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聖獣王国ベーマス、暗雲を食む巨獣の王編
11.酔っ払いに近付くなかれ1
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「心を乱しちゃいけないって……どういう意味だろうなぁ、ロク」
「キュ~……キュキュ?」
そうだよなぁ、分かんないよな~!
ああ可愛い、俺のベストのポッケの中にちょこんと入って首を傾げている真っ黒なヘビトカゲちゃんの何と可愛い事か。しかも今のロクはちっちゃくて可愛いお手手が生えてるから、長い首を傾げてその手に無理矢理寄せて人間がやってるみたいに顔を手でポリポリやってるのがめちゃんこ可愛い。天使。ここに手乗り天使がいる。
もうその仕草だけで俺は何もかもどうでも良くなってくるが、いやいやここは心を強く保たなければいけない。何故なら、俺は今から酔っぱらいのオッサン二人を酒場まで迎えに行くという重苦しい試練が待っているからだ。
宿に戻って来て早々面倒臭いことではあるが、長々と入り浸って他の人に迷惑をかけてしまう前に回収しなきゃな……いくら酒が飲み放題といってもお店にも限界があるだろうし、なによりあの二人は腕っ節が強いからヘタにインネンをつけたら、そのつけた方がボコられて可哀想な事になりそうだし……。
ともかく、長居させても良いことは無い。明日ナルラトさんも別れの挨拶をしに来てくれるってのに、グデグデの状態で会わせられるか。
ちゃんとして貰わないと、ちゃんとな!
……ってなワケで、色々考えたいところではあるが一先ず置いといて、俺は可愛いロクが一人で寂しくないように、ペコリアに呼んで三匹でのお留守番を頼むと、一階にあるという酒場へと向かった。
いやー、サービニア号では召喚珠がなくてペコリア達を呼べなかったけど、今回はキチンとキュウマの所からバッグも持ち出せて良かったよ。おかげで俺は守護獣達とまた旅が出来るワケだし、ロクにも寂しい思いをさせなくて済むしな。
ロクたちには後でボールみたいに丸いバナナっぽい果物……マルムーサをたくさん食べさせてあげよう。美味いんだアレは。
「ふふふ、熱い場所だからそうドコドコ呼べないけど、藍鉄や柘榴にも味わって欲しいなぁ~。次の宿が過ごしやすそうな場所だったら、藍鉄達にもあげよう」
それに、ブラシやオイルも買ったんだからせっかくならお手入れしてあげたい。
あっ、いや、これは俺の欲望からの行為なので、あくまでも藍鉄達が良ければ……という話だが。クロウ用のブラシは、まあ……カンカンの中に隠しておこう。
色んな事を考えつつ、絨毯も壁紙も模様が細かくて目がチカチカしつつ、オシャレな手摺りの階段を下りて俺は酒場へと向かう。
人族用のお宿なだけあって何もかも豪奢だが、獣人族ってどんな宿を「高級」って言うんだろうな。王都にでも行けば分かるんだろうか。
【酒場はこちら】と丁寧に案内板が掲げられている廊下を歩いて行くと、突き当たりに両扉が開かれた部屋が見える。そこには石を敷き詰められた床が広がっていて、人族の酒場のように薄暗い中で人がテーブルについて飲み明かしていた。
どうやら他のお客さんもいるみたいだ。
中に入ってみると、商人っぽい人や冒険者っぽい人もいる。商人の護衛かな。
「…………人族の冒険者のはずなのに、ヤケに露出度高いな……」
オッサンしか居ないのであまり見たくないが、何故か上半身裸で剣を背負うためのベルトをたすき掛けしているスキンヘッドおじさんや、裸に何かゴツい素材のベストを着てキャッキャと酒を飲んでいるマッチョなバンダナおじさんもいる。
何故みんな筋肉を見せるのだ。
獣人の国だから、郷に入っては郷に従えで筋肉を見せてるのかな?
……だとしたら、俺達も露出を高めにした方が良いんだろうか。
いや、俺の場合お見せする筋肉もないしな……むしろ、トラブルに巻き込まれないように服を着込んで「メスですぅ」ムーブした方がいいんだろうか。
いやそれはヤダ。絶対に避けたい……って何考えてんだか。それよりブラック達を探さないと……えーと……あっ、いたいた。
ブラック達は、カウンターに近いテーブル席でお酒を飲んで……――――
「ってなんだあの酒瓶の量は!?」
「あっ、ツカサくぅ~ん! こっちおいでよぉ!」
「ヌゥ……」
「いやヌゥじゃねえよヌゥじゃ! なんでこんなに飲んでんの!? いくら飲み放題と言っても飲みすぎだろこれ!」
慌てて近付くブラック達のテーブルには、所狭しと酒瓶が並び……なんなら、椅子の周りにも溢れた酒瓶が置いてあったり転がったりしていた。
……おい、どんだけ飲んだんだよお前ら。なにしてんのホントに。
「うへへぇ~つかしゃくぅ~ん」
「酒くさっ! あ、あんたらなあ、さすがにこれはお店に迷惑だろ!? なんでそう酒の事になるといっつも飲む量を加減できなくなるんだお前らは!」
思わずカウンターにいる店員さんに頭を下げてしまうが、相手は「お気になさらないで下さい」と言わんばかりに苦笑して手を振ってくれた。
いやこれ絶対迷惑ですよね。苦笑って時点でもう暖簾を取っ払われて閉店ですって言われててもおかしくないよね! 飲み放題だからそういうの出来ないだけで!
つーかテーブル占拠するほど酒瓶を持って来たって、これお店の在庫大丈夫なの。しかもコイツらまだ飲もうとしてるよね。このままだとお酒なくなっちゃうよね。
そんな状況で笑って許してくれる店員さんの気持ちになれよ!
つーか他のお客さんにも迷惑だろフツーに!
お前らはあの店員さんの苦笑いが見えないのか、と顔を掴んでカウンターの方へと顔を向けようとするが、ブラックの顔はビクとも動かず赤ら顔でヘラヘラ笑っている。
それどころか、こちらに顔を向けると、だらしなく口を歪めて俺に抱き着いて来て。
「んへぇ~、つかしゃくんしゅき~」
「ぬぅう……ずるいぞぶらっく……」
「あーもー面倒臭い酔っぱらいの典型!! もういいから部屋帰ろうって!」
泣き上戸にならないだけまだマシだけど、絡み酒もウザいのはウザい。
面倒臭すぎて一瞬放って帰ってやろうかと思ったが、そんなことをすればこちらのお店が更に迷惑を被ってしまう。……はぁ……持って帰るしかないか……。
てか抱き着くな。頼むから人前で腰にまとわりつかないでくれ、腹に顔を埋めてグリグリすんな。ヘソに鼻つっこんでくるなやめんかっ!
「うぅ~、ぼく一人じゃ歩けないよぉ~、ツカサ君抱っこしてつれてって~」
「出来るかぁっ、俺が潰れるわ!」
「じゃあ肩貸してぇ~……ねぇ~?」
ねぇ~、じゃねえ。ねぇ~、じゃ。
……でも、このまま酒場に居させたら迷惑なまんまだし……まあ、肩ぐらいなら普通だし……仕方ないから引き摺って行くか……。
赤ら顔で余計にだらしない顔になっているブラックはいつもより二割増しで格好悪いが、まあここまで酔っぱらっている相手は見た事が無いし仕方ない。
ここで酒盛りを続けさせて全方位に迷惑をかけるくらいなら、俺がブラックのデカい体に押し潰されようとも部屋まで連れて行く方が平和への近道だろう。
幸い、クロウはブラックよりも少しまともだったので横に付き添って貰い、俺は苦心しブラックの腕を肩に回すと重い体を引きずるようにして酒場から出た。
「ぐ、ぐぅうう……お、お゛も゛だい゛……」
「ツカサ、だいじょうぶか……ヒック」
「だ、だいじょうぶ……」
クロウの暢気な言葉に強がるが、実際はブラックの体重がずっしりと圧し掛かって来て非常につらい。なにこの体重。重いんだけど。こんなに重たかったことってあったかな。もしや、普段はブラックも加減してくれてたって事なんだろうか。
だって上にのしかかられた時だってこんなに……い、いや、それは置いといて。
こんな重いと、階段を上るのが大変かもしれない。
でもクロウに手伝って貰うのもシャクだ……。そりゃ二人と比べれば俺は体力も力もないけども、こういう時ぐらいはしっかり男の甲斐性ってのを見せてやりたいぞ。
そう思い、引き摺りつつもなんとか進んでいると。
「ぁ……」
「なに、どうしたの」
無精髭だらけのオッサンの横顔が動いたのが見えて視線をやると、俺の肩に重くのしかかった相手の顔は、これみよがしに眉を情けなく歪めた。
「お、おしっこしたくなってきちゃった……」
「はぁっ!? い、いや……でもションベンすりゃちょっとは酔いがさめるかも……」
「厠か。共同のが一階の奥の方にあったぞ」
「よっ、よしよしじゃあそこに行こう!」
クロウ、ナイスアシストだ。
このままだと部屋に帰るのに時間が掛かってヤバい事になりそうだと思っていたので、その情報は朗報と言う以外に言いようがない。
さっそくそのトイレに連れて行こうと予定を変更し、俺はクロウに導かれるまま一階の奥まった場所にあるトイレへとブラックを連れて行った。
この宿のトイレは一つずつの個室になっていて、俺の学校のトイレみたいな一つのフロアに複数のトイレがあるタイプではない。、普通の家の個室トイレの扉が何個も壁に並んでいるって感じに近いかな。一瞬戸惑ってしまったが、一番近い場所の扉を開くと普通に洋式のトイレだったのでもう深くは考えまい。
とにかく今はブラックの酔いを少しでも醒まさせてやらなければ。そう思い、俺は肩に担いでいた腕を引くと、ブラックをそこへ突っ込もうとした。
だが。
「つーかーさーくぅん」
「ちょっ、うわっ」
「…………」
「く、クロウなにっ、なっ……」
ブラックに腕を掴まれ一緒にトイレに足を踏み込んだ、と、思ったら、背後から更に押されて俺はブラックの体重に負け蓋を閉めた便器の上に手を突いてしまう。
クロウがブラックごと俺をトイレに押し込んだんだ。
何をするんだと振り返ると。
「ふ、ふへへ……ツカサくぅん……」
ニヤニヤと笑う赤ら顔のブラックと、その更に背後に突っ立って俺をじぃーっと見ている、バンダナで獣耳を隠し人間に変装した女装メイド姿のクロウがいて。
……なんか、やばい、かも……。
「ちょっ……待て。おい、待てお前ら」
「ツカサくぅん、ほら、僕がおしっこするの手伝って」
「いや、あの、く、クロウが……っあ……!」
ブラックが俺を抱えて、くるりと体勢を変える。今度は俺がブラックの体に乗っているような姿勢になり、気が付けば俺は便座に座るブラックの太腿に膝をつくような妙な格好になってしまっていた。
背後にはクロウが立っていて、俺は……狭いトイレの個室の中で、ブラックの体に乗り上げている。何が起こっているのか飲み込めず、されるがままになってしまったが……この状況が非常にマズいということだけは分かる。
いやマズくないワケないだろう。早くこの状況を抜け出さないと。
そう思い俺はようやく慌てようとしたのだが。
「ツカサ君……ね……最近さ、僕ってばツカサ君が欲しくてつい焦っちゃうでしょ? だからさ……今日はここでトロトロになるくらい気持ち良くしてあげるから……僕が、ツカサ君の中に白い濃厚精……いやおしっこ出すのを手伝って? ね?」
「オレも、快楽に溺れて一番美味しくなったツカサが食いたい……」
そう言って、ブラックは俺の体をシャツ越しに撫でながら笑い、クロウは辛抱堪らんとでも言いたげに俺の背中に顔を付け、息を漏らしながら背中にちゅっちゅっとキスをするみたいに吸い付いて来て。
「っい、いやだって……ちょっと待って……っ」
「ふ、ふへへ……前も後ろもたっぷり可愛がってあげるねぇえ……」
「んん……た、たまらんにおいだ……っ」
何言ってんだコイツらはー!!
ああもうっ、これだから酔っぱらいの相手は嫌なんだよー!!
→
※続きます
もっとセクハラしたい熱がたかまってしまった…
話が進みませんがゆるして
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