……いやいやいや誰か止めて下さいよ!
 なんでアンノーネさんも止めないんだと焦ったが、周囲は神牛王の様子に不安がる様子すら見せない。ただじっと、相手の反応を待っているだけのようだった。

 ……え? これ、どういうこと?
 毒見しなくてもホントに良かったの?

 どうしたもんかと冷や汗を垂らしながらキョロキョロと視線を動かすが、間近にいる綺麗なお姉さん軍団は、俺の様子を微笑ましげに笑って見ているだけだ。
 うっ、美しい。ああもう男の王様じゃ無くこっちをずっと見ていたい。

 現実逃避しかけて我に返ろうとする――より先に、大きな声がぶつかってきた。

「ほう! これは美味いな!! ひんやりとしていて甘く、いやな味がない。それに……これはマルムーサだな。どうやったかは知らんが……うむ、かなり美味い!」

 そう言いながらパクパク食べ続ける牛王に、俺は内心ほっと胸をなでおろす。

 これで「マズい」とか言われて処刑沙汰になったらと不安だったんだが、どうやら俺の料理に関しては気に入って貰えたようだ。
 けれど不思議なのが……この場から見下ろす獣人達の反応で。

 さっきは驚きもしなかったくせに、今更になってザワついてるなんて、一体どういう事なんだろうか。毒味ナシは気にしてないのに、なんで俺の料理を美味い美味いと食べている時にざわざわするんだ。

 そういうのやめて下さいっ、そんな反応されると、まるで俺の特製アイスクリームがまずそうに見えてたみたいじゃないか。失敬な。

「うーん、だが量が少ないな。もう食ってしまった……もっとないのか?」
「えっ、あ、えと、ざ、材料の入手が難しくて、あまり量は作れないんです……」

 申し訳ありません、と頭を下げた俺を、牛王は「ふーむ」と顎に手を当ててジロジロと見回す。な、なんスか。見ても面白い物は何も無いですよ。
 っていうか恥ずかしいんであんまり見ないで下さい。つーかちょっと怖い。

 獣人とは言え馴染のある黒髪の長髪チャラ男なんて、なんだか俺の世界のヤカラを思い出してしまって怖いんだよ。
  王様ってのもあって、なんかその感じにプラスして偉そうに振る舞っているのも、何をされるか分からない感じに思えて緊張してしまう。いや、王様なんだから偉いのは当然なんだけど、だからこそ余計にヒィッてなっちゃうんだよ。

 早く見終わってくれないだろうかと目を泳がせていると、牛王は人差し指をくいくいと自分の方へ動かして見せて「こっちへ来い」とジェスチャーをする。

 これは「近こうよれ」ってヤツか。
 なんだろう、いきなりビンタとかされないよな?

 怖がりつつも、逆らう事は出来ないので傅いたまま距離を詰める。
 すると――――

「えっ」

 腕を引っ張られて、牛王の方へ体が大きく傾ぐ。
 体勢を崩して相手の間近に倒れ込み、咄嗟に顔を上げると……そこには、牛王の勝気に笑った表情が間近にあって。

「料理も美味い器量よしとは、人族にも魅惑的なメスがいたものだ。アイスとやらの褒美に、オレの“情け”をくれてやろう」
「え、ぇ?」

 あまりに突然の事で、何を言っているのか把握出来ない。
 だが、把握出来たとしても、この場から逃げる事など不可能だった。

 不可能だったから、俺は――――そのまま目の前が肌の色で塗りつぶされ、口を何かで塞がれた事にも、対応が出来なくて。

「ッ……ん゛っ……んん……!?」

 なっ……えっ……なに、これ……えっ、こ、これまさか、キッ……。

 うわうわうわキス!!
 なんでキスされてんのうわーっ何しやがんだこのチャラ牛王!!

 キスとかうわ嫌だブラックとクロウが見てるのにみんな見てるのに!
 離せ離せ離せ今すぐはなっ、はっ……はぁああ離れないいぃいい!!

「ん゛ぅう゛っ! んんん……!!」

 一瞬パニックになって相手から離れようと体を退くが、いつの間にか背後から腕で体を固定されていて動く事が出来ない。
 焦れば焦るほど、相手は面白がっているのか離してくれず、それどころか閉じてる口にベロッと舌をおおおおああああバカバカバカ何してんだ変態いいいい!!

「ッ、ぶあっ!!」

 もう限界で、相手が王様であるにも関わらず必死にもがいて、奇跡的に俺は相手の顔から離れて距離を取る事が出来た。
 だけど驚きと混乱のせいで体が上手く動かなくて、その場にへたりこんでしまう。

 そんな俺を、拒絶されたにも関わらず牛王は愉しげに見ていた。

「なんだ、初心な生娘でもなかろうに口吸いはイヤなのか? それだけメスの匂いをさせておいて不思議なもんだ」
「だっ、だってっ、こんな……っ」

 いや、敬語だ。敬語を使わないと。
 でも人前で……ぶ、ブラックとクロウの前でこんな事されて、敬語をどうやって使うのかすら思い出せない。衝撃の後には、怒りと恥ずかしさが込み上げて来て、顔に熱が上がってしまう。そうなるともう、難しいことなんて考えられなくて。

 言葉が出ないのが、また恥ずかしい。
 情けなく感情の興奮で震える俺に、牛王は口の笑みを深めた。

「ほう、そういうことか? てっきり、お前はメスと気取られぬように色気を抑え込んでいるとばかり思っていたが……ただ単に、蕾が硬かっただけか」
「な、なにを……」
「ふーむ……そういう所も、そうだ。そうだった。やはりお前は“あの一族”なんだな」
「…………え……?」

 急に納得して、どうしたんだ。
 っていうか“あの一族”って何ですか。

 疑問符が頭の中に一杯になって、恥ずかしがるのも忘れてしまう。
 だが牛王は俺に面白そうなものを見る表情を崩さず目を細めた。

「つまらん試練の催促で退屈すると思っていたが……なるほど、今回は退屈せずに済みそうだ。よろしく頼むぞ? 人族のメスよ」

 ああもう、何が何だか分からない。
 この人はなんなんだ。俺に何が言いたいやりたいんだっ。

 だーっもう!
 やっぱりイケメンチャラ男なんて嫌いだーっ!!










 
しおりを挟む
感想 1,046

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

その男、有能につき……

大和撫子
BL
 俺はその日最高に落ち込んでいた。このまま死んで異世界に転生。チート能力を手に入れて最高にリア充な人生を……なんてことが現実に起こる筈もなく。奇しくもその日は俺の二十歳の誕生日だった。初めて飲む酒はヤケ酒で。簡単に酒に呑まれちまった俺はフラフラと渋谷の繁華街を彷徨い歩いた。ふと気づいたら、全く知らない路地(?)に立っていたんだ。そうだな、辺りの建物や雰囲気でいったら……ビクトリア調時代風? て、まさかなぁ。俺、さっきいつもの道を歩いていた筈だよな? どこだよ、ここ。酔いつぶれて寝ちまったのか? 「君、どうかしたのかい?」  その時、背後にフルートみたいに澄んだ柔らかい声が響いた。突然、そう話しかけてくる声に振り向いた。そこにいたのは……。  黄金の髪、真珠の肌、ピンクサファイアの唇、そして光の加減によって深紅からロイヤルブルーに変化する瞳を持った、まるで全身が宝石で出来ているような超絶美形男子だった。えーと、確か電気の光と太陽光で色が変わって見える宝石、あったような……。後で聞いたら、そんな風に光によって赤から青に変化する宝石は『ベキリーブルーガーネット』と言うらしい。何でも、翠から赤に変化するアレキサンドライトよりも非常に希少な代物だそうだ。  彼は|Radius《ラディウス》~ラテン語で「光源」の意味を持つ、|Eternal《エターナル》王家の次男らしい。何だか分からない内に彼に気に入られた俺は、エターナル王家第二王子の専属侍従として仕える事になっちまったんだ! しかもゆくゆくは執事になって欲しいんだとか。  だけど彼は第二王子。専属についている秘書を始め護衛役や美容師、マッサージ師などなど。数多く王子と密に接する男たちは沢山いる。そんな訳で、まずは見習いから、と彼らの指導のもと、仕事を覚えていく訳だけど……。皆、王子の寵愛を独占しようと日々蹴落としあって熾烈な争いは日常茶飯事だった。そんな中、得体の知れない俺が王子直々で専属侍従にする、なんていうもんだから、そいつらから様々な嫌がらせを受けたりするようになっちまって。それは日増しにエスカレートしていく。  大丈夫か? こんな「ムササビの五能」な俺……果たしてこのまま皇子の寵愛を受け続ける事が出来るんだろうか?  更には、第一王子も登場。まるで第二王子に対抗するかのように俺を引き抜こうとしてみたり、波乱の予感しかしない。どうなる? 俺?!

【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた

きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました! 「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」 魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。 魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。 信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。 悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。 かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。 ※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。 ※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です

俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜

早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。 食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した! しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……? 「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」 そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。 無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

義兄の愛が重すぎて、悪役令息できないのですが…!

ずー子
BL
戦争に負けた貴族の子息であるレイナードは、人質として異国のアドラー家に送り込まれる。彼の使命は内情を探り、敗戦国として奪われたものを取り返すこと。アドラー家が更なる力を付けないように監視を託されたレイナード。まずは好かれようと努力した結果は実を結び、新しい家族から絶大な信頼を得て、特に気難しいと言われている長男ヴィルヘルムからは「右腕」と言われるように。だけど、内心罪悪感が募る日々。正直「もう楽になりたい」と思っているのに。 「安心しろ。結婚なんかしない。僕が一番大切なのはお前だよ」 なんだか義兄の様子がおかしいのですが…? このままじゃ、スパイも悪役令息も出来そうにないよ! ファンタジーラブコメBLです。 平日毎日更新を目標に頑張ってます。応援や感想頂けると励みになります♡ 【登場人物】 攻→ヴィルヘルム 完璧超人。真面目で自信家。良き跡継ぎ、良き兄、良き息子であろうとし続ける、実直な男だが、興味関心がない相手にはどこまでも無関心で辛辣。当初は異国の使者だと思っていたレイナードを警戒していたが… 受→レイナード 和平交渉の一環で異国のアドラー家に人質として出された。主人公。立ち位置をよく理解しており、計算せずとも人から好かれる。常に兄を立てて陰で支える立場にいる。課せられた使命と現状に悩みつつある上に、義兄の様子もおかしくて、いろんな意味で気苦労の絶えない。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

処理中です...